災害頻発の年@2013

2013-11-19 09:49:02 | タナカ君的日常
 もうニュースとしては古くなったけれど、”11月8日、フィリピン中部を台風30号(Typhoon Haiyan、中心気圧が一時895ヘクトパスカルにのぼる、今年発生した最も強い勢力の台風)が直撃、レイテ島を中心に大きな被害が発生した” たしかに被害は甚大です、破壊された家々の様子は東北大地震後の津波に襲われた日本の惨状と同じです。

 その前には大量の降雨に引き続く大規模な土砂崩れが発生した伊豆の大島での災害など、今年は降雨や高波と水がからんだ大きな災害が記憶に残る年になりました。 それは 「今年」 では無く「近年」なのかも知れませんが・・・

”そして想う・・・” と文章を続けたいところだが、 実際の所ほとんど無関心に近く、 ニュースで報じられた直後に、このブログに取り上げることはしなかった。

 本当に無関心だったか? と問えば逆になる。 ややこしい表現になっちまったが、 大島やフィリピンでの災害を伝える報道に接して、思うことを率直に文章にすると何かと差し障りがありそうで、 ブログ記事化を自己規制しちゃってる面が無きにしもあらずです。 かと言って何も書いておかないと、「2013年の出来事の想い出」に残らないかもしれないと思って、 こんな記事をUpしているのです。

 フィリピンの状況を伝える映像の中で、「ほう、これは!」と記憶に残した場面がありました。被災したガソリンスタンドの燃料槽の周辺に群がった人々の様子です。 細い竹竿の先にペットボトル容器を括りつけて燃料油を汲み出している様子でした。 なにか既視感を感じて記憶を辿ってみると、 蟻塚の中に棒を差し込んで、差し込まれた棒に獅噛みついて出てくる蟻を食べている僕達の仲間の姿でした。 そして「あの汲み出した油、海水で薄まってはいないのか?」、「車の燃料として使えるのか?」 そんな余計な事に思いは移って行ったのです。
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