知人の来訪

2015-08-08 10:14:10 | 安曇野生活
 常念岳から餓鬼岳を縦走して来た知人(Mさん)の3人パーティーが慌ただしく来訪して帰京した。

<8月6日>
 午後1時を過ぎて待ちかねた連絡が入った「いま白沢登山口に着いたとこ、迎えに来て貰えるかな?」と、 「15分ほどで着くと想いますから、待っていて」と返事して、 急いで車に乗り込んだ。 大糸線「安曇沓掛駅」の脇の踏切を通過、「国営・あずみの公園」を左に見て走ること15分、約束した時間で餓鬼岳・白沢登山口到着しました。

 日焼けした顔から出た最初の言葉「まずはどこかで風呂に入りたいんだけど」でした。 「温泉で無くても良いなら、家の近くの入浴施設がお勧めですよ」、 「家に寄って、着替えだけ持って出かけたらどうでしょう?」の提案が通り、まずは”ひのみのの家”にもどりました。 事前のメールのやりとりの中では「一宿二飯の世話になりたい」そんな表現がありましたが、 僕が食事を作って提供する意志はありませんでしたから、「食事ですけど、風呂の帰りにスーパーに寄って食材を買い、自分たちで調理して食べて下さい」と告て、用意して置いた入浴施設とスーパーの場所を描き込んだ地図を渡して、 車を貸してあげ自分たちで運転して出かけてもらいました。 なにせ長岡花火見物から帰った2日後くらいから夏風邪の症状が出てしまい、体調不良で風呂に入るのを控えているのです。

 風呂と買い物から戻ったMさんからは「メンバーの一人(Sさん)は現役で仕事を続けて居るのだが、電話連絡が入り、明日には客先で設備の保守点検を行わないとならなくなった」、「だから泊めてもらうのは二人だけになった」 との話。 Sさんは以前から持っていた電検三種の資格を活かして、70過ぎた今も設備保守を行う会社に職を見つけて仕事を続けているのだとか。 羨ましいような羨ましく無い様な話です。

 広い軒下の仮設テーブルには購入して来たビール、スイカ、寿司などが並びました、 我が家の冷蔵庫にあったキュウリの漬物や、 生の人参とキューリを薄く削った物にポン酢を掛けたものもそこに加わりました。

 そんな早めの晩餐の途中、 午後5時半ころの電車にのるべく、呼んだタクシーの到着をまってSさんは帰宅の途に付いた。 食後はデジカメの画像をTV画面に映し出し、今回の縦走の様子などを見せてもらい、 8時前には就寝。

<8月7日>
 翌朝06:30 夏休みの子供達のラジオ体操の始まる時間です。 床の間の部屋で就寝している連中があまりにも静かだから様子を見に行きました。 一人の姿はありません。 もう一人は布団の中で爆睡を続けていました。 外に出て歩き出すと、ラジオ体操の会場の方向から「おーい、タナカ君」とMさんの声。 どうやら早起きして近所を散歩して、僕がいつも世話になっているご近所さんとも話をして、いろんな情報も仕入れてしまったみたいです。

 トーストと牛乳だけの軽い朝食の後、安曇野廻りのプチ・ドライブに出かけました。 本当は体調が悪いから乗り気になれなかったのですけどね。 仁科神明宮、木崎湖近くの四季山荘さんに立ち寄って木崎湖展望、 佐野坂ゲレンデにあるウオータージャンプでの練習風景見物、 白馬村の震災被害跡地への立ち寄り。 そんなこんなで時間を潰して大町駅への電車の時刻に合わせて戻って来て、お別れしました。 一番興味を持って貰えたのはウオータージャンプだったかな。 白馬村震災跡地の倒壊家屋の撤去はほぼ終了して、被災直後の凄まじい光景は全く消えさっていた。

 駅でお別れしたのが11:30、 少し早めだけど”むつみ亭”で昼食を摂り、 その後は大町市内の入浴施設「蓮華の湯」の休息スペースに入場して(入浴はしませんでした)、午後4時近くまで床に横たわり「ウツラ・ウツラ」して過ごしていました。 この休息が効いたのか、(8月8日には)夏風邪の症状は随分改善しました。
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