横浜田舎物語

サザン、サッカー、ロードバイク
エイジレスばあばのパワフルな日々
をお届けします

ラストコンサート 第24回定期演奏会

2012-03-31 | M中吹奏楽部
 とうとうこの日がきました.


2012年3月29日 木曜日 午後5時半開演

                   


日にちが経ってもまだ、夢のようなステージと、大勢の観客の声援、拍手が耳から離れません。

中学校の3年はあっという間よ・・

本当にあの子たちの演奏を聞くのはこれが最後の最後なのです。

この日のために、家族、親戚総動員、そして地元と言うこともありセントラルのおばさま方も勢ぞろいで
応援に駆けつけてくださいました。

初めての定期演奏会は一昨年、1年生の孫たちは、演奏を聴かせるというよりも、先輩たちの足を引っ張らないように
必死で付いていくのと、一生懸命覚えたダンスを披露してくれました。

この日を最後に引退する3年生を送る場面では、本人たちはもとより観客まで涙、涙のそれは感動的なものでした。


そして、昨年は、未曾有の大災害の後、日本中に祭りごとを封印する風潮が広がり、
歯止めのかからないまま、M中吹奏楽部にもそれはやってきました。

卒業生にとって、3年間の集大成であり、一生に一度の、最初で最後のイベントですから
それができないとなったときの落胆ぶりは、当時2年生だった孫の話から十分伝わってきました。

当時は世の中すべてがそういう流れでしたから、もう半ばあきらめてたところへ
校長の鶴の一声?で学校の体育館で開催されることになったのです。

顧問のT先生のお話には「開催自体が難しかった状況から地域、職員、そして何より保護者の皆様の多大なるご尽力により・・」
と、あります。

観客も少なく、音響も決して満足のいくものではなかったけど、それだけに忘れられない演奏会になりました。


そして、今回、例年通り、ここ神奈川県民ホールで開催されることになりました。

もう何度言ったことでしょう

当たり前のことのありがたさ、尊さ、今回は本当により強く感じました。

始まりました。

3部構成で行われます。

第一部は、吹奏楽の王道ともいうべきクラシカルな曲を

第二部では、それぞれパートごとの演奏と、3年生35人による演奏

さすが3年生です。

受験のブランクを感じさせないすばらしい演奏でした。

二部最後の曲は、昨年のコンクール自由曲<「アルプス交響曲」より>

栄光の先輩たちの伝統を守りながらも必死で全国大会を目指した曲
結果は残念ながらダメ金でしたけど

本当によく頑張りました。

私自身、何度も聴かせてもらった思い出深い曲ですが、これも聴き納め

もうすでに涙ぐんでいる3年生もいます。

不調ながら、やっとの思いで突破した市大会、

T先生の厳しい指導のもと、生まれ変わったように生き生き演奏した県大会

そして、宇都宮で開催された東関東大会・・・結果は前述の通りでしたが

よく頑張りました。すばらしかったです。

M中吹奏楽部の輝かしい実績は、東関東大会17回出場(内、1度は3年連続全国出場のため不出場)金賞は13回
全国大会には5回出場

平成11年からはずっと東関東では当たり前のように金賞に輝いています。

この伝統を守り抜く、それこそが彼らの使命でもあったように思います。
それだけにそのプレッシャーは半端ではなく、とても中学生とは思えないような厳しさにも耐えられたのだと思います。

初めて楽器を持ってからわずか2年でかなりの曲が演奏できるようになります。

中学生くらいの柔軟な脳と体は良き指導者の導きで、信じられないほどの伸びを見せてくれます。

「アルプス交響曲」を聴きながら、様々な思いがよみがえってきました。

そして第三部

がらっと趣向を変えて

ディズニーメドレー~JPOPベストヒッツスペシャルメドレー

そして、私のために?って勝手に思ってしまった、待ちに待った”サザンオールスターズメドレー”
思わずスタンディングで手拍子したくなってしまいました。

M中のコンサートでは必ずアンケート用紙が渡されます。

その中に<今後演奏してほしい曲、ジャンルがありましたらお書きください>という項目があります。

<サザンオールスターズかビートルズをお願いします>と、何度か書き込みました。

それが通じたのかは?ですが

演奏曲目が決まった時

「ばーば、よかったね サザンだよ、サザン」と言って嬉しそうに報告してくれた孫

曲と一緒に周りに一応気遣いながら歌ってしまいました

そして、お別れセレモニー

3年生全員が最前列に並び、下級生が考えた、ひとり、ひとりに送る言葉を司会者の方が読み上げます。

後を追って、T先生がこれまた一人ずつ声をかけて、握手して行きます。

その都度、手で顔を覆う生徒たち

後で孫に「なんて言われたの?」と聞きましたら、忘れた・・と
忘れているわけないけど照れくさいのでしょう。
先生の言葉、しっかり胸に刻んでね  いつか教えてください。

全員でスピッツの”空も飛べるはず”を合唱

クライマックスはこれからです。

プログラム終了、と同時にお決まりのアンコール

T先生の挨拶があり、M中吹奏楽部のテーマ曲である”テキーラ”
そして、みんなが大好きな”宝島”

もう、本当にこれが最後と思うと、涙と言うより大きな声を出したいくらい号泣でした

1年の5月、娘の代行で部活説明会に行った日のこと

パートが決まって、楽器を買いに行った日のこと

初めてのコンクール

2年になってA編成に選抜され、先輩たちと挑んだコンクールのこと

大震災で定期演奏会ができないかもしれないと落ち込んでいた日々のこと

3年生になって、今年こそ全国にとの思いで勉強にも部活にも頑張ったこと

もっともっと書ききれないほど、本人も家族みんなも夢中になった3年間でした。

最後のコンクールは結局ダメ金だったけど、伝統の重圧から解かれ、やるだけはやったという
満足げな表情を忘れることはできません

Mちゃん、ほんとにありがとうね

あなたのおかげで家族みんなが強く結束できたような気がします。

残念ながら行くことになった高校にはちゃんとした吹奏楽部が無いから継続は出来ないけど
パパが言ってたよ

「これからも何か楽器を続けさせたい」って

音楽はいいよね。  どんなに苦しい時でも、辛い時でも勇気をもらえるし、希望をもらえます。

寂しいけど、ばーばの追っかけもこれで終了

3年間T先生の厳しい指導をがんばってこれたのだから、これから何かあっても大丈夫

M中吹奏楽部で経験した、苦しさ、悔しさ、楽しさ、嬉しさ そのすべてがこれからのあなたの人生の支えです。

よかったね

よくがんばりました。    もう一度ありがとう
         
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最後の文化祭

2011-10-21 | M中吹奏楽部


孫のM中で文化祭がありました。

他の部の人たちはとっくに引退して受験1本の日々だというのに
吹奏楽部の3年生は今日までが活動の日、そして仮引退となります。

正式引退は3月末に行われる定期演奏会終了後

卒業式が終わっても部員でいるなんて・・

受験勉強もしなくちゃいけないのにずっと朝練もありました。

今日はコンクールとは関係のない、楽しいポップな曲に振付も付いて
3年生の先生方が扮装(コスプレって言うんですか、今どきは)をして
歌ったり踊ったり、特に生徒たちには大受けでした

毎度のことですが、吹奏楽部の父兄の皆さんの熱意は異常?いやそれだけ一生懸命なのですが

ずら~っと並んだ三脚にビデオカメラ、「まるで有名人の記者会見並みだな」と
ある教諭がおっしゃっていたとか・・

たしかにすごいです。

最後の曲が終わると、どこからともなく自然にアンコールコールが湧き、

そういえば、M中吹部のテーマ曲『テキーラ』がまだでした。

体育館全体がノリにノッって終了

3年生はこれで来年の受験までしばらくの間楽器から遠ざかります。
少し寂しいけど、お疲れさまでした。

楽しい時間をありがとう



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がんばったね

2011-09-12 | M中吹奏楽部
この2日間、どちらが先か?と考えましたが

やはり、私にとって何よりもかけがえのない孫が最優先

ということで昨日、宇都宮で行われた【東関東吹奏楽コンクール  中学校A部門】の報告から


福島を後にして

こんな景色を眺めながら・・・



こんなに見事な金色の稲穂・・もしも放射能の影響があったら・・・

農家の方のご苦労を思いつつ、無事おいしいお米を口にすることができるよう祈りながら・・


約45分後宇都宮に到着、

お決まりのこれ





横浜から来た娘たちと合流して、これもお決まりの宇都宮と言えば餃子

今回は”みんみん”には行きませんでしたが

駅ビルの中の1軒で





餃子定食  550円也  安い~~ っか

コンクールはキャパの関係で午前、午後と入れ替え制、M中は午後も後半、2時からの入場です。



ここも1年前、緊張と期待で初めて訪れた”宇都宮市文化会館”

いよいよ決戦です。





今だから書きますが、神奈川県大会では屈辱の最下位通過

あの日顧問のT先生から

「すべての責任は自分にあります。 東関東まで時間はありませんが、徹底的にやります」と
反省と強い決意が述べられました。

しかしそこは中学生

横浜市は2期制ですから夏休み明けすぐに期末試験が

なんと宇都宮に出発の前日までの3日間がその期間でした。

3年生にとって進路を決定する重要な試験、しかし他の子たちはわかりませんが
家の孫は「コンクールのことで頭がいっぱい」なんて親を不安にさせる言葉を吐いていたようで
2兎を追えない不器用な子に育ってしまって、今さらどうにもならず・・・

そんな前哨があって、父兄のみなさんも不安だらけでコンクール当日を迎えたわけです。

各県から選抜された学校の演奏はさすがで、素人耳にはどこも金賞なのではと思えるような出来

M中始まりました。

<どうか実力が発揮できますように そして楽しんでくれますように> 祈りました

そして始まりました。

<あら? これ?違う曲?>

何度も聴いた自由曲、後で娘と話したのですがT先生、かなりアレンジを変えてきました。

以前よりかなりインパクトのある出だし

いい感じなんじゃない

途中から緊張より、聴いていて楽しくなってきました。

そして無事終了

結果はどうであれ、よくやりました。

ほんとうにがんばりました

結果発表は終了後、そこまでいたかったけど、帰りが何時になるかわからないので帰路に

宇都宮から新幹線で東京まで、東海道線に乗り替える
去年はここで携帯から結果を知ったのですがまだ出てこない・・・

結局家に着いてパソコンで知りました。

見事金賞に輝きました。

しかしあの・・・ダメ金

結局、全国に行くことはできませんでした。

代表は去年と全く同じ千葉県2校、茨城県1校で決まり

県大会で抜群の成績だったH口先生率いるH中も同じくダメ金でした。
あの演奏を聴いてトップ賞である”朝日新聞社賞”をもらった時、他校でありながら
今年はきっと行けるだろうと思ってましたから、ほんとに残念でした。

神奈川県から出場した8校中、H中とM中の2校が金賞をいただきました。
どちらもライバル意識は強いです。

県大会では大幅に差をつけられてしまいましたが、やっぱりT先生、タダでは転びませんでした。

帰りのバスは去年と同じだったのでしょうか?

いや、去年は<来年こそは> という決意の涙だったけど、今年の涙は・・・

決して後悔の涙ではない、悔しいけどやりきったっていう涙だったはず

全国大会という夢は破れたけど、この2年間、いっぱいいっぱい楽しませてくれてありがとう

来週の日曜日にはオータムコンサートが開かれます。

金賞を胸に堂々と演奏してもらいたいと思います。

そしてようやく、遅ればせながら引退の日を迎えます。
 
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クイーンズスクエア横浜 吹奏楽演奏会

2011-08-25 | M中吹奏楽部
みなとみらいのクイーンズスクエアにはイベント会場があり
常時さまざまなイベントが行われています。

有名人のライブもあったりしますが、夏休みもあとわずかとなった一昨日
M中もこのイベントに参加、約40分間、大勢の観客の前で演奏させてもらいました。





1年から3年まで総勢101人の大所帯
全員が並ぶとそれは圧巻です



屈辱の県大会の後しばらく夏休みがあり、その後連日厳しい練習に明け暮れ
来月、宇都宮で開かれる東関東大会に向け、おそらく容赦のないT先生の怒号が
響き渡っていることでしょう

昨日も孫に会いましたが、練習の後、夜遅くまで塾通い、よほど疲れているのか不機嫌で、
あげく「私は人と違って、反抗期が遅いから、今がその時なの」なんて自分で言ってますが・・
その辺りはまだ可愛いです

今回、初めて司会を仰せつかって、挨拶、曲紹介等
聞いているこちらの方が緊張してしまいましたが
本人は意外とあっけらかんとしてこなしたようです

他の部活に所属の3年生はほとんどが夏の大会が終わり、受験勉強1本に集中している中
吹奏楽部だけはありがたいことに後しばらくは現役を続けることになります。

毎年のこととはいえ、今年はわかりません

でも、信じたいと思います。
去年だって、3年生が非常に少ない谷間の年などと陰口があったようですが
それでも先輩たちはがんばりました。

その頑張り屋の先輩と共に闘った現3年生たちが負けるわけがありません。

ここへ来て、伝統の重圧に勝つか、負けるか非常に厳しいけれどやるしかないのです。

もうこの際、全国なんて言わないから、せめてあの、”ダメ金”をお願いします。
応援団がこんな弱気じゃダメでしょうか?

9/11は神奈川県代表8校のうち、ラスト、”トリ”を務めます。
さあどんな出来になるでしょう、乞うご期待 ですよね


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宇都宮行きますけど・・

2011-08-13 | M中吹奏楽部
朝早くから行列、午前7時半ころの神奈川県民ホール  すでに30度超しているはずです。

 

この不満をどこにぶつけたらいいのか・・

昨日、孫の吹奏楽部神奈川県大会、行われました。

おかげさまで突破し、東関東大会に進むことができました。

しかし、このイライラ、むかむかは・・
全く嬉しくなんかないのです。

出来、最悪でした。

子供たちは一生懸命やりました。

でも、最悪の結果でした。

こんなふうに書くと<なんていい気になってるのか 先に進めない学校だってたくさんあるのに>
と、おしかりを受けそうですが

T先生「子供たちはよくできました。自分の言うことをよく聞いてくれて全く責任などありません
この結果はすべて自分の責任です」

もしかしたらM中始まって以来の最悪の予選だったかもしれません。

それでも、なんとか通過することができました。

東関東大会までほぼ1カ月、これからの練習は今まで以上、何倍も厳しくなるでしょう。

これはあくまでも私の個人的な考えですが、
審査員の先生方は
M中なら、今日の結果を踏まえて、きっともといいものを作ってくるだろうとの期待があって
ぎりぎり合格点を下さったのでは

子供たちも相当ショックだったようです。

しばらく夏休みに入りましたが、それが終わったら猛特訓、猛練習です。

気持ちです。いわゆるモチベーションの問題だと思います。

さあ切り替えて、本気の中の本気を出してがんばろう

会場は毎年持ち回りですから、今年は茨城県の予定でした。
ところが、震災の影響で不可能になり、急遽、去年と同じ栃木県宇都宮で行われます。

うだうだするのは今日まで、気分転換しなくちゃ







県民ホールから見える横浜港と海岸通りは、いつもと変わらない景色なんだけど





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最後のサマーコンサート

2011-08-09 | M中吹奏楽部



一昨日の日曜日、午後5時からM中吹奏楽部のサマーコンサートが開かれました

3年生の孫にとって最後の夏、だから最後のサマーコンサート

一家総出で鑑賞しました。

市大会が終わって、恒例の3泊4日の河口湖合宿、相当充実していたようです。

最初は1,2年生51名のB編成、この中から35人編成でコンクールに出場しましたが
楽器を初めて持ってから3カ月にも満たなかった1年生はどんな気持ちで挑んだのでしょう

時々外れたり、ピーなんて音が聞こえましたが、そこがまた初々しくて

<がんばれ~

ハラハラしながら、微笑みながら応援します。

2年前の今頃、初めて孫の演奏を聴いた日のことがよみがえって
久々に新鮮な気持ちに、感動もいただきました

一生懸命、一生懸命演奏している1年生、
初めてご自分の子供、孫の姿を目の当たりにしたご家族の気持ちを思うと
こちらまでウルウルしてきます

そして、先輩たちA編成の登場

毎年のことですが、合宿前と、後では人が変わったように大きな変化が見られます。

今年もその期待を裏切ることなく、堂々とした演奏を聴かせてくれました。

B編の後輩たちは、この先輩の演奏を聴いて、来年は自分がここにいるのだと
自覚することでしょう。

こうして、伝統が引き継がれていくのです。

いよいよ今週は県大会、
大丈夫自信を持って、力を出し切ればぜったい突破できます。

チケットないので、またがんばって並びます。

最後のサマーコンサート、最後の県大会、
最後の、最後のすべて最後の夏です。

T先生「宿題やってる暇もないけど、1日でも長く続くよう願ってます」

はい、バーバも願ってます。

受験勉強大幅に遅れるけどしかたないよね
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市大会 2011

2011-07-29 | M中吹奏楽部
おなじみの神奈川県民ホール



M中は午後の比較的遅い時間帯なので、ランチをしてからのんびりと
そうでもしないと気持ちを鎮められないから

孫のコンクールデビューは2年前のこの大会でした。

楽器を持って、3カ月にも満たない1年生、
こんな大きな舞台にいきなり立って大丈夫なのだろうかと
周りも不安な初舞台でした。

そして2年になった去年、今度は3年生と一緒に全国大会につながる大切な舞台に
立たせていただきました。

前年とはまったく違う緊張感で、その先の東関東大会でダメ金で終わるまでの闘いが
ここから始まったのです。

<ダメ金・・・金賞を取ったのに代表になれなかったことの代名詞>

そして、今年、3回目の同じ舞台は最上級生になって、その責任も今までとは違うし
なんといっても、負けたらそこで引退、というがけっぷちですから
なんとスリリングな・・なんておちゃらけている場合ではないのですが

リラックスリラックス

お昼ころ学校を出発する部員に引率父兄として参加した長女の話では

県民ホールに入る前、顧問のT先生が、いきなり 「海を見に行こう」 とおっしゃったそうです。

県民ホールのまん前、海岸通りの信号を渡ればそこは”山下公園”そして”横浜港”

決してきれいとは言えない海だけど、この海は多くの大型船が行き交う、まさに外に開けた海

そこで、全員海に向かって1列に並び、発声練習
合唱ではありませんが、発声練習は、楽器にも必要なようで、練習前には必ず行われるみたいです。

さぞ気持ちよかったでしょう。

気持ちも楽になったはず

コンクールは、その人数によってA編成部門(50人以内)B編成部門(20人~35人)に分かれています。

A編は課題曲と自由曲を、B編は自由曲のみを演奏します。

昨年まで同一学校から、両部門に出られたのですが、今年からそれができなくなったので
特別に横浜部門というのを作って、参加したチームには、従来の賞ではなく、優秀、優良が
つきました。

孫のM中も毎年、A、B両部門に出場していましたが、
今年の1,2年生はここに出て優秀賞をいただきました。

賞はどうであれ、まだぎこちないうちから、大舞台を経験することがとても重要です。

それが翌年、翌々年につながって行くからです。

M中、始まりました。

ホール練習の時も書きましたが、今年の自由曲、とても難しくてわかりにくい曲です。

T先生も後でおっしゃってましたが、迷って迷って、決まってから今日までの期間が
とても短かった。

この曲を完成させるためにはあと半年は必要、でも次の県大会まで2週間しかないから
この短い間に今日よりももっと完成度を上げなければ・・と

初めはもう少し簡単な曲だったらしいです。
でも、ご自分で温めてきたこの曲をやらせてみたら、子供たちが思いの他出来てしまったらしい
で、急遽、変更で短期間・・となったようです。

先生、だめでしょ 一番彼らの力がわかってるのは先生なんですから

ま、とにかく県大会には進みました。

今年はA編成に出る学校が多く、実力のある学校も多く、昨日1日で25校が出場
そのうち、なんと金賞が10校も出ました。

始めて金賞を取った学校もあり、大歓声が・・・

しかし、たいへん残酷なことにその10校から県大会に行けるのは6校
つまり4校が例の”ダメ金”になってしまうのです。

賞がすべて発表されてから、最後に県進出の6校を読みあげるのですが
そこで、その前とはまた違う明暗がはっきりと

金賞を取ってもここで呼ばれなければ3年生は即、引退なのです

M中は最後の最後でした。

私は確信してましたから、可愛くないけど自信満々で結果を待ってました
しかし、娘をはじめとした父兄の皆さんの緊張感がこちらまで伝わってきて
ほんの少しですがいやな感じがよぎりました

子供たちの中には泣きだす子もいて、強豪と言われているこの子たちでさえ
わかるまでの不安はあったのだ、と、もしかして市大会突破は当たり前といわれていることへの
プレッシャーから解き放たれた安堵の涙だったのかと
この可愛くないばーさんは冷静に観察してしまいました。

日曜日からは恒例の河口湖合宿、そこでしっかり叩き込まれて、
毎年のことですが力を付けてきます。

たった3,4日のことなのに別人のようになって帰ってきます。

サマーコンサートも開かれます。

今年は先日ホール練習をやった我が区の公会堂が会場なのでラッキーです。

可愛くないことばかり言いましたが・・実はとっても疲れました
やっぱり内心は・・よかったあ・・安心しました



これ?崎陽軒のシウマイ弁当ですけど・・

久しぶりに食べました。
だって結果発表終わって帰ったら8時近くになってしまいましたから

ビールとシウマイ弁当、それだけで大満足の祝い膳でした
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最後の夏始まります

2011-07-28 | M中吹奏楽部


 
 夜中に目が覚めて、そうだ

 孫に激励のメールを送りました
 
 その返事が早朝届きました。













お天気は今一つはっきりしませんが、行ってまいります。



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ホール練習

2011-07-25 | M中吹奏楽部
いよいよ最後の夏です

今週の横浜市予選から始まって、来月半ばの県予選、
そして9月に入って東関東大会、今年も昨年と同じく宇都宮で開催されます。

そして、今年こその全国大会、あの普門館へ、

短期間ではありますが、その道のりは厳しく遠い

孫のM中は、全国出場3年連続があった翌年を除いて10年以上東関東大会に
行かなかったことはありません。

それだけにそのプレッシャーは大きく、またそれが励みになって、自信となって
日々の部活動に励んでいます。

先日、我が区の公会堂で”ホール練習”が行われました。

公会堂を1日借りきって本大会のために様々な行程を試します。

今回はまだ1度も聴いていないぞ  どんな出来になってるんだろう

そんなことを思いながら、差し入れのお菓子を奮発して買い込み公会堂に向かいました。
現在の部員は104名

まるで高校野球の名門校のような大所帯です。

お世話をしてくださる3年生のお母様方には本当に頭が下がります。
この父母会も毎年引き継ぎながら、ある意味伝統を守り続けているのです。

父兄であれば見学は自由ですので、もっといらっしゃるかなと思ったら、意外に少ないので
拍子抜けしましたが

いきなりT先生の怒号が・・・

しかし子供たちはすっかり慣れているのでしょう
臆することなく、懸命にやっておりました

思わず高校時代のバレーコーチを思い出しましたが、そういえば怒られながら
舌を出していたな、と思わず苦笑いを・・

このくらい逞しくないと、辛い練習はこなせませんからね。

ホール内は、省エネの影響でしょう。

普段よりかなり蒸し暑い

この日は、いっときの猛暑から比べたら幾分過ごしやすかったけど
朝からずっと通しでは、かなりの体力を消耗しているはずと、健康管理も闘いの一つ

最後に通し演奏をすると言うので、一旦家に戻り、晩ご飯の支度をしてまた公会堂へ
これも近いところならではです。

今年も課題曲と自由曲の2曲の演奏です





いやあ、びっくり

なんて難しい曲、もちろん無知な私は聴いたこともないのでなんと言う曲かなんてわかりませんが
とても中学生が演奏する曲ではないと、素人でもわかります。

初めて楽器を持って、たった2年余り
いくら伸び代がたくさんある世代とはいえ、指導者の熱意と、
子供たちの努力には敬意以外のなにものでもありません。

そういえば、3年になったばかりの頃、孫が言ってました。

「T先生、今年は本気で全国狙うって」と

3年生が2/3以上のメンバー構成ですからそれだけ難曲に挑めるということなのでしょうか。

まあ、全国は・・ですが、目標はどこまでも高く・・大切なことです。

今回のなでしこジャパンだって、金メダルが目標と大会前に聞いた時は
「ええ~まさか、無理よ~」って思いました。

でも結局その通りになりました。

さあ、M中の吹奏楽部、なでしこに続いて、高い目標に向って進みましょう。

市予選は3日後、山下公園前の県民ホールです。

応援に行くわよ~


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”ところで”

2011-05-05 | M中吹奏楽部
昨日の午後の用事というのは

孫のM中吹奏楽部顧問T先生主催のコンサート

ところで

これがこのコンサートの名称です。

どこからこの名称がついたのか?何の意味があるのか?よくわかりません
聞かなかったけど、多分孫に聞いても「知らな~い」って言うでしょう、ぜったい

開演前にロビーではプロムナードコンサートが開かれ



先輩方によるリコーダーとメトロノームを使ったパフォーマンスが
大受けでした

出場メンバーはT先生に縁のある方々、

先生の前任校である横浜市立H中学校の先輩方、もうすでに社会人の方もいます。

それにそれに、この春卒業、あの日学校の体育館で涙の定期演奏会の主役だった皆さんも
高校生になって、すっかり大人びて参加



来年は孫もこんなふうに舞台に立つのかと感慨も一層です。

第一部では、『ごちゃまぜアンサンブル』ということで、いろんなメンバーがいろんな楽器を持って

金管がメインでしたが、高校生や大学生、それに社会人ともなるとさすがです。

第二部はM中吹奏楽部の出番  

先日、ディズニーシーで演奏した曲をやりましたが、あら?今日の方がお上手?
それもそのはず、今日はホールですから音響が違います。

極端な例で言うとお風呂で歌を歌うとうまく聞こえるってのと同じ?
失礼しました

それでもディズニーシーの体験が生きているのでしょうか、なんて楽しそうに・・
観客の皆さんもきっと喜ばれたはず、盛り上がりました。

そして最後の第三部

これは出場者全員での演奏




狭い舞台にいっぱいいっぱい椅子を並べて、その音は圧巻でした。

新2,3年生その実力は未知ですが、多くの先輩たちに囲まれて引っ張られて
なんかいつもより上手になったような

これもすべてT先生のご尽力です。

卒業してから全員が吹奏楽を続けるわけではないから久しぶりの方もいたことでしょう。

挨拶に立ったひとりの先輩

「楽器はやりたいけど日々の忙しさに決まったチームに入ることもできないし、ある意味面倒でもあるし
それでも年に1度、このコンサートがあると思うとそれだけでワクワクしてきます。」と

大人になって楽器が使えるってほんとに楽しいと思います。
大人になってから始めても覚えは悪い、指は動かない・・ないないづくしで結局挫折することが多いそう

その点、なんでも吸収の速いこの時期にしっかりした基礎ができていれば、それはもう一生ものです。

最後の曲『トゥーランドット』 
先輩たちに引っ張られてとはいえ、こんな難しい曲が演奏できるようになるとは

そして最後の最後は、コンサートのサブタイトル ”SUKIYAKI

あの”上を向いて歩こう” です。

もちろんこの度の大震災を受けてのことでしょう。

T先生のピアノ演奏に合わせて全員で合唱

2時間のコンサート終了しました。

T先生、皆さんお疲れさまでした。 楽しい時間をありがとうございました 
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