ほぼ完成した状態の日野橋
下流側、およそ200m地点の堤防上から撮影
日野橋と背後にある立日橋(モノレール走行が見えている)
下流側、およそ200m地点の堤防上から撮影
日野橋と背後にある立日橋(モノレール走行が見えている)
去年の19号台風による多摩川増水で旧・甲州街道の主要橋梁だった日野橋の橋脚が沈み込み、 通行止めとなっていたが、 残すところ半月、 5月12日(火) AM10:00 から通行止めが解除される運びとなった。
それで、 今朝は工事現場の様子を見物に行って来た。 立川側の日野橋交差点から日野橋に向かって行くと、 通行止めが始まった時と同じく、 カラーコーンが並び、 通行止めの立て看板が設置され、 警備員さんが立ち番している風景が見られました。
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この写真では全く工事の進捗は判りませんが、 下流側の堤防上から橋を眺めると、 ほぼ完成した橋の姿が見えました。
工事がどのように実施されたか? 興味を持って眺めて来ました。
工事の実施手順を推測すると・・・
1. 多摩川の流水路を右岸・日野市寄りに掘削し
川の流れを移動させた。
2. 沈降した橋脚を中心としたエリアの地盤を平坦化。
目的は橋脚への工事用重機・車両アクセスのため。
3. 橋桁の撤去。
4. コンクリート橋脚を切断除去。
5. 新規製作した鉄製の橋桁を設置。
橋桁の長さは従来の2倍
6. 路面工事
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ほぼ完成している日野橋(注目点は更新された橋桁とその下に残る橋脚基部)
下流側およそ30mの堤防上からの撮影