書籍関係の廃棄対象を引っ張り出したことは何日か前に書いた、 今日の対象はは電気部品のそれ。
Top写真に並んで居るプリント基板は現役時代の試作機に使った物だが、 電気系、特にPC関係の進歩は凄まじく、 PC本体の日本メーカーで言えばNECのPC9800系、 アメリカIBM社のAT系が有ったが、 NECのそれは世界の主流から孤立したバスを内蔵し、 それ故に商品は消え去った。 一方AT系でも、 その中に組み込まれる拡張ボードは写真にあるISAバスの物から小型な基板に対応したPCI Busを組込こんだ本体へと変化していった。 試作の設計時点ではISAバスの回路で実験を進めても、 我々の開発商品の設計段階では PCI バス対応ボードを使わざるを得なくなってしまい、ISA バスボードは不要になり、 最後は僕の所に転がり込み、 今にいたる事になったのです。
まあそんなボードを貰った頃には「退職後に遊びないしはアルバイト仕事にそんなボードを使う事もあるだろう」との想いもあったけれど、 実際には使う事の無いまま20年以上の歳月が過ぎ、 今となっては捨てるしかありません。
右にあるROMライターだって、 書き込み対象のメモリーは 記憶容量64 kb ~ 512 kb 、 今の世の中ではデジカメの画像1枚分の容量だけで、 それより大きい事があり、 そんな小容量のROMなんて単品で商品化はされてない。 まあどこかの博物館に展示するか? 廃棄するしか無い時代遅れの代物になってます。
ポータブルのカセットデッキ、 電源はリチャージャブルの電池が内蔵されていた物だが、 今はカセットテープを使う事がなくなりました、 したがってこれも廃棄です。 こんなあれこれの電気部品、 他にも電話回線用のモデムなど、 並べきれない廃棄対象の品々が押入れのダンボール箱からは出て来ます。 片付け終わるのは何時になるかなあ?