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子供の頃から擦り込まれた想い

2017-01-08 11:21:38 | タナカ君的偏見
 新春トーク番組の一つに世界の経済界ないしは経済学の分野で活躍するメンバーがコメントを寄せる番組があった。 その中で「貨幣は物々交換での物の移動の不便さを解消する便利な物として使われ始めたが、 今ではそれを蓄える事が目的化している」 そんな話題があった。

 そうなのだ、 僕を含めて今の年寄りの多くはなにがしかの蓄えを持っているのが普通かもしれない。 使いみちに困っている年寄りは”オレオレ詐欺”や”投資話”に引っかかって蓄えを消費している。 まあ身内を助けるつもりであったり、 還付金を貰えるとか、 有利な投資話に耳を傾けて自分で勝手に金を騙し取られるのだから、 それはそれだけの個人的な被害の話し。 もっともそれで生活に困って生活保護世帯になんかになられたら、 間接的に社会全般に被害は及ぶから、 放って置くわけにはいかないのも事実。

 そんな個人的な被害よりも、 国が流通している貨幣の価値に影響を与えることの方が恐ろしい。 古くは日本の戦後に行われたインフレ対応としての新円切り替え、 去年インドで行われたばかりの流通中の高額紙幣の流通停止(新しい紙幣への交換がスムーズに行われない混乱)など、 「現金を保有していれば安心」そんな事は無いのが世の中だと言うこと。

 そして新春から日経新聞の朝刊に連載されている、 カルロス・ゴーン氏の”私の履歴書” にあった様な年率1000%を超えるブラジルでのハイパーインフレなんてのが襲ってきたら、 現金の保有や銀行預金なんて消し飛んでしまいますね。

 日本政府ないしは日銀が目指す「2%程度のインフレ」なんて可愛い話と感じるかもだが、 1000兆円を超える国債残高となっている日本国家の財政事情を考えれば、 「インフレを起こしてチャラにする」そんな誘惑に駆られる為政者や行政官僚がいても不思議じゃ無いだろうと想ってしまうのだ。 それをあからさまに言う奴がいて「へー!」と想ったこともありました。

 こんな想いに囚われるのも、 僕の幼い頃の記憶の中には駄菓子を買うために与えられた五十銭札や二宮尊徳の描かれた一円札があるからだ。 以前にブログ記事で触れた事もあるけれど、 仏壇の引き出しにあった一枚の戦時国債の紙切れもそこに記載された金額的な価値は消し飛んで、 引き出しに仕舞われたまま放置されていたのです。

 お金は便利に使うための道具、 一時的に将来の安心感を与えれくれるとしても、 現金の保有だけでは決して将来の安心を保証して呉れる物では無い事を肝に銘じて置きましょう。
   
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トランプ効果での株価上昇の行末

2017-01-07 11:39:49 | タナカ君的日常
 あと10日ほどでアメリカ大統領に就任するトランプ氏、 まだ大統領に就任した訳じゃないのに、 彼のツイッターでの発言で自動車業界の様な経済界、 もしかしたら外国の国家にまで影響を及ぼし始めている。 大統領選以来、 株式市場は株価上昇の反応を見せているのだが、 僕の胸の中には株価が逆回転するとの思いが沈み込んでいる。 とにかく、 現在の様な一方的な上昇はいずれは止まるのが過去の習い、 だから現在証券会社に置いてある資金の大半は現金化して証券会社の口座に留め置いてあるのだ。



 さて、 話題を変ます。 明日8日の日曜日からNHKで「刑事フォイル」の第2シリーズの放映が始まります。  フォイル刑事に会えるのも、 彼の運転手を務めるサムと再会出来るのも、 とても楽しみです
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2色・表面照射光源・コントローラー(6号機用)完成

2017-01-06 21:56:37 | 雪の結晶撮影
 雪の結晶撮影装置の本体は6号機と呼ぶ迄の変遷を辿ってきたが、 その照明光源も幾多の変遷を経て、 今回は2組のLEDをドライブするコントローラーを新たに製作した。

 カメラ本体(オリンパス TG-3)には顕微鏡モードにも対応できるLEDを光源とするライトガイドなる物がオプションで販売されていて、 僕も購入して持っている。 しかし、 背景画像としてデジカメモニター画像を使用する僕の撮影方法では背景画像と被写体としての雪の結晶の明るさのバランスをとるためにはフラッシュライトの光量と、 背景画像の明るさの間に微妙な調整を必要とするのだが、 お仕着せのフラッシュではそれが出来ない。 そこで、 撮影装置6号機に対応する専用の表面照射光源とそのコントローラーを作って使用している訳だ。 既に1個のLEDをドライブするコントローラーは製作して使用中ではあるのだが、 更に色の異なる2個のLEDをやや角度を変えて設置した光源を試したくなった。 そして、それに対応出来るコントローラーを作る事になったのです。

 1つ目のLEDは 通常の白色LED、 2つ目は水色っぽい色合いが特徴のアクアホワイトと呼ぶLEDです。

 2色のLEDを点灯させた状況


 ついでの事に電源はカメラ用の電池(約3.9V出力)から携帯などの充電に使用する事を目的とした大容量の電池(5V出力)に変更した。
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2017年 新年始動

2017-01-05 21:42:44 | タナカ君的日常
 サラリーマン時代だったら、 正月休みが終わり仕事が始まった時点で 「新年始動」 となるところだが、 今の僕にとっては公民館の正月休み閉館が終わって 「公民館囲碁が始まった」 そんな今日が 「新年始動」 の気分に溢れた一日だった。

 その公民館に出かけて囲碁対局した午後を除けば、 午前中も、 夕食後の時間も雪の結晶撮影装置6号機の表面照射光源の改良作業に没頭中。 多分明日には工事は完了する予定。 そして来週の半ば頃には降雪予報のある草津温泉に撮影に出かけていることだろう。
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申年の想い出

2017-01-04 09:50:11 | タナカ君的日常
 去年は申年、 僕の干支だった。 だからと言って格別の事も無い一年だった。 まあ古希も過ぎた歳になってみれば、 特に病気で医者通いするでも無く、 歯医者で歯を抜かれて残存歯の本数が減る事も無く、 平穏無事で何よりの一年でした。

 その年の11月下旬に大町方面での降雪予報が出た時に雪の撮影に出かけた。 そして大町から鹿島槍スキー場に向かう途中の源汲の雪に覆われた田んぼに散らばった猿の群れ(およそ60匹ほど)が採餌している所に出くわした。

 その時の写真をまだUpしてなかった事を思い出してこのブログを書いてみた。
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届いた年賀状@2017

2017-01-03 15:19:34 | タナカ君的日常
 早くも正月の3日になった。 その間に届いた、 僕の名前が宛名にある年賀状の枚数は10枚に満たない、 単独に宛名書きされたのが三通、 妻と僕の名が連署された賀状が五通。 僕から年賀状を出さなくなって7年経つが、 まだ年賀状が送られて来るのです。

 今日はその内訳を記してみます。

僕 単独宛名の賀状

 1. 車のディーラー

 2. 勝手に草刈りしている別荘のオーナー

 3. かっての職場の上司



妻と僕の名前に宛てた賀状

 1. 古~い 山仲間

 2. 今も一緒に歩く山仲間

 3. 甥っ子夫婦

 4. 息子の嫁さんの実家の両親

 5. 息子家族


 茶色で表示した人達へは妻が賀状を出しているのかもしれません。

 それから、 普通に年賀状書きしている妻宛には、 もう少し多めの賀状が届いて居ます。
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照明条件の実験-2

2017-01-02 16:17:59 | 雪の結晶撮影
 元日、引き続く2日の今日も「・・・実験-2」としての記事を書く。 僕の感覚的に言うと、 「どこか降雪が有る場所に行って、 実際の雪を撮影してみたい」 と感じるほどの実験結果を得たのだ。

 Top写真はパッとしない状態の写真だが、 背景画像を映し出すデジカメの照度と、 サンプル上方から照射する表面照射光源の光量のバランスを適度にとると、 「これは行けるかもしれない!」 そんな画像が得られたのだ。


 写真 1


 写真 2


 さて、 たった二日間の照明条件の実験で 「一丁あがり」となってしまったら、 少し物足りないし、 「暇つぶしには勿体無い」 そんな気持ちは大いに有るが、 実際の撮影の場に持ち出せる様にするためには、 表面照射光源LEDの取り付け位置を実験的な手持ちでの仮の保持から、 きちんとした方法で保持出来るようにするなどの工作が必要になる。 その作業をすませてから、 草津温泉あたりへ出かけてみるつもりだ。


 そして、実際の雪を撮影して上手く行ったら、 「どの様にしてデジカメ液晶画面の背景画像の輝度を任意に調整するのか?」 そんなノウハウについても書いてみるつもり。
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照明条件の実験開始

2017-01-01 21:15:09 | 雪の結晶撮影
水滴とサランラップ片のダミー試料に
緑色レーザーを浅い角度で照射


レーザー照射が無い場合


 路面には雪も無く、 陽射しも一杯降り注ぐ、 そんな平穏で渋滞も無い道路状況の中、 途中藤岡での立ち寄りを含めて長野道、 信越道、 関越道、圏央道と走って、 元日のきょうは安曇野から東京へ戻って来た。 

 帰宅後は車から降ろした荷物の片付けもキチンと終わらない内に12月30日の記事で書いた、”雪の結晶撮影でのコントラスト不足”に対処すべく、 雪に似せたダミー試料の材質を従来の食品トレーのプラスチック片よりも薄い食品包装用のサランラップを用いたり、 水滴を落としてみたりして、 雪の結晶の形状が際立つ様な照明はどうすれば可能となるのか? 実験を開始した。 

 先のブログでも記した様に、 「同一試料であっても背景画像が異なるだけで、 形状の見え方が大きく異なった事が解決のためのヒントになるのではないか?」 と想定してこれから暫く、 あれこれ試して見る予定。 来月の北海道撮影行までには何とかモノに出来たら良いのだが・・・ どうなりますかお楽しみ。
 
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