ヒスイ峡の上に聳える「明星山」
地質学的な特徴を見せる目的を持つ”ジオパーク”なる活動。 日本各地にそれは設けられているのだが。 その中の一つ「糸魚川ジオパーク」を見物するとて妻と地質や岩石に趣味を持つ友人が、大糸線の平岩駅近くの宿に泊まりに来ていると連絡があった。 なにやら青春十八切符で中央線と大糸線をエッチらオッチら乗り継いでの旅を続けて来たらしい。
そんな電話を貰ってから、糸魚川ジオパークなるものをWEBで調べてみたら、なにやら糸魚川市域の広範囲に散らばっている上に、例えば翡翠で有名な”小滝川ヒスイ峡”に行こうとしたら車でアクセスしないことには訪れるのは無理だと判った。 そこは僕も行ったことが無いので行ってみたい気持ちもあった。 それで今朝の8時半に平岩駅で待ち合わせする事にして車を飛ばして行ったのだ。
そして”小滝川ヒスイ峡”、”フォッサマグナ公園”などに立ち寄り、最後の〆は”フォッサマグナミュージアム”なる博物館での見物の旅をして来た。
ヒスイの原石等の展示をしているだけのちゃちな博物館をイメージして、大した期待もせずに見物した”フォッサマグナミュージアム”なかなかの施設でした。 岩石や化石の標本、日本列島の中央部にフォッサマグナと呼ぶ地層が出来た訳を解説してくれるビデオ画像、どれも僕が”ちゃちい”と感じる領域を超えた物でした。
例えば石灰岩なんて「白っぽい色したセメントの原料」のイメージしか無かったけれど、 多彩な色や模様を持っているのだと知りました。
貝の化石にしたって、薄ボケた泥のような色合いのそれしか頭に無かったのに、こんな綺麗な貝の化石も有るんですね。