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地震の周辺・やってますアピール

2011-03-19 07:50:15 | 地震の周辺
 原発の建家内部に置かれた使用済み核燃料棒の水槽に水を補給すべく努力が続けられている。 その一つとしてヘリコプターが7.5トンほどの容量をもつ容器をロープで吊るして建家上空を通過しつつ水を撒き散らす作業が行われた。 実施された回数はたったの4回。 その内で効果的に注水出来たか?と思われるのは建家の陸側(風上側)から海側に通過する形で行われた最初の1回だけ。 2回目は高度が高いためか水が広がってしまい、効果なさそう。 3、4回目は海で海水を補給して風上側の方向に進路を取って注水したが、風に流されてまったく建家に水は届かない有様だった。 これを教訓にして、海水を再補給した後に1回目と同じように風上側から接近して注水を繰り返すのかと思いきや、その後はヘリでの注水作業は中止されてしまった。 

 この注水作業、放射能の危険がある場所で行うのだから、ホバリングなんかしたくないだろう。 だから通過しながらの注水もやむを得ないとは思います。 しかし、それならそれで当日の風向きなどの気象条件も考慮したり、 同じような福島第2原発の施設が20km程の距離にあるのだから、それを利用して、「同じような施設を目標に訓練してから事に臨んだらどうなのよ!!」 と思ってしまうのだが、実際はどうだったのかな?

 最近届いたメールの表現を借りれば (自衛隊の) ”ヘリからの海水投下は、たったの4回で終了、パフォーマンスとしか写りません” これが普通の受け止め方と思います。 しかしTVでの防衛大臣は「総理と防衛大臣の意向を汲んで、統合幕僚長が決断し実行した」 などと、”やってますアピール”を映し出している。 こんな練度の自衛隊が本物の戦争で爆弾投下したら目標とされた周辺の住民は大変だろうなー。
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地震の周辺・僕達もボランティア

2011-03-18 12:14:10 | 地震の周辺
 地震被災地周辺で避難所生活で大変な状況にある人々、我が家の近くでも鉄道の間引き運転で通勤に苦労している方々が大勢いる。 それに引き替えて東京近郊の地に住み、現役サラリーマンを2年前に止めた我が家では、通勤の苦労も、子育ての苦労も無く、正月明け早々にスキーで骨折した右腕の回復だけを待つ平穏な暮らしをさせて貰っています。

 まあそんな中で、「何かお役に立つ事が出来れば」の気持ちがありまして、 一番直接的なのは救援募金というのは判った上でのはなしですが・・・ 

 五日市街道の砂川九番に程近い場所にある旧住宅公団のいわゆる団地の2DK一部屋を持っています。 そこはJR立川駅へは自転車で10分、私の元の職場のあった昭島市まで自転車で25分程度の場所です。 「息子が大人になった時にそこに住んでくれたら」なんて親の勝手な希望で空き家のまま持ち続けていたのですが、その息子は関西地方に勤務し、東京に戻る気配はありません。 そんな訳で、避難所で苦労している方、あるいは通勤で苦労している方に部屋を使ってもらうのはどうだろうと思い始めています。 部屋を使ってもらうだけで、例えば妊婦さんの様な方が利用したいと言われても、その生活の面倒まで見る事はできないとお断りしておきます。 

 被災地の周辺の方の中でで落ち着いた場所で出産・子育てをしたいと言う人に使ってもらえたら最高かなと思っています。 その時、3人程度の妊婦さんがグループで生活されたりする方が、お互いに助けあって生活出来るのではないかな? なんて余計なことも考えています。 僕のこのブログを見てくださる方は一日120人前後で大半の方は僕の知り合いの方だから、被災地の方がこれを見るか判りません。 そんな読者を相手にしたこのブログでこの様なお知らせして、どんな反応があるか? 嫌がらせメールが多量に来たらどうしよう・・・ そんな心配も無いではありませんが、 とりあえず行動を!!

連絡は下記のアドレスにメール下さい、電話連絡先、住所など、メールでのやりとりの中でお知らせします。

opn2goo@mail.goo.ne.jp
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地震の周辺・疎ましいTV・CM

2011-03-17 07:49:13 | 地震の周辺
 地震の後で民放TVのコマーシャルに異変が起きている、 「エイ・シー!」 とささやくコマーシャルが大増殖し、多くの民放のCMにそれが顔を出している。  一度だけその「エイ・シー!」の音を聞くだけなら、 大音量でもないし、どちらかと言えば美しいとも思える女性の声なのだが、短時間の内に何度となく聞こえてくると嫌味な騒音に変質する。  コマーシャルの内容もサッカーのオシム監督を登場させて「脳卒中の症状が出たら早めの対応を」と呼びかけたり、母親と娘を登場させて子宮頸癌の予防を呼びかけたり、 「困って居る人を助けるためにちょっとした勇気を出そう」とか、足長育英会の活動等、ヒアルロン酸だとかセサミンだとか喚く商品のコマーシャルよりは高級感は漂っているのだけれど... 最後に付け加える「エイ・シー!」の音が何故か見ている僕は疎ましく感じてしまうのです。

 いったい、それを提供する 「AC(公共広告機構)」なる組織は何者よ? とそこのWebサイトを覗いてみたところ、

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ACジャパンの活動は、広告のもつ強力な伝達力や説得機能を生かし
社会・公共のためになる「公共広告」を制作し、全国でキャンペーン展開しています。
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 このような活動に協力する民間の会社からの協賛金あるいは個人の寄付などを資金源とする組織だそうだ。 その組織にとって この度の震災後はTV局への一般のコマーシャル依頼が減ってCM単価が安くなり、にコマーシャル活動のチャンスとばかりに多くの時間枠を手に入れて流しているのだろうか? 「でも僕のような人間には同じ多量のCM繰り返しは逆効果ですよ!!」と一言つぶやいてみたくなる。
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地震の周辺・嬉しいニュース

2011-03-16 11:54:20 | 地震の周辺
今日は嬉しいニュースです。 今回の津波が襲った地域に身内が住む知人、そのお兄さんが住む牡鹿半島谷川浜一帯の家や構造物は跡形もなく津波にさらわれてしまったのですが、無事に避難してらっしゃる事が判ったのです。 

 知人のお子さん達や、親戚の同じような年代の若者がGoogleが運営しているPerson Finder (消息情報)上で情報収集をしている事を知っていたので、時々アクセスして様子を見守っていました。 昨日その投稿の中に、こんな無事をしらせる情報が掲載されました。 

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○ みなさんへ うちの母がたかひろ兄さんより聞いた情報ですが、谷川のおじさんたちは無事だそうです!

○ たかぼう兄ちゃんからの連絡あり!泊浜コミュニティに避難してたって!!!!!おばちゃんもおそらく一緒!

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 夜になって、知人が仕事から帰宅する時間に電話しました。 「ハイ、モシモシ!!」の何時もと同じ電話口の第一声も元気溌剌のエネルギーに満ちていました。 一昨日、「谷川が津波で壊滅した画像がインターネット上で見られる」 と連絡をくれた時の感情を無理に抑制して平静を保った声音とはまったく違いました。 本当によかったです、 喜びを分かち合う挨拶を軽くして短い電話を切りました。

 しかし、連絡を取りたい時に連絡を取り合える、そんな日常の電話の様なインフラの持つ意味は物凄く大きいものがありますね。 昨年のロシア旅行でご一緒した "padaさん” もつい先日のブログの中で、こんな風に記していました。

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今日やっと岩手県内陸部に住む両親と話すことができました。
仙台に住む祖母も親戚も無事でした。

たくさんの情報が溢れる世の中で、自分が欲しい情報が手に入らないことがこんなにももどかしいとは…。
情報を探す過程で見てしまった「被災情報飽きた」とかいうものには激しい憤りを感じ、情けなく思いました。

まだまだ余震も心配ですし、状況だって正直全然わからないので不安もあります。

非常時に使えない携帯にも、(システムのことはわかりませんが)いろいろなサービスを付けるよりもそちらを強化して欲しいと心から思いました。
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 つい先日「水曜日はブログ休載日」として、書くのを止めた日があったけれど、 そんな事に拘らず、書きたい日には書いて、気が乗らなければ止める、 そんなスタンスで行く事にします。
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地震の周辺・買い急ぐ人々

2011-03-15 18:39:02 | 地震の周辺
 昨日あたりかららしいけれど、ガソリンの在庫を持つスタンドには車列が異常な長さで続いていますね。 散歩コースの途中にあるスタンドでは燃料補充のために並ぶ車が左車線の縁ぎりぎりに寄せて車列を作っていいました。 その都道は取りあえずセンターラインが引かれた道路なのですが、その車列の脇を直進する車はセンターラインを踏み越えて進んで行くしか無い状態でした。 それから、そのスタンドは普段なら周辺の店の価格よりもリッター当たり2円程安い価格表示で客を呼んでいるのですが、今日は値段表示ボードは空白にしてあったのも笑えます。

 一方、五日市街道を新宿に向かう側に面したスタンドは、そこにガソリンを入れる車を並ばせたら五日市街道にとんでもない渋滞が発生して問題となるからだろうと思うけれど、道幅に余裕のある直交する団地への取り付け道路上に写真の様な右側通行状態の変則的な車列を作らせ、順次スタンド内に入れていました。

 しかし車のオーナーは普段の使用にあたって車の燃料って、それなりの補充をして置かないものなんですかね。 ちなみに我が家の車は燃料計の指示で3/4以上ありそうなので、当面補充の必要はありません。

 スーパーマーケットやコンビニの商品も、買い急ぎ客の行動で店頭の陳列棚の様子が第一次オイルショック後の買いだめによって発生したような異常な状態が散見されてます。 我が家では登山用のヘッドランプ、車中泊の炊事道具としての卓上コンロとその燃料、そう言った非常時グッズの類の物は常時揃っているし、 あのオイルショックの時の経験から言って、妻は「食料だって買い急ぐ必要なんて無いわ!」のスタンスで、普段と変わらぬ購入姿勢を貫いています。
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地震の周辺・計画停電等

2011-03-14 12:11:25 | 地震の周辺
 計画停電が予定されている関東地方、 我が家のエリアは昼過ぎから夕方までの予定であるらしく、東京電力のロゴを付けた車や、市役所関係の車がスピーカーで触回っています。 計画停電と言っても実際にどうなるか判りませんが、停電する前にブログをUpしておきます。

 今朝はリハビリのための通院日で、慌ただしく朝食を摂っている所に先日ブログで触れた三陸地方に実家を持つ知人から電話が入った。 「アメリカにいる娘から、震災後の実家付近が撮影された映像がWebで見られると連絡があった」、「実家との電話連絡はまったく取れていない・・・」と言うもので、転送してくれたメールには、その地震前の映像津波後の映像のリンク先が記されていた。 小さな浜辺の村落が跡形もなくなっています。 なんとも言い様がありません。

 それにつけてもTV報道では三陸鉄道沿線の主要な町の甚大な津波被害の状況は嫌というほど繰り返し流しているが、 知人の実家のある小さな村落の状況なんかはコレッポッチも報道はされませんが、 Webの画像をみると津波で綺麗サッパリ跡形もなく家や田畑が流されてしまっている様子が見てとれます。  「日本のTV局なんか、同じ地域にウルサイほどヘリコプターや飛行機を飛ばして、同じ映像を並べ立てて自慢しあっている」 こんな時の報道は「各社分担して対象地域を広くカバーして報道したらどうなのよ!!」 と思ってしまいます。 Googleの様な外国メディア経由で自国の災害状況を知るなんて、悲しすぎます。

 ところで、きょう通院した病院、節電のために廊下や待合室の照明が間引かれていましたが、診療は平常通りやっていました。

上に掲載した写真は視野の一部に外の光が当たる窓を取り入れたため待合室の様子が極端に暗く表現されていますが、実際の感じは、これほど暗くなく、安全上に問題は無い状態です。
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地震の周辺・Person Finder等

2011-03-13 09:38:14 | 地震の周辺
[ 原発事故 ]

 東電福島原発では半径 3km、 10km、20km と時間を経るに従って住民退避区域を拡大させていっている。 なんとか事故の内容を小さく見せようと、昨日朝一番には総理大臣を原発付近に案内する、安心感を与える演出(?)までやっていたが... 事態は1号機では炉心冷却ポンプ用電力喪失から始まって、炉心融解、水素爆発と進んでしまった。 さらに、 今迄冷却作業を進めていた3号機が冷却機能を喪失したと報道され始めた。 人間が作った原発の安全システム、 やはり不完全でした。 それにつけても住民に対する避難指示なんて権限は私企業の東電が持っていないのは判るけれど、 対処している作業内や、それが失敗した場合に起こり得る事態や必要となる対応など、率直に広報しても良いのではないか? とおもいながら、 歯切れも悪く、具体的な状況の見えない官房長官や総理大臣の談話を聞いていました。

[ 東京周辺の様子 ]

13日の日曜日に高速道路を走って山歩きに行く計画があった。 それがリーダーの決断で急遽中止となりました。 そのメールの遣り取りで東京周辺の地震にまつわる状況の一部が垣間見えて来ます。

********* 山行リーダー発信 : 埼玉在住 *********
 地震被害、大丈夫でしたか。?我家も今のところ特にありません。
この状況ですので、13日の山行は一旦中止したいと思います。
了解ください。

********* メンバー返信1 : 都内豊島区在住 ********* 
了解しました。
私は、昨日外出先から帰宅できず、今朝地下鉄でやっと戻りました。
さと子は飯田橋から歩いて帰宅しました。
我が家は本棚の中身が散乱した程度で特に被害はありません。


********* メンバー返信2 : 横浜 在住    *********
こちらは夜中まで停電で、ラジオのみの情報で
何処にも電話(固定、携帯とも)及びメールも出来ず
山道具のボンベで暖房、ローソクの灯りでの食事になりました
家そのものには被害が無いようです
山行の中止了解しました


[ Person Finder (消息情報): 2011 日本地震  ]

 昨日の記事で「知人が三陸地方の実家の安否が取れずにいる」事を記したが、 TVで流される津波の威力の凄まじさを見るにつけ本当に心配になって来る。 かと行って連絡がつかずに不安になっている知人に、僕なんかが「連絡取れましたか?」なんてしつこく電話するのもためらわれる。 本当は「実家は大丈夫だったよ」とメールか電話があれば最高なのだけれど...と思いつつ、試しに Googleが今回の地震に対して設けたPerson Finder を試してみた。 知人の「実家の姓」を入れて検索表示させるとTopの写真の様な情報が見えました。 太平洋からストレートに入り込む小さな入江のそのにはどんな苗字の人々が居るのか知りませんが、 実家のある地区名で知人と同姓の住人の安否を心配している人が何人かいることが見て取れました。 単に電話線の切断、 携帯電話中継アンテナの故障、 停電などで電話連絡がつかないだけであって欲しいと思わずにはいられません。
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地震の周辺・狼少年

2011-03-12 07:40:01 | 地震の周辺
 午前7時頃のTV画面は宮城県南三陸町の空撮映像を映し出していて、コンクリート2階建の屋上には木造住宅の破片の様な木っ端が乗っている様子が映しだされている。 他にもコンクリートの建物が幾つか見える映像の周辺は殆ど平地、「その他の木造建物はに全部無くなってしまったのか?」と心配になる映像だ。
 
 昨晩は東北大学に息子さんを通よわせ、女川には実家を持つ友人に電話をしたところ、 「息子はタイに旅行中で何も問題ないのだが、実家には何度か電話しているのだけれど、連絡がまったく取れなくて心配している」との事だった。


 ところで今朝は6時少し前から起床して、地震関連で溢れかえっているTV番組を眺め、 今は7時少し前だけれど、その途中のTVでは「緊急地震速報」を3回も流していた。 妻の持つ携帯電話からも何時に無い警報音でそれを知らせていた。 震源は神奈川、長野、千葉などであったが、いずれも我が家では揺れを感じることもなく「緊急地震速報」などと喚くほどの情報か?と思い、 信頼性の無い情報を3回も聞かされると「緊急地震速報」は狼少年だなとスッカリ聞き流しモードになっています。 昨日の午後2時過ぎの本震の時には「緊急地震速報」は流されたのだろうか?

 しかし、とんでもない災害になりました。 地震多発国の日本の取るべき対応は役立つ見込みが無い地震予知研究に金をつぎ込むべきでは無い(うろ覚えの記憶では、随分前に、東大の地震研究所あたりに所属する研究者が「無駄だ!予知なんて出来無い」と発言していたことも有った様な)と言う意見も有るようですが、僕もそう思います。 それよりも、原発の停電時に対処すべき「ディーゼル発電機が動作しない」そんな、いい加減な保守体制を改善したり、 首都圏で報じられた「帰宅難民」問題のために、職場などに寝袋を準備しておいたり、 人的被害のすくなかったNZクライストチャーチの地震に倣うとすれば低層住宅に大多数の人が暮らせるような施策をとる、 なんて事の方が大事だし有効じゃないのか? と思ったりしています。
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東北地方太平洋沖地震

2011-03-11 20:42:08 | 地震の周辺
 
*********  Google Crisis Response より転載 *********
3 月 11 日午後 2 時 46 分ごろ、マグニチュード 8.8 を記録する地震が東北地方太平洋沖で発生し、停電や火災、津波などの被害が拡大しています。
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 公民館で囲碁を打っている最中に揺れを感じはじめた。 徐々に揺れは強くなり全員が「結構強いぞ!」などと言葉を交わし始めた。 屋外に出られる窓側の席にいた人がガラス戸を開けて外の様子を見始めた、 僕を含めて何人かは家の中で押しつぶされるのはゴメンだと思って、外に避難しました。 地面はゆっくりした周期の揺れが続いています。 囲碁に集まっている面々の大多数は60歳以上です、その大半が「こんな揺れの地震は始めてだな・・・」と思う地震でした。 家が近所の人は家に戻って安全確認をしたり、ついでにTV報道をチェックして来たようです。 揺れが収まるとまた室内に戻り囲碁の続きを打ち、余震の大きいのが来ると、また外に出たりしてました。 そんな事をしていると館内放送で「この公民館は耐震性のある建物です、 無闇に屋外に出たりしないで、建物内にいて下さい」なんて言っている。 でも外に出たほうが安心だよ、周りは空き地、公民館だって2階建、 だから外に出ても建物から少し離れれば、上空から危険な物が落ちてくる心配はまったく無いからね。

 公民館の午後の部の利用時間は5時まで、 囲碁を打ちに来ている人達は4時半頃に勝負の方がついた場合は、そこで、その日のゲームは終了して、使っていた碁盤や碁石を片付け始めます。 全員が兎に角5時までには全て片付けてテーブル等も元の配置に戻し部屋を明け渡すのです。 そして夜の部の時間を利用するグループの人々は6時以降から部屋を使い始めるのが普通なのですが、 ところが今日は公民館の職員の方がそれぞれの集会所に顔を出して、「きょうは5時で閉館します、 そのつもりでお願いします」と触れ回ってきました。 地震発生に対応する処置との事でした。 

 家に帰ってみると妻はTVを見ていて 「大きな地震だったわね、 TVはどこもかしこも地震の報道よ!」と言ってます。 たしかにNHK・民放すべて地震報道です。 仙台空港の駐機場に押し寄せる津波、 名取川から溢れて田畑を覆う津波、 八戸漁港の岸壁を越えて市街に流入して行く津波、千葉県のコスモ石油の工場火災、 イヤー凄まじい映像です。

 首都圏の鉄道はJR・私鉄共に運行がストップしている。 バスはなんとか運行している様子。 官房長官談話で「通勤者など無理して帰宅しないで、職場などに留まれ」みたいな談話を出したとか。 公民館と図書館が「5時で業務をクローズします」の判断も仕方なかったな。

 そうそう、家に戻ってから、最初のうちはTV報道に見入っていましたが、3リッターのペットボトル2本に水を詰めたり、ヘソクリの現金や貴重品をザックに詰めて、東京を地震が襲ったら逃げ出す準備をして置きました。
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針坊主の様な避雷針

2011-03-10 13:42:51 | タナカ君的日常
 JRの予約発券の要を握るマルスシステムは国立駅北口から北に500mほど歩いた場所にある施設に設置されています。 その建物の脇を路線バスは走っていて、僕も何度も利用していたのだが、受電設備に引きこまれる送電線の末端の柱に針坊主の様な避雷針(?)が設置されているのは最近気が付いた。 屋外に設置されている普通の変電所なんかじゃ見かけた記憶はあまり無いのだけれど、 最近の流行りなのか? それとも、ここは大事なコンピュータシステムが設置されていて、電源系統から進入する雷サージなんかを物凄く気にしているからなのか? その針坊主部分を拡大した写真を子細に見ると、給電線の上空に張られた架空地線からの接地線と針坊主部分からの接地線は明確に分離され、コンクリート製の支柱に沿って大地に下ろされています。

 僕はそんな所に目が行ってしまう様な類の仕事をして人生の大半を過ごして来たのです。 しかし、ここ 最近は囲碁に熱中、 対戦もそうだけれど、囲碁関係の本も何冊も借りたり買ったりして読んでいます。 腕を怪我して以来、図書館で借りたのが4冊、 囲碁仲間から借りたのが1冊、購入したのが3冊、 公民館で遊んでいる囲碁仲間相手では、3ヶ月前に較べると腕が少し上がった気分になって居たのだけれど、 先日元の職場の囲碁のお師匠さんと打つ機会があって、その対戦結果から言える事はは「まったく上達していない」。 そして、 その時のお師匠さんの言葉は、 「以前と較べて当たり前の手を打つようになったね」 「本を読むと一時的に弱くなるんだよ」 でした。
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