星空撮影・山岳展望・物置土壁

2014-09-19 11:48:49 | 安曇野生活
 今朝は未明の4時半前に起きだして、星空撮影、 日の出前に行動開始して大町山岳博物館まで行って後立山連峰の展望、 ひのみのの家に戻って、壁の崩落した物置小屋の仮修繕、 なんだかいろんな事をこなして2泊した山の先輩・Sさんは帰途についた。

 2日前、到着初日の鍬の峰登山は曇り空で残念な眺望しか得られなかったけれど、 今朝の未明にオシッコついでに外の様子を窺うと満天の星空になっていた。 階下で寝ているSさんに声を掛けると「起きているよ!」そんな返事があったので、「星の撮影してみませんか?」と誘い、2人して三脚にカメラを取り付けて外に出て行きました。 Sさんは最近購入したばかりのデジカメ一眼を持って来ていましたので撮影結果を期待しましたが、 暗闇の中でカメラの設定を星空撮影に適した条件に設定する操作に習熟不足な面があって、 思わしい写真が撮れなかった様ですね。

 とにかく満天の星空でした。


 山岳展望もそれなりの期待が持てるので、 そのまま行動を続行する事になりました。 朝食を摂った後、 山の中腹にあって後立山連峰の展望台となっている大町山岳博物館まで出かけて写真撮影です。 


 そして、ひのみのの家に戻ったのは7時半からの朝ドラに充分間に合う時間でした。  朝ドラを見た後、 Sさんは「電車の時刻まで、まだ時間があるな・・・ 」、 「何かやること有るなら、手伝ってあげる」 そう言ってくれました。

 僕は暫く前から、物置小屋の崩れ落ちている土壁の壁土を拾い集めて、 それに水を加えて練り直したら「土壁塗りの材料として本当に再利用できるのか?」それを試して見たくてウズウズしてましたから、 そのための土拾い作業をお願いしたのです。

 ところが、今までは土壁の崩落ばかりに目が行って、生い茂った雑草に隠れていたものが見えていなかったけれど、 崩落した物置小屋の壁に近づいて作業してみると、以下の様な状況が見えてきました。

「崩れた土壁は暫定的に板塀で補修されていた」
「その板壁は土壁の崩落に引きづられる形で、雑草の中に横倒しになっている」


 そこで崩れ落ちた壁土拾いをすると共に、 横倒しになっていた仮の板塀を物置に立て掛けることにしました。 まあ、きちんとした事は出来ませんが、弱い雨を幾分なりと防ぐ役目をしてくれる事を期待して置きましょう。



 そしてSさんは 09:46 の電車で帰途についたのです。 また遊び(手伝い?)に来て下さい、 ありがとうございました。
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午後1時から 鍬の峰登山

2014-09-17 21:06:54 | 国内旅行と山歩き
 午後1時少し前に東京から大糸線・安曇沓掛駅に到着した山の先輩を出迎え、 ただちに車で登山口に向かい、大町近郊の鍬の峰(1623m)に登ってきた。

 そんな時間から山登りに出かけるなんて「山を舐めているのか!?」とお叱りを受けるかも知れないが、 登山口からの標高差は500m程度、 ガイドブックでの往復所要時間も2時間半程度のハイキング向きの山だからお許しを願うしかない。

 「山頂の展望は360°の絶景と」ガイドブックにはあったのだが、

山頂からは眼下に出来秋を迎えた安曇野の眺めがあり、反対側には七倉ダムの堰堤は見えたものの北アルプスの山並みは中腹から上は雲に隠され、 絶景と呼ぶには物足りない展望しか得られませんでした。

 ヨーロッパ旅行に奥さんが出かけてしまって仮性チョンガーになっている先輩と、 ひのみのの家で一人暮らしして2ヶ月過ぎた僕の二人、 下山後は頂上近くの尾根筋で採れたアミタケを使った大根おろしあえや、 スーパーで購入した食料で楽しくビールを飲んで夜を過ごしています。


 蓮華岳を背景にした鍬の峰
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秋空の下で

2014-09-16 08:33:45 | 安曇野生活
 秋祭りも終わり、空に広がる雲が秋の到来を告げることが多くなった。  暑さはとっくの昔に終わり、朝の台所の寒暖計はこのところ何日も20℃を下回っている。 まもなく秋の彼岸ですからね。

 2014年の夏、7月から始めた一人ぼっちの安曇野生活もあと1週間で終わりを告げる。 「キノコには未だ少し早め?」そんな気持ちを胸に安曇野一帯で「東山」と呼ばれる地域を車で走り、 ワラビの葉が出ている所を確認し、 時折林の中を覗き回っている。

 先日は大町山岳博物館の後方にあるピーク、展望台の置かれた鷹狩山に登り、そこから旧・八坂村や生坂村のあたりを走り廻り、最後は長野県道274を使って大峰高原の「七色・大カエデ」を眺め、池田町にぬけて見た。 その県道274号線の生坂村側からの池田町への登り路線は幅狭のすれ違い困難な場所が多い大変な道でした。

 沿線に人家も少なく、対向車に全く出会わなかったから助かりましたが、


 すれ違い可能な道路脇には「幅員狭小・この先 xxxm の間すれ違い困難」の看板が何箇所も置かれてました。 ”xxxm”の所の数字が ”500m”なんてのも3ヶ所は有りました。 写真は傾斜が緩い場所ですが、もっと傾斜がきつくジグザグ登りの場所なんか 「対向車が来ないでくれ!」 そう念じながらハンドルを握っていましたよ。 急な傾斜の道を、登りにしろ下りにしろ 200mもバックするなんてぞっとしますから。
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竈神社・秋祭り

2014-09-15 20:43:51 | 安曇野生活
 安曇野地域の大町市や池田町には「竈(かまど)神社」の名を持つ神社があって、昨夜は池田町・正科(しょうじな)地区の竈神社で秋祭りがありました。

 祭りの進行途中のイベントには 「お囃子」、「舟曳き」、「獅子舞」、「ひょっとこ踊り」等があって、その多くの場面では「若連」の文字を染めた高校生くらいから30歳位までの年代の法被姿の連中が活躍の中核をなしていました。 勿論事前に行う祭りの幟や提灯の設置作業には町内の多くの人達が、 そして舟曳の先導や、役員提灯を持ち祭りを仕切るところには地域の主要な大人達が出張っていましたがね。

役員提灯には 区長、氏子総代長、氏子総代、年番 の文字が



1. 夜の7時を過ぎていよいよ祭りの開始。
  祭りの開始を告げる若連の神輿とお囃子の行列は
  地区の北端にある神社を出発し地区南端の舟まで行進。
  行進の途中の家で酒を振る舞われたり、そのお返し? に
  祝詞? をあげたりしながら進んで行きました。
  (僕は追っかけしながら、見物してました)

2. 地区の南端に置かれた「船」までお囃子の行列が到着。


3. 船曳き行列出発前の獅子舞神楽。
   祭りの参加者や見物人にも振る舞い酒あり。

4. 地区の南端から北端にある神社に向けて舟曳行列。

  舟は車が着いた台座をベースに舟型にしつらえ飾られています。
  舟には鐘や太鼓で賑わす、小学生くらいの子供が乗りました。
  舟は前方に曳き綱が取り付けられ、子どもや大人がその綱を曳きます。
  舟曳き途中では時々若連の連中がチョッカイ出して、
    舟を揺すり、行進を後戻りさせてました。
  行進の途中2ヶ所ほどで休憩、 そこでも茶碗でふるまい酒、
  「若連」の連中は一升瓶でラッパ飲み、
    奇声をあげて所謂一気飲みをしてました。

5. 舟が神社に到着すると役員提灯を持っていた大人達は
    拝殿に登り、お祓いを受けます。
    その時若連の連中は
    神妙な面持ちで神前に整列していました。

6. 「獅子舞」 引き続き 「ひょっとこ踊り」奉納






   聞く所によれば「ひょっとこ踊り」は町の無形文化財。
   たしかにその所作は一見の価値ありでした。

 ここまでで22時頃となり、主要な祭りは一旦終了ですが、 神社の境内では引き続き景品付きのジャンケン大会、 地域センターに移動してカラオケ大会や一気飲みの続きなど真夜中まで祭りの後の賑は続けられてました。

 僕の見る所この祭り、地域あげての若者達への「公認・酒飲イベント」ですね。 

 えっ「僕の祭りへの貢献は何か?」ですか、 Top写真の提灯の中には電球が入っているのですが、 試験点灯の時に点灯しませんでした。 原因はケーブル中継部分に使われていたコンセントの電極がヘタって接触不良となっていたためです。 その対応に借家の照明器具に使用されていたねじ込みコンセントを外して持って行き、不具合解消した事でしょうか。
 
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自転車の整備

2014-09-14 10:26:11 | 安曇野生活
 3台並べた自転車、 この内真ん中の1台は前からヤナバの山荘に置いてあった物、 左右の2台は9月に入ってから大町市内の廃品回収業者の敷地に展示してあった中から購入した物です。 「安曇野に遊びに来た人が気軽に使えたら便利かな?」そう想って用意したけれど、 今年の夏のシーズンには誰も使わないまま終了しそうです。

 安曇野の道路は車で走っていると平坦に感じますけれど、 自転車に乗ると途端に 「緩やかながら、結構アップダウンが有るな!」と感じる道路があります。 そこで廃品回収業者で自転車を選ぶ時の基準は「兎に角、変速ギヤが付いた奴」 本当は”ママチャリタイプで3段変速付きの安い奴” そんなのが有れば欲しかったのだけど残念ながらありませんでした。

 それで ”CHEVROLETのMTB” と ”折りたたみタイプながら6段変速付きの物”を入手したのです。 まあ廃品回収業者の手に渡るくらいだから、何かしら難がある。 MTBは前輪のリムに歪みが出ていたし、何故か後輪にガタがあったりしてました。 だから前輪用ブレーキシュウの調整はマストな作業でした。


 折りたたみの方は変速ギヤの5段分とチェーン全体に出た錆が酷い状態でした。


 それで、 前日にカインズホームでチェーンやチェーン・カッター等の部品や工具、 それに空気入れも購入しておいて、今日はそんな自転車の点検・整備をやったのです。 チェーンの交換作業は生まれて初めて、 それでWEBで調べてみたら、 自転車屋さんで交換してもらう料金と、 自分でやるために必要な工具を購入する費用を考えると、 「どちらが安いか判らない」そんな情報に目にした上で、 あえて自分でチェーン交換作業にトライしてみたのです。 まあ良い暇つぶしにはなりました。

 それから、 廃品回収業者から防犯登録ラベルの付いた自転車を購入した後で、大町警察署に相談に行ったことがあるのですが、 そこら辺の話は結論が出てから、改めて書くかもしれませんn。
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お食事中のスズメバチ 

2014-09-13 09:41:24 | 安曇野生活
 散歩の途中、微かではあるが「カリッ カリッ」とはっきりした音が白い花の咲く草叢から聞こえて来るのに気がついた。 「なんだろう?」と思って注意を向けて見ると、一本足で花にぶら下がった姿勢で、スズメバチが捕食した小さな虫を齧る際に出す音だった。 スズメバチは食べることに夢中で僕が接写するためにカメラを近づけても、全く動じること無く食事を続けていました。

 Wikiで検索してみていたら、このスズメバチより小型なスズメバチもいるらしい、 名前は「コガタスズメバチ」 その蜂の巣は徳利を逆さまにした様な形のようだ、 「おお、そんな形の物は我がひのみのの家の軒下にもぶら下がっているぞ!!」と思い出し、 逆さトックリ状態で軒下にぶら下がっている蜂の巣を2つ撮影しときました。



コガタスズメバチの巣


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アミタケ収穫

2014-09-12 09:20:55 | 安曇野生活
 「山菜偵察@大町近郊」のタイトルで記事を書いた日には林道脇のフキやワラビの葉を眺めるだけで無く、林の中に入ってざっとキノコの出具合も見て来たのです。

 その時に目についたのは食べた事の無いキノコばかりだったが、 キノコの数はそこそこ出ている感じがした。 それで日を改めて、 目玉を”キノコ眼”に変身させて、 場所は当てずっぽうに鍬ノ峰やあずみの公園周辺地域を歩きまわって来ました。


 そこで出会えた食用キノコが「アミタケ」でした。 出て間もない時期だったため、 サイズは小さめでしたが、虫食いも少ない良品で、 ぬめり感の出る美味しいキノコの味噌汁となってくれました。

 僕一人の味噌汁に余った分は、 自家菜園で採れる野菜を時折もってきてくれるお隣さんに届けたのだが留守。 それで玄関ドアの把手にビニール袋をぶら下げて帰ってきたが、「食べてもらえたか?」 知らないキノコだからと「捨てられたか?」結果は判りません。

 ホウキタケも出てましたし、


こんなキノコも出てました、

 判らないキノコについては、 キノコに詳しい、大町市街から木崎湖に向かう道路脇にあるレストラン「花の樹」のご主人に見てもらい、 「ここら辺では食べないキノコです」と言われた物は処分して帰宅しました。 
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アジサイ狂い咲き

2014-09-11 09:00:21 | 安曇野生活
 麦畑だった跡に植えられた秋蕎麦、丈も高くなり白い花が真っ盛りの今日このごろ。 そんな中、近所の農家の庭先では一旦花期を終えたアジサイが、再び今を盛りと花を咲かせてしまっている。 とんでもない長雨の続く異常気象の影響か?

 その長雨のために大半の田んぼの稲は収穫されず、湿ったままに田んぼで立ち尽くしている。 農家のオジさん達は陽射しで乾燥した稲を刈り取りたいと考えているけれど、 その条件を満たさない気象条件の中で収穫時期を決めかねて、刈り取りが遅れているのです。

 そんな中、 日程が決まっている地域の神社の秋祭り、 そこで行われる獅子舞に向けて若者連の練習や子供や大人のグループがお囃子の笛や太鼓の練習が始まっていて、 そんなお囃子の音が近所の集会所から流れてくる夜が続きはじめたものだから、 先日見学させてもらってきました。


 2人で舞う獅子踊り、 後方・右にいるのが、今年の演者となる若者らしい。 その彼に対して、前年あたりにその役目を担った先輩が実演して見せ、 もう少し年上の真ん中の人が、注意点を言葉にしながらの練習が続けられていました。

 この「獅子舞」や「ひょっとこ踊り(町の無形文化財)」が行われる近所の神社のお祭は14・15日、 そして8台の山車が運行されると聞く、池田町中心部にある八幡神社の大祭が23・24。 未だ見物した事の無い、その二つの祭りを見物したら、 今年の夏の安曇野生活を終えて、東京に戻ろうと考えている。
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円安グラフ

2014-09-09 08:32:17 | タナカ君的偏見
 このところ為替レートは”106円/1ドル”と円安方向に急激な動きを見せ始めている。 そのドル・円の為替レートを示すグラフ、一般的に円安方向に動くと右肩上がりになる様な座標系で表現されているけれど、 どうも気分的にそぐわない。 だって円の力が弱くなって行くのに、右肩上がりで上昇するグラフなんて逆でしょ。  それで今日はそのグラフを右肩下がりに見えるように反転させてみた。 「ウーン、これでしっくり来る・・・」そんな気分です。 僕達の老後の蓄えの価値は、このグラフの様に目減りを続けているのですから。

 ところで消費税の10%への増税実行を決定する時期が近づいたからか、 政府はなりふりかまわず株価を維持増進させているみたい。 そして「消費増税に耐え得る、経済的な環境は整っている」として、 消費税Upを発表するつもりなのだろう。

 たしかに政権発足後の1年ほどの期間に株価が回復した時、 塩漬け株を抱えて諦めの気分で老後を過ごしていた老人達から、「安倍政権よくやった 万歳!」の声を発する人が居たことを知っている。

 でもね、そんな人達に対して僕は、 他にも持っているであろう「現預金が為替の円安や消費税の増税で目減りする事をどう考えているのかな?」と考えていましたけどね。

 ちょいと気分転換、 今朝は久しぶりに安曇野上空に青空が広がりました、

餓鬼岳の稜線も見渡せています。 先月中旬に僕が餓鬼岳に登ったことを知った友人から「俺も天候を見て、登りに行くよ」、「その前後に泊めてもらうかも」と連絡があったのだが、 天候不順のままそれが決行されないでいた。 安定した天気になって、友達がやって来ると嬉しいのだが。 
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地面にオオルリ

2014-09-08 09:02:43 | 安曇野生活
 車で30分弱で行けるヤナバの山荘、 去年まではそこで夏の時期を過ごさせてもらっていた。 山荘の持ち主のショージ君から「キルギスタンへの旅の期間、 出来れば時々部屋の窓を開けて風を入れてくれませんか」そう頼まれていたので8月の中旬には2度ほど風を通しに行ったことがある。 その旅から帰ったショージ君からは「旅の写真を見せてあげる」と言われたまま、なかなかチャンスが無かったけれど、 昨日はヤナバに居ると知って写真を見せてもらいに行って来た。

 その山荘に到着した時、 駐車してあるはずのショージ君の車が見当たらない、 「変だなあ」そう思いながら母屋の裏手の様子を見に行った時、Top写真の様に地面に白い腹を見せて、綺麗な青い色の羽の小鳥が仰向けに転がっていたのです。

 ついでに、ひっくり返して背中の羽根の様子を撮影して置きました。 Googleの写真と見比べてみると、頭の毛の様子やらからして、どうやらオオルリの子供なのかと思われます。



 まもなく戻ってきたショージ君からは2週間の日程で撮りためたキルギスタンの旅の写真を見せてもらいました。 その中の楽しそうなのを特別に2枚だけUpさせてもらいます。

 キルギスタンのとある湖の辺りでの泥んこ遊び(健康法とか)大人も子供の真っ黒けに塗りたくっています。

 すぐ脇にある綺麗な水の湖でひと泳ぎすれば、 真っ黒な泥も洗い流せますから、ご心配なく。

 馬やロバにも乗ってました。 しかし馬の方は手綱を引かれた馬上姿でしたから、 自分で乗っている感のあるロバの背中の写真を選びました。

  
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