10日ほど前に書いた緊急搬送同乗記。 その時に倒れた囲碁仲間はその後、運び込まれた多摩医療センター・ERのICUから、 3日後には別のリハビリ部門が充実した一般病院に転院したと電話で最近聞きました。 どうやら脳内への内出血は一旦治まり、「血腫を取り除く手術は不要、リハビリに専念」そんな判断がなされたようです。
それで穏やかに晴れて暖かな病院見舞い日和だった昨日の日曜日、 今が最盛期の柿の実をぶら下げて、友人と一緒に転院先を訪れた。
見舞って受けた印象を四文字熟語で表せば
「 言語明瞭・半身不随 」
まだベッドで横たわったまま、自力での行動は全く出来ない、 つまり便所にも行けないからオムツを使用、 リハビリ治療もまだ緒に着いたばかり、 そんな状況でした。
しかし病院そのものはリハビリ科を有するだけあって、 一般診療の無い日曜日にも、彼の治療スケジュール表には午前と午後の2回、 リハビリ作業訓練の予定時刻が書き込まれていました。
彼は、 「努力して歩ける様になる!!」、「それは未だ歩けない孫との競争だ !」と言ってました。
ベッドの脇には写真が置かれ、それは彼が画面の中心に居て、まだハイハイも出来るかどうかの月齢のお孫さんも写った和やかそうな家族の集合写真でした。
また奥様からは 「孫の○☆ちゃんと貴方と、どっちが早く歩けるように成るかしら?」、「楽しみだわ」そんな励まし言葉もあったそうです。
「絶対治す」 そんな彼のモチベーションも、 そんな家族があって生まれるのかな? と思いながら話を聞きつつ・・・ 一方で「彼は独りで生活していて、家族が居ないんじゃないか?」 そんな囲碁仲間のあいだに広まっていた、あやふや情報はどうして広まったのか? 世の中の噂なんて、いい加減なもんですね。
さて、今日はこれでお別れですが、「今だって右手は動くから、碁石は握れるよ」そういう彼がベッドの上で上体を起こして過ごせる様になったら、見舞いには碁盤を持参して来ましょうかね。
それで穏やかに晴れて暖かな病院見舞い日和だった昨日の日曜日、 今が最盛期の柿の実をぶら下げて、友人と一緒に転院先を訪れた。
見舞って受けた印象を四文字熟語で表せば
「 言語明瞭・半身不随 」
まだベッドで横たわったまま、自力での行動は全く出来ない、 つまり便所にも行けないからオムツを使用、 リハビリ治療もまだ緒に着いたばかり、 そんな状況でした。
しかし病院そのものはリハビリ科を有するだけあって、 一般診療の無い日曜日にも、彼の治療スケジュール表には午前と午後の2回、 リハビリ作業訓練の予定時刻が書き込まれていました。
彼は、 「努力して歩ける様になる!!」、「それは未だ歩けない孫との競争だ !」と言ってました。
ベッドの脇には写真が置かれ、それは彼が画面の中心に居て、まだハイハイも出来るかどうかの月齢のお孫さんも写った和やかそうな家族の集合写真でした。
また奥様からは 「孫の○☆ちゃんと貴方と、どっちが早く歩けるように成るかしら?」、「楽しみだわ」そんな励まし言葉もあったそうです。
「絶対治す」 そんな彼のモチベーションも、 そんな家族があって生まれるのかな? と思いながら話を聞きつつ・・・ 一方で「彼は独りで生活していて、家族が居ないんじゃないか?」 そんな囲碁仲間のあいだに広まっていた、あやふや情報はどうして広まったのか? 世の中の噂なんて、いい加減なもんですね。
さて、今日はこれでお別れですが、「今だって右手は動くから、碁石は握れるよ」そういう彼がベッドの上で上体を起こして過ごせる様になったら、見舞いには碁盤を持参して来ましょうかね。