ちょきん不足

2010-02-11 10:04:12 | タナカ君的日常
”貯金” をするでも無く、”チョキン” と切るでも無く、”貯筋” の話しです。

 随分と前から薄々と感じてはいたのですが、 和式トイレで用を済ませてから立ち上がる時の「うんこ座り状態からの立ち上がり動作」 に必要な、脚力の衰えです。 それを決定的に感じたのは年末に初めてスノーボード体験をした時の事でした。 転んでから立ち上がるのが、とても困難なのです。 スキーで転んだ時には慣れも有って、ストックを頼ったり、脚を広げてバランスを取ったり、転んでから立ち上がるのに、それほど不自由はしていなかったのですが、 スノーボードでは勝手が違いました。 お尻を雪面側に置いた状態からはなかなか自力で立ち上がれません。 だから、雪まみれになって体を反転させ腹側を雪面に付ける態勢に直してから、手を雪面に突いて起き上がったり、 片方の足の固定具を外し、立ち上がってから靴を再度固定する始末。

 若いときから山歩きはしていたから、脚の筋肉はそれなりに付いている積りだったのですけれど... 振り返ってみると、膝を深く曲げた状態から体を持ち上げる様な筋肉の使い方から随分と遠ざかっていたのだと感じます。 自宅の便器は洋式だし、 山を登るときには、出来るだけ小刻みなステップで(膝を深く曲げないで)歩くのが常態となっていたし、 コンビニの店頭でうんこ座りでしゃがんでいる若者を見ると 「みっともない格好さらすんじゃねーよ」みたいな感情を持っていたしね。

 会社を一年前に辞めてからは、「百歳まで歩く」なんてタイトルの本に書かれていた身体の深部の筋肉をトレーニングする方法を日常生活の中で実行していたのですが、 正月休み明けからは真っ直ぐ立った姿勢から膝を曲げて(大相撲の蹲踞の姿勢?)、そこから立ち上がる動作を追加しました。 更に最近はその時に手には軽いダンベルを持ったりしています。 こんな”貯筋”不足への対応策で今後の人生なんとかなるか? まあ少しづつ続けてみる積りです。
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