言語明瞭・半身不随

2013-11-18 08:16:09 | タナカ君的日常
 10日ほど前に書いた緊急搬送同乗記。 その時に倒れた囲碁仲間はその後、運び込まれた多摩医療センター・ERのICUから、 3日後には別のリハビリ部門が充実した一般病院に転院したと電話で最近聞きました。 どうやら脳内への内出血は一旦治まり、「血腫を取り除く手術は不要、リハビリに専念」そんな判断がなされたようです。

 それで穏やかに晴れて暖かな病院見舞い日和だった昨日の日曜日、 今が最盛期の柿の実をぶら下げて、友人と一緒に転院先を訪れた。

 見舞って受けた印象を四文字熟語で表せば
 
「 言語明瞭半身不随 」

 まだベッドで横たわったまま、自力での行動は全く出来ない、 つまり便所にも行けないからオムツを使用、 リハビリ治療もまだ緒に着いたばかり、 そんな状況でした。

 しかし病院そのものはリハビリ科を有するだけあって、 一般診療の無い日曜日にも、彼の治療スケジュール表には午前と午後の2回、 リハビリ作業訓練の予定時刻が書き込まれていました。

 彼は、 「努力して歩ける様になる!!」、「それは未だ歩けない孫との競争だ !」と言ってました。

 ベッドの脇には写真が置かれ、それは彼が画面の中心に居て、まだハイハイも出来るかどうかの月齢のお孫さんも写った和やかそうな家族の集合写真でした。

 また奥様からは 「孫の○☆ちゃんと貴方と、どっちが早く歩けるように成るかしら?」、「楽しみだわ」そんな励まし言葉もあったそうです。

 「絶対治す」 そんな彼のモチベーションも、 そんな家族があって生まれるのかな? と思いながら話を聞きつつ・・・ 一方で「彼は独りで生活していて、家族が居ないんじゃないか?」 そんな囲碁仲間のあいだに広まっていた、あやふや情報はどうして広まったのか? 世の中の噂なんて、いい加減なもんですね。


 さて、今日はこれでお別れですが、「今だって右手は動くから、碁石は握れるよ」そういう彼がベッドの上で上体を起こして過ごせる様になったら、見舞いには碁盤を持参して来ましょうかね。
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竹ざるに胞子紋

2013-11-17 20:02:22 | タナカ君的日常
 写真の竹ざる、真ん中辺りには乾燥して干からびたキノコが乗せてありますが、 右半分は白くなっているでしょう。 乾燥させるために乗せておいたキノコが放出した胞子が付着して白く見えているのです。

 一週間前にヒラタケを沢山採って来ましたが。 一度では食べきれないから、残りのキノコを保存するために竹ざるに乗せて天日干しする目的で外に出して置いた所、 一晩過ぎたらキノコが放出した胞子で竹ざるの表面が真っ白になったという訳です。 
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車のリモコン電池交換

2013-11-16 07:04:58 | タナカ君的日常
 車のリモコン電池交換の話です。 車に付属してきたリモコンキースイッチ。 ポケットに入れておけば、 ドアのロック解除もエンジンスタートも車体に付いているボタンに触れるだけで済む。 だから「とても便利だな」 と思っていた。 だけど、2個付属してきた内の1個(普段使いしていない方)のリモコンKeyが全く動作しなくなったのです。

 それで車の定期点検時に、リモコンKeyの動作確認もお願いしました。 出てきた結論は内臓の電池切れ。 その電池交換作業の費用は1050円だと言われました。 時計の電池交換で店に頼めばそんなものだと思うけど、 「自分でやります」 と言って戻ってきた。


 そしてWEBで電池の値段をチェックすると 100円/1個 以下の値段で買えると判りました。 写真の中で値段の高いのは複数個パックです。

 俺なんか本当は何もかもリモコン操作である必要は感じていない。 メカニカルにKeyを回してエンジンスタート、それで充分なんだけどな。 今の車のリモコンは四六時中電源が入った状態だから早く消耗するんだろうけど、 新車の状態から2年ほどで電池交換しなくちゃならないのは早すぎるし、交換も面倒な気がしますね。

 ちなみにリモコンの分解は一番右側に見える機械的なキーを抜き取って出来る空間にマイナスドライバーを差し入れて、簡単にこじ開ける事が出来ました。

 ところで以前に乗っていた車もリモコンでドアの解錠が出来たけど、 ボタンを押した時だけ電波を発信して、 常時電源ONしていないためか電池の保ちは良かった、購入後7年以上電池交換なんかしないまま使用出来、中古車として売り払いましたから。
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燃料タンクにダメージ

2013-11-15 08:20:48 | タナカ君的日常
 今月が定期点検の時期だったので、 ワゴンRをお店に持って行って点検をしてもらった。 特別に気になっている所としては、先月末に出かけた林道走行時、 道の中央付近に大ぶりな石が斜面から転がり落ちて、そこにはあったけれど、 何んでもなく通過出来るだろうと思っていた瞬間、大きな音と共に車の底を突き上げるアクシデントが有りました。

 それで、「何処にぶつかっているのか?」、 「問題は無いか?」 調べてくれる様に頼みました。 結果は燃料タンクの横幅に対しては10%ほど、前後方向に対しては40%ほどに渡る最大深さ3cmを越える凹みが出来ているのが判りました。 当然タンクの塗装もかなり傷ついて、金属表面が露出しています。

 整備担当された方の話では「燃料漏れは発生しておらず、当面走行に支障は無いと判断します」、「しかし、早急に折をみてタンクの交換をなさった方が安心です」、「部品代と工賃でおよそ5万円」 との事、 ちょいとした判断ミス、 (1年半前まで乗っていたアトレーワゴンだったら通過出来るサイズの岩との判断で)、もったいない出費になりそうです。
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矢島のオカアチャン

2013-11-14 07:13:57 | タナカ君的日常
 山の会の大先輩だった矢島さんが亡くなったのは今年の始め、 それからオカアチャンは住み慣れた新宿を離れて古河庭園近くのマンションに移り住み、一人暮らしをなさっている。 そこを野次馬3人組+αで訪れた。

 午前11時30分に池袋西口の好日山荘で待ち合わせ。 全員集合直後、 駅に近いビルの地階にある「竹若・池袋店」でお寿司の昼食、 随分と繁盛しているお店でした。

 午後の2時に訪問予定だから、12時半集合。 そんな当初計画のままだったら、昼食の席に着くのがどれだけ遅れたことか。 「余裕を持って、集合は11時半」その様な変更を提案してくれたSさんの読みは大当たり、 それで全て順調に進みました。

 東武デパートの地下食品売り場で、茶飲み話のお茶うけ用に蜜柑や煎餅、それとインスタントのドリップコーヒーを購入。 その後、 駒込駅で下車して古河庭園を目指しました。

 古河庭園の門前には13:30着、 時間調整のために入園しました。

 建物前のバラ園には色鮮やかな黄色や真紅のバラが咲いていました。 バラ園から下った場所にある、池を巡らせた和風庭園では冬に備えて松の樹に雪吊りの縄を取り付ける作業が行われていました。


 そして斜面を登りきったあたりにあった茶室でお抹茶を頂き、時間調整完了!!

 14:05 古河庭園近くのマンションにある矢島宅を訪問。 建物玄関部分のオートロックを解錠してくれたあたりから、部屋の玄関先に居てくれたらしく、居室玄関のボタンを押すと同時にドアが開けられ、 オカアチャンの姿がそこにありました。

 それから一杯のコーヒーと蜜柑とおしゃべりと、32”画面のテレビに最近登ったウノタワの写真などをHDMIケーブル接続で映し出して、2時間の刻が過ぎました。

 < オカアチャンの日常 >

 午前中はほとんど外出しているとか、 30分ほど自力歩行して近くの病院に通院してリハビリ運動やマッサージ、 終わるとタクシーで帰宅しているそうです。

 午後はほとんど家に居て、刺し子や刺繍で刻をすごしていらっしゃるとか。 まあそんなわけですから訪問するなら、午後ですね。

 16:00 辞去。 マンションの外に出て上を見上げると、5階の自室のベランダから思い切り首を伸ばしたオカアチャンの顔があり、「さようなら」と手を振ってくれる姿が見えました。
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どちらでもない

2013-11-12 10:11:25 | タナカ君的偏見
 テレビ局が報じる電話アンケートの結果を伝えるグラフ、

例えば今朝のNHKでTPP問題における回答項目は「賛成:30」「反対:30」「どちらでもない:40」の3分類(記入した数字は僕のうろ覚えのデタラメな数値です)。

 この 「どちらでも無い」 の表現を 「どっちでも良い」 と読み替えてみると「随分と結果に対するイメージが違ってくるなあ」 と想いながら眺めていました。

 それと同時に、 「RDD 方式」とやら呼ぶ、ランダムに選出した電話番号へ電話を掛けてアンケートを取るデータにどんな意味があるものやら? 大概が電話を掛けて得られる有効な回答は 60% 程度の数字が多い様な記憶もあるし、 「 ”民意は△■”と伝えたいだけのメディアのお遊び仕事か?」と思わないでも無い。 そしてまた、ここで言う「ランダム」だって、 どの程度のランダムさか?

 180万人を越えた書き手のいる「gooブログ」、その中からランダムに選んで見せてくる閲覧機能を9ヶ月ほど前から使っています。 ほぼ毎日1回使ったとしておよそ270回。 180万ある対象の中から無作為に1つ選ぶ作業をして、 270回の試行で同じ対象を2度選び出す確率は 0.015% のはずだけど、 すでに同じブロガーさんのページが出てきた事がありました。

 だから「ランダムに選んでいます、作為の無い民意を集めています」と言われたって、 「フーン、だから?」てなもんです。 
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神様のご褒美

2013-11-11 20:11:04 | タナカ君的日常
 昨日のブログで、近所の八百屋の店頭には種なしの富有柿ばかりが並んでいるが、「僕は種ありの方が好きだ!」とぼやいたばかりだが・・・

 所沢にある防衛医科大学附属病院入り口の歩道上で露天販売していたオジさんがいて、 富有柿と次郎柿、それに干し柿を小さな切れ端にして試食させながら売っていた。 それを食べたら種あり柿の味でした。 もちろん飛びつくように買って来ましたよ。 そして家に帰って半割にしてみたら、 ご覧のとおり種が出て来て、美味しい柿でした。 嬉しいかったですね。

 それからね、 車道から病院の敷地に入って直ぐの林の中の1本の樹に一群の 「ヒラタケ」 が、 ごっそり出てました。 もちろん遠慮無く採らせて貰いましたよ。 なんだか「神様が僕にご褒美をくれたんじゃないかな~!!」そんな気がします。

 それと言うのはね、 脊柱管狭窄症による足腰の痛みを悪化させた友人が、「遠くの大きな病院に行きたいのだが、電車やタクシーの座席に座って行くのは痛くて辛くて、行けそうもない」、「ついては車中泊も出来る自分の車の中に横たわって病院に行きたいので車を運転してもらえないか?」そんな依頼がありました。 毎日が日曜日の僕の事 「OK、運転してあげますよ!」と返事しました。 そして今日がその病院に行く日っだたのです。 そんな事でもなけりゃ、防衛医大の附属病院へ行く事なんて無かったでしょうね。

 検査と診察を受けた友人はと言えば、 近所の整形外科の個人病院の医師からも「大丈夫、治りますよ!」と言われて居たらしいのだけれど、 今日診察を受けた大きな病院の医師からも 「貴方の背骨はしっかりした良い骨です」 と励まされ、 セカンドオピニオン的にも「大丈夫、回復します!」と言われた事で気分が大分明るくなったようでした。


 一方僕はと言えば、X線検査や診察を受ける彼と付き添う奥さんを病院に残して、病院内のレストランでコーヒーを飲んだり、近接する広々して気持ちのよい「所沢航空公園」を散歩したり、時間をつぶしていたのです。

 そんな時に種の入った柿を売っているおじさんとの出会いも有り、


 そしてまた、この林の中のキノコだって向こうから僕の目に飛び込んで来てくれたって訳ですよ。


 こりゃどうしたって「神様のご褒美」でしょ。
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種なし富有柿

2013-11-10 19:32:21 | タナカ君的偏見
 桃、梨、葡萄、柿、蜜柑、 果物なら僕はなんでも好きですが、最近の風潮なのか「種なし」を謳い文句にした果物の横行を嫌な気分でそれを見ています。

 随分以前から大粒の葡萄の巨峰は種なしのそれが店頭に並んでいて、今では種が入った巨峰はまず見かけなくなっている。 今年は富有柿に「種なし」が蔓延し始めたようです。 僕の感覚的には種なしの巨峰にしても富有柿にしても、果肉全体に渡って単調な別物の味になり、微妙な変化が無くなってしまっている。 それが美味しいと感じる味で均一なのであれば肯定的な気持ちにも成れるのだが、 巨峰のそれは「わざわざ高い金を出して買って食べることは無い!!」そう思う味だから、誰かに貰えばそりゃたべますけれど、最近はわざわざ買って食べることは無くなった。 


 とにかく今年、近所のスーパーから個人商店の八百屋さんまで、店頭に並べられた富有柿は「種なし富有柿」しか目に入らない。 仕方が無いから買って食べること約3回。 でも「去年まで、普通に売っていた富有柿(種あり)」の味の方が僕の好み。 仕方なく買って食べたけど、「嫌だな、(種あり)富有柿は売ってないのか?」と思っているところです。
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昔の山仲間へのお知らせ

2013-11-09 21:50:59 | タナカ君的日常
 一人暮らしを始めた矢島のおかあちゃんの所へ久しぶりに訪ねてみようと思って、計画を立てました。

 日時は来週の水曜日(11月13日)
 待ち合わせ場所 池袋西口:好日山荘 11:30
 訪問予定者   会員番号: 82,142,146,181,319,

昼食をしながらおしゃべり、そして買い物を済ませて 14:00 に矢島宅を 訪問する予定にしています。 一緒に行きたい人は電話下さい。
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早く良くなって下さい

2013-11-08 10:25:55 | タナカ君的日常
 60台前半の僕の山仲間。 今年の夏には麓の竹宇駒ケ岳神社から黒戸尾根ルートで駒ケ岳への日帰り登山をやってのけ、 4年前の正月には雪のある富士山の五合目で幕営して、 翌日に山頂を単独登山して来た。

 そんな彼が腰痛に悩み始めた事をブログ記事にし始めたのは去年の12月あたりから。 当初は腰痛の悩み、 次いで原因を示す「脊柱管狭窄症」の文字や「再発」の文字がブログ記事の中に散見される様になり、 つい最近の記事では・・・
 
 ” 診察でレントゲンを見ると背骨の一か所が明らかに潰れている。そういえば先日リハビリで勢いつけて開脚前屈をやった時「グッキ」ときたのを覚えている ”  そんな淡々とした表現と共に、酷い痛みの腰痛に耐える日々を伝え始めた。

 3・4年前に親戚の叔母さんが、腰痛だか脚の痺れを訴えて病院通いや手術を含めた入退院を繰り返していた。 それを見て 「もう年なんだからさ、 少しくらい脚が痺れるからってしょうがないでしょう」と思い、 それを理由に歩くことを止めて筋肉を衰えさせて、自力で外出が出来なくなった時には「馬鹿だねえ」と、冷ややかな視線で眺めていたのだが・・・

 山仲間が腰痛に悩んでいる様子は「他人事」と平然としていられません。 山歩きだけで無く、「流星観望」や「金星の太陽面横断」そんなイベントを共にしたり、先月にはキノコの駒打ち作業を一緒にやったりと。 大事な遊び仲間の一人なのですから。

  「早く良くなって下さい」 の一心です。
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