ときおり覗きに行く図書館、 その一画に「リサイクル図書」コーナーが有って、 そこに置かれた本は好き勝手に持ち帰る事が出来る様になっている。 そのコーナーには本を提供(排出)したい人は「一応図書館員に話して下さい}みたいな表現の張り紙も出ている。
何日か前、 英会話教本の様なものは、 本や雑誌をゴミとして排出する日にさっさと処分したのだが、 サラリーマン時代にやっていた株取引関連の本が何冊か有って、 ゴミとして排出すれば一番簡単だとは思うものの、 一番大判の本なんか定価は9800円もの高額な本だし、 A5版の「相場で負けた時に読む本」なんてのだって定価は1500+税で、 買ってでも読みたい人がもしも持ち帰り自由のリサイクルコーナーに置いてあったら、 喜んで持ち帰るだろう・・・ そう考えて本を無駄に捨てないために、 図書館の窓口の人の所に持ち込んだのでした。
そしたら、 発行日の古いものは受付出来ませんと言いながら、 それぞれの本の ISBN 番号をPCに取り込み、 一部しか引き取って貰えませんでした。 本の内容や価格なんか無関係みたいな感じで扱われたのは想定外でした。
古い本と言えば僕は二十代の頃に神田の古本屋で「鈴木牧之の北越雪譜」の復刻版(発刊当時の木版製本を写真撮影して印刷した復刻品)を購入して、 今も持っているのだが、 そんなのは図書館でどう扱われるのかな? 今年の春の山菜の時期に車に乗せて行き、山菜エリアへの通り道にある(牧之の生まれ故郷) 塩沢町地域の図書館か中学校あたりの図書室に寄贈してみようかと考えているのだが、 ありがた迷惑扱いされちゃうかな?