足指の付け根を裂傷し、 縫合処置

　自室で左足・薬指の付け根を裂傷した。　原因は電動工具のコードがキンクして出来た小さなループに足指が引っかかり、　バランスを崩して倒れ込む状態になったこと。　なんとか堪えて転倒は防いだのだが、　足指には極端に上に持ち上げる様な力が加わったらしく、　薬指の足裏側が指の幅一杯に渡って裂けて出血した。　その裂傷の痛みよりも裂け目の深さが気になったので、　掛かりつけの外科を受診した。

　医院の待合はコロナウイルスでの外出自粛の宣伝が効いているためか随分と空いていて、　１０分もしない内に診療室に招き入れられた。　受傷原因などの問診の後でベッドにうつ伏せになった状態で横たわる様に言われ、　チェックを受けた。　チェックの中身は足指全体を下に向かせたり、　逆に上向きに動かす動作の確認があった。

　医者は「タナカさん、　指は正常に動く様だから、　骨折も無く筋も問題なし」、「ただ裂け目が大きいから縫合した方が良いね」 といいつつ看護婦に傷口の消毒、　麻酔注射の準備等を命じ、　縫合手術が開始された。

　麻酔は薬指周辺の局所麻酔。　縫合は何針縫ったか聞かなかったけれど、　「ここは顔と違って、くっつけば良いところだから」　そんな話もありました。　縫合処置に要した時間を考えると、　しっかりと何針か縫い付けてくれた事でしょう。

　痛み止めと抗生物質の錠剤の処方を受けましたが、　一夜明けた今までに痛み止めの錠剤は消費していません。　立った姿勢では足裏に少し腫れ感があります。　　とりあえず、　足をマッサージして血流の滞りをなくして回復の手助けでもしてみます。