新たな人とのつながり

2015-08-29 08:01:24 | タナカ君的日常
 自分自身が高齢になると身の回りの人の訃報を接する機会が増え、放置すれば知人・友人の数は確実に減少傾向に向かうのだ。 それを阻止しようと齷齪する必要も無いと考えているが、 新たな人とのつながりが芽生えると、 「大事に育てて見よう」 そんな気持ちも生じてくる。

 昨日のブログに初登場いただいたリョウセ軍曹もその一人、 大町市のアルプス囲碁村会館で知り合い、親しくお付き合い願える様になったH氏の山荘前の庭先に耕うん機を置いて居並ぶのは、 左からH氏、 ショージ君、 リョウセ軍曹の面々だ。 別に”軍曹”としたのは自衛隊勤務などの軍隊経験があるから付けた訳じゃない、 昨日の記事を書く時に勢いでなんとなく「軍曹」としたけれど、 むしろ「軍師」と呼ぶ方がふさわしい御仁だ、 だから今日から呼び名を軍師に変更する。

 多彩な能力を見せる軍師が昨日耕うん機の前に立ったのは、 ショージ君が手に入れた、中古の耕うん機の試運転に立ち会う監督官兼農業機器サービス技術者としてだった。

 地下足袋姿で農作業の途中と見紛う身拵えで立っているが、 現役時代は大型コンピュータも会社の製品群の一部に有する、大手電機メーカーのソフトウエア開発部隊で隊長だか軍曹だかの役割で活躍されていたみたい。

 そして今、 生まれ故郷に戻り、晴耕雨読の生活をなされる傍ら、 常に疲弊する農山村地域の活性化に役立つ方策が無いか? 考えを巡らせている様が話の端々に感じられる方だった。

 そんな一方、 最近話題のドローンの製作にも興味を向けたりしていらっしゃるとの話。 ドローン作りには僕も大いに興味があるから 「制御系のハードウエア」作りのお手伝いでもさせて貰えたら面白いだろうと考えて、連絡先の交換などをして置いただ。 そして夕刻に軍師からの最初の電話連絡がありましたが 「ハチに刺された所まだ痛むけれど、大丈夫です。 晩酌始めてます・・・」と、日常生活の一端を知らせるものだった。
コメント