カメラシステム(カメラ + 拡大レンズ)
雪の結晶撮影装置に組み込むカメラを最近購入した OM-D EM-5Ⅱ に置き換える改造工事を実施した。 同じメーカーの同じ機種名のマークⅡに置き換えるなんて簡単な事と考えられるのだが、 雪の結晶撮影装置へのカメラの組み換え作業では、 どの程度の改造工事が必要だったか? 参考のために記録しておく。
さて、雪の結晶撮影装置内部のカメラシステムは60mmマクロレンズの前に、 他のフィルムカメラで使用していた焦点距離50mmの標準レンズをクローズアップレンズとして組み合わせて使用する形をとっている。
カメラ本体はクイックシューを使用してカメラシステムのベース部分に脱着可能な形で組み込んでいる。
カメラシステムベースユニットとクイックシュー
改造を必要とした部分 ①~④
クイックシュー上に固定したカメラの様子
クイックシューに付加したカメラガイド
クイックシューに対するカメラの位置を確定させる。
改造箇所の説明 :
① クイックシュー上のカメラガイド(ベニヤ板)の
形状変更
カメラの外形の形状が EM-5 とEM-5Ⅱでは異なるため。
② クイックシューベースの固定位置変更
カメラ底部の三脚固定ネジ位置が変更されていたため。
③ 拡大レンズガイド板
カメラ底部の三脚固定ネジ位置が変更されていたため。
拡大レンズとカメラ間の間隔を変更する必要が生じた。
④ 拡大レンズ取り付け板
カメラ底部の三脚固定ネジ位置が変更されていたため。
長さを短縮する必要が生じた。