横浜田舎物語

サザン、サッカー、ロードバイク
エイジレスばあばのパワフルな日々
をお届けします

防災訓練

2016-11-06 | 出来事
小春日和、絶好の自転車日和でしたが、今日は地域の防災訓練日

股関節の手術前は、とても長時間立っていられないから、ずっと免除してもらってました。

が、こんなに元気になった今はさぼるわけにもいきません。

大事なことですし、

災害警報ベルが鳴ると、一斉に外の通路に出ます。目印の旗を持った班長を先頭に、まずは近所の公園に集合

そこで人数確認、しばらく待機して、次はこれまたすぐ近くにあり、避難所に指定されている小学校に向かいます。

校庭でもしばらく待機、順番に簡易トイレの見学です。

簡単なテントの中にトイレがあります。説明によると、1日あたり100人は利用できるとのこと

100人なんてあっという間にいっぱいになってしまいます。

1か所2か所では足りそうもないです。もっと詳しいこと聞けばよかった、後悔です。

次は避難し、宿泊所になるはずの体育館へ、夜間を想定して真っ暗になってます。

一人分のスペース(畳1帖分)の説明と、床には梱包に使うプチプチ・・正式名を気泡緩衝材って言うんですね。

それを敷き詰めるらしい

「この上に寝るんですか?」って質問した人がいましたが、皆さんも聞きたかったこと

基本的にこれだけだそうです。

床に直接よりは多少いいけど、長時間はとても無理でしょう。
自宅から寝具を運べればいいけど、実際はむずかしいのでは?

テレビで何度も見た被災地の避難所、実際体育館に入って想像したことで
もしも現実になったら、と、改めて恐ろしさがわいてきました。

そして、再び校庭に戻り、消防の方から被害に遭われている人の救助訓練を見学

がれきを想定した跳び箱の下に、マネキンの女性が下半身挟まっているのを助ける

テコの原理を応用する、といっても実際はどうなのでしょう。
気持ちが動揺してとてもお手伝いなどできないのではと、真剣に考えてしまいました。

その反面「奥さん方、ご主人がもしもこのようなことになったら、あなたが助けなくてはいけないのですよ」
と言われて、つい「いや、それは無理、放っておくしかないわ」

真剣な中に冗談も、これも現実ではないからですね。

約2時間、立ちっぱなしでの訓練でした。

そしてお土産をいただきました。



缶詰のパンは賞味期限が5年、しかしその日付が2016.12.09となっています。

つまり、まもなく5年が経過するということ、各自治会では食料の備蓄も多少はあるようなので
その中から配ったのでしょう

そしてまた、新しいものを買い足していくのだと思います。

もう一つは災害用トイレセットです。

通販で売っているのを見て買っておこうと思ってましたけど、今日、ご近所さんの話で
いくつか、グッドアイディアがありましたので、さっそく実行しようと思いました。

一つは、Mさんから、高齢のお母さんが亡くなられて、遺品となった紙おむつをいざと言う時のために
捨てないでおいたとのことです。

慣れないとむずかしいかもしれないけど、本当に困ったらそんなことは言ってられません。

そしてもう一つは、猫ちゃんのトイレ用の砂、これも用を足すと固まりますから便利でしょう。

知恵を絞って、あるもので工夫する、勉強になります。

今年も熊本、島根と相次ぐ大きな地震で、大勢の方がいまだに不自由な生活をされています。

避難訓練はどこまでも訓練であってほしいと願いますが、こればかりはどうにもならない、明日は我が身です。

我が地域も高齢者が多くなり、実際災害に遭ったら、どんなことになるのか想像もできません。

”覚悟が必要”過去になく真剣に考えさせられた訓練でした。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする