Li電池ホルダー製作

2013-03-02 07:39:47 | タナカ君的日常
 このところ昔のラジオ少年だった頃の様な工作に没頭しているのだが、 今度はLEDバックライト用の電源を電池にする話です。

 最初は小型なバイク用の電池を使うつもりでカー用品店のイエローハットに行ってみたら、 小型な物は置いてあったけれど、 僕の心づもりの値段に対して遥かに高い値段で売られていた。 なにしろ軽自動車のバッテリーが5千円台に対して、なんと1万円を越える値段ですから。 「これは高すぎる、どうしよう?」

 その結果、予備に持っているカメラ用のリチューム電池を使う事にしたのです。 これならもっとコンパクトだし、 雪の結晶撮影に使うカメラの予備電池だから、 必ず持って歩くし、充電器も使えるし、良いことづくめに思えます。



 電池ケースの材料は先日の端材を購入してきた時の残り板を使って電池がピッタリ入る小さな箱を作りました(Top写真が完成形のそれです)。  問題は電池の片面に複数在る電極の中の出力用電極に如何に確実な接触の得られる取り出し電極が作れるか・・・です。

 最初は手持ちのジャンク部品の中から、小さなバネみたいな物を探しましたが、 どうもしっくりする物がありません。 そこで考えついたのはテフロン被覆の細い線材の一部を剥いてヘアピンみたいに折り返し、 そのヘアピンの先端のむき出しになった線材を折り曲げて突起状にして、その突起が電池の電極に当たる様な構造にしました。


 その接触子部分を見た写真です。



 具体的な接触子の構造は上図の様な形にしました。 電池の電極に当たる突起部分のバネ性はL字状に曲げた部分から先、長さ5mm程の区間、線材を覆うテフロン素材の弾力に頼ることにしました。  これで電池の電極に当たる力も適当な様で、 まずは上手く行ったと自己満足しています。

 使うときにはまず電池を箱に挿入し、 次いで取り出し電極ブロックを押し当て、 最後にその電極ブロックを輪ゴムでくくって固定して使います。

 実際には雪のある寒い屋外で使いますからホカロンでも抱かせて新聞紙にでもくるんで保温して使う事になるんじゃないかとおもっています。


 ところで使用する電池はOLYMPUS製デジカメOM-D用のものですが、 出力電圧は無負荷時に測定したら8V弱でした。 とりあえずLEDには10mAと20mAが流せるように2組みの電流制限用の抵抗を取り付けておきました。 20mAでドライブしても電池は1200mA・hほどの定格らしいので60時間は使える勘定になります。 だから数時間の写真撮影には充分な物になってくれるはずです。
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