横浜田舎物語

サザン、サッカー、ロードバイク
エイジレスばあばのパワフルな日々
をお届けします

ラストコンサート 第24回定期演奏会

2012-03-31 | M中吹奏楽部
 とうとうこの日がきました.


2012年3月29日 木曜日 午後5時半開演

                   


日にちが経ってもまだ、夢のようなステージと、大勢の観客の声援、拍手が耳から離れません。

中学校の3年はあっという間よ・・

本当にあの子たちの演奏を聞くのはこれが最後の最後なのです。

この日のために、家族、親戚総動員、そして地元と言うこともありセントラルのおばさま方も勢ぞろいで
応援に駆けつけてくださいました。

初めての定期演奏会は一昨年、1年生の孫たちは、演奏を聴かせるというよりも、先輩たちの足を引っ張らないように
必死で付いていくのと、一生懸命覚えたダンスを披露してくれました。

この日を最後に引退する3年生を送る場面では、本人たちはもとより観客まで涙、涙のそれは感動的なものでした。


そして、昨年は、未曾有の大災害の後、日本中に祭りごとを封印する風潮が広がり、
歯止めのかからないまま、M中吹奏楽部にもそれはやってきました。

卒業生にとって、3年間の集大成であり、一生に一度の、最初で最後のイベントですから
それができないとなったときの落胆ぶりは、当時2年生だった孫の話から十分伝わってきました。

当時は世の中すべてがそういう流れでしたから、もう半ばあきらめてたところへ
校長の鶴の一声?で学校の体育館で開催されることになったのです。

顧問のT先生のお話には「開催自体が難しかった状況から地域、職員、そして何より保護者の皆様の多大なるご尽力により・・」
と、あります。

観客も少なく、音響も決して満足のいくものではなかったけど、それだけに忘れられない演奏会になりました。


そして、今回、例年通り、ここ神奈川県民ホールで開催されることになりました。

もう何度言ったことでしょう

当たり前のことのありがたさ、尊さ、今回は本当により強く感じました。

始まりました。

3部構成で行われます。

第一部は、吹奏楽の王道ともいうべきクラシカルな曲を

第二部では、それぞれパートごとの演奏と、3年生35人による演奏

さすが3年生です。

受験のブランクを感じさせないすばらしい演奏でした。

二部最後の曲は、昨年のコンクール自由曲<「アルプス交響曲」より>

栄光の先輩たちの伝統を守りながらも必死で全国大会を目指した曲
結果は残念ながらダメ金でしたけど

本当によく頑張りました。

私自身、何度も聴かせてもらった思い出深い曲ですが、これも聴き納め

もうすでに涙ぐんでいる3年生もいます。

不調ながら、やっとの思いで突破した市大会、

T先生の厳しい指導のもと、生まれ変わったように生き生き演奏した県大会

そして、宇都宮で開催された東関東大会・・・結果は前述の通りでしたが

よく頑張りました。すばらしかったです。

M中吹奏楽部の輝かしい実績は、東関東大会17回出場(内、1度は3年連続全国出場のため不出場)金賞は13回
全国大会には5回出場

平成11年からはずっと東関東では当たり前のように金賞に輝いています。

この伝統を守り抜く、それこそが彼らの使命でもあったように思います。
それだけにそのプレッシャーは半端ではなく、とても中学生とは思えないような厳しさにも耐えられたのだと思います。

初めて楽器を持ってからわずか2年でかなりの曲が演奏できるようになります。

中学生くらいの柔軟な脳と体は良き指導者の導きで、信じられないほどの伸びを見せてくれます。

「アルプス交響曲」を聴きながら、様々な思いがよみがえってきました。

そして第三部

がらっと趣向を変えて

ディズニーメドレー~JPOPベストヒッツスペシャルメドレー

そして、私のために?って勝手に思ってしまった、待ちに待った”サザンオールスターズメドレー”
思わずスタンディングで手拍子したくなってしまいました。

M中のコンサートでは必ずアンケート用紙が渡されます。

その中に<今後演奏してほしい曲、ジャンルがありましたらお書きください>という項目があります。

<サザンオールスターズかビートルズをお願いします>と、何度か書き込みました。

それが通じたのかは?ですが

演奏曲目が決まった時

「ばーば、よかったね サザンだよ、サザン」と言って嬉しそうに報告してくれた孫

曲と一緒に周りに一応気遣いながら歌ってしまいました

そして、お別れセレモニー

3年生全員が最前列に並び、下級生が考えた、ひとり、ひとりに送る言葉を司会者の方が読み上げます。

後を追って、T先生がこれまた一人ずつ声をかけて、握手して行きます。

その都度、手で顔を覆う生徒たち

後で孫に「なんて言われたの?」と聞きましたら、忘れた・・と
忘れているわけないけど照れくさいのでしょう。
先生の言葉、しっかり胸に刻んでね  いつか教えてください。

全員でスピッツの”空も飛べるはず”を合唱

クライマックスはこれからです。

プログラム終了、と同時にお決まりのアンコール

T先生の挨拶があり、M中吹奏楽部のテーマ曲である”テキーラ”
そして、みんなが大好きな”宝島”

もう、本当にこれが最後と思うと、涙と言うより大きな声を出したいくらい号泣でした

1年の5月、娘の代行で部活説明会に行った日のこと

パートが決まって、楽器を買いに行った日のこと

初めてのコンクール

2年になってA編成に選抜され、先輩たちと挑んだコンクールのこと

大震災で定期演奏会ができないかもしれないと落ち込んでいた日々のこと

3年生になって、今年こそ全国にとの思いで勉強にも部活にも頑張ったこと

もっともっと書ききれないほど、本人も家族みんなも夢中になった3年間でした。

最後のコンクールは結局ダメ金だったけど、伝統の重圧から解かれ、やるだけはやったという
満足げな表情を忘れることはできません

Mちゃん、ほんとにありがとうね

あなたのおかげで家族みんなが強く結束できたような気がします。

残念ながら行くことになった高校にはちゃんとした吹奏楽部が無いから継続は出来ないけど
パパが言ってたよ

「これからも何か楽器を続けさせたい」って

音楽はいいよね。  どんなに苦しい時でも、辛い時でも勇気をもらえるし、希望をもらえます。

寂しいけど、ばーばの追っかけもこれで終了

3年間T先生の厳しい指導をがんばってこれたのだから、これから何かあっても大丈夫

M中吹奏楽部で経験した、苦しさ、悔しさ、楽しさ、嬉しさ そのすべてがこれからのあなたの人生の支えです。

よかったね

よくがんばりました。    もう一度ありがとう
         
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せっかくの晴れなのに

2012-03-28 | 出来事
   


             


昨日からマンション鉄部の補修、塗装工事が始まりました。

足場は組まれないのですが、こんなゴンドラが

ベランダの柵や、階段の手すり、物干しざお掛けなどの鉄部分

築年数が古くなればなるほど、資産価値をなるべく下げないように、管理はかなり行き届いていること
嬉しいのですが・・・

布団干しはもとより、洗濯物も干せない

今日は雨でもないのに乾燥機と室内干しの両刀使いです。

1週間かかるんですって、来週の月曜日までが予定になってます。

家の中は関係ないけど・・。  洗濯物はつらい

でもhanaさんの方は冬じゅうずっとって言ってましたね。  がまんがまん

ちょっと走ってきま~す

途中で雨がパラパラ   急いで買い物して帰りましょう


敷地内の集会所の横にある1本の河津桜

今年は少し遅かったけど満開になりました








もっと晴れている時写せばいいものを・・曇ってしかも逆光になってしまって・・失敗作でした


今朝、特ダネのお天気キャスター、天達氏が、”春雷”の話をしていました。

神奈川県にも注意報が出てますがこれからなのでしょうか。

こうしてだんだん春が近づいてくるんですね。
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観光もしてきました。

2012-03-27 | 京都、大阪、関西方面
今回の琵琶湖行きは、2泊3日の旅でした。

真ん中の2日目は走りましたけど、前後の2日間は
せっかくなので行きたいところに行ってきました。

初日、3/17(土)は全国的に雨でした

雨の高速は危険、とはいえ私は助手席で寝てばかりでしたけど

さて、せっかく西に向かうのだから今まで行ったことのないところに寄ってみましょう。
いうことで

東名と名神の終起点の小牧ICを下りて向ったのは


                  


我が家は自転車も共通の趣味ですが、とにかくお城が好き
どこに行っても、その地に城があれば必ず行く、というくらい

国宝 犬山城》です。


国宝に指定されている城は、姫路城、松本城、彦根城、そしてここ犬山城ですが
これで全城制覇(笑)

前述の三城は全部2度行ってます。

なぜか好きですね。  
天守閣からの眺めも好きですけど、中に入って、そこに当時の侍たちを想像するのが面白いです。

自分もすっかりその気になって妄想タイムに入るのです

犬山城は、最近まで個人の所有だったとか、その歴史も面白い物があります。

時々、雨足が強くなるので靴の中までビシャビシャに、ポリ袋履いてなかったからですね

そして、3日目 3/19(月)は

一刻も早く帰りたいという夫をなだめて、行ってきました。

滋賀県で一番好きな街、近江八幡市

今度またいつ来れるかわからないでしょ・・って



                  


この風景は、夫がお気に入りのドラマ『鬼平犯科帳』のロケ地でもあります。

やっぱり来てよかったでしょう。

今は桜の季節の前、観光客も少ない・・当たり前です。平日でした。

  

                  


右下の写真は、メンタームで有名な”近江兄弟社”の本社です。
その歴史がわかる資料館があります。


                  


こちらは全国的に有名なお菓子屋さん たねやCLUB HARIEです。

たねやは和菓子、CLUB HARIEはバームクーヘンがあまりに有名ですね。こちらが本家本元なんです。

お土産にお菓子と、街の中にあったお肉屋さんで近江牛・・ピンキリでしたから、もちろんキリの方を買ってきました。
すき焼きにしたけど、じゅうぶんにおいしかったですよ。

今回は徒歩だったので長くは歩けませんから、近場を回って戻りましたが、
自転車なら・・やっぱり自転車は便利だし、楽ちんです(笑)


最後に手前みその1枚を



                   


自分で言うのもなんですが、写真と言うより絵みたいでしょう。

近江八幡はどこを撮っても絵になる街

ぜひお薦めしたいです。

思い出に残る3日間でした。                  

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3月最後の日曜日です

2012-03-25 | 自転車
6時ごろ目が覚めました。

ああ、先週の今頃はもうスタートしてたんだなと、この1週間の速さに驚いています。

今日は、月末の日曜日なので地域の掃除の日、

草もまだ伸びてないし、掃き掃除はやってくれた方がいたし、結局また
顔合わせ、おしゃべりタイム

ブログを読んでくれているご近所さんと琵琶湖談義が・・

なんだか遥か昔のように感じます。

皆さんがすごいすごいと言ってくださるのですが

世の中にはもっとすごい人がいっぱいいるわけだから
そんなことを思ったら、べつにたいしたことはしてないのです。

ただ、この年齢のおばさんがやったから少しめずらしいだけかもしれません。

出来れば70歳になっても乗っていたいなあ  100kmなんて越えなくてもいいから

そんなことも考えさせられた1週間でした。

今回の《びわいちライド》は第1回となってます。
過去には琵琶湖1周200kmなんてのもあったと思いますが
企画元が違うのでしょう。

来年も3月に行われる予定のようです。

来年も行けたら、コースはわかったので気持ち的には楽かもしれません。

ただ、今日、ご近所さんに話したのですが、天気は晴れなくてもいいから、とにかく風です。

今回はほんとうに風に恵まれました。

体を低くして進むなんてことは1度もなかった。

それだけ体力の消耗も少なくて済んだし、

今回の《びわいちライド》に関しては、私のみならず大勢の方がその挑戦をブログに書いていますので
暇があると訪問してますが

こんな嬉しい動画がありました。

すみません 勝手に紹介させていただきます。

そういえばヘルメットにカメラを取り付けている方を何人か見かけました。

走るのに精いっぱいの私なんかに比べたら、すばらしいです。

お時間と、興味のある方は是非

かなり健脚の方とお見受けしますが、一番興味があったのは各エイドステーションで配られてた
食べ物だったみたい(笑) 

楽しい方ですねえ

動画を見ながら、走っている自分が浮かんできて、こうして公開してくださったこと、お礼を言いたいです。

ありがとうございました。

後編も同じページの右側にありますのでどうぞ・・なんて自分のもののように言って、すみません


        
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月1講座で

2012-03-24 | 趣味

自転車が”動”だとしたら、こちらの勉強は”静”

琵琶湖から帰ってすぐ、パソコン教室の月1講座でした。

教室に着くと、さっそくよっちゃん先生、マーサ先生、
そして私が来るのを待っててくださったみーすけ先生

みなさんからいきなり祝福の拍手をいただいてしまいました。

ありがとうございます。

そんなたいしたことやったわけじゃないのに恐縮でした。

さて、今日の授業は、デジカメでの室内撮影

始めはオートで写して、その後ホワイトバランス調整の勉強

私はコンデジしかありませんので、つい、オートで写してしまいますが

こうして今まで使わなかった機能を使ってみると、こんなに違いがあること
知りましたし、
せっかくの機能、たまには使わなくてはいけませんね。


               


  


  


  



           
           

           

           

           




室内での光の加減、時間帯にもよりますが、いろんな時間に同じものを写すのも面白そうです。  
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びわ湖一周ロングライド2012  後半編

2012-03-22 | 自転車
つづきです。

びわ湖大橋、渡ったことありますか?

面白い橋なんですよ。

道路に工夫がしてあって、車が通ると、そう、タイヤがのっかると
音楽が流れるのです。

「琵琶湖周航の歌」

われ~はう~み~の~こ~ さす~ら~い~の~> 

60km以上出さないと鳴らないそうですけどね。

有料道路から繋がっているので、橋を渡るだけでも有料になるって?
もちろん自転車と歩行者は無料ですが

歩道は自転車道にもなっていてとても走りやすいです。
橋の全長は1.4km

この橋のおかげで湖東と湖西の行き来がかなり短縮されたようです。

下りをコースMaxのスピードで下って左折
ここからは一昨年実際に走った道です。

もうよく覚えてないですけど、しばらく進むと有名な<鮎家の郷> があります。

ここにはあまりいい思い出はないですけど、今回は素通り

この辺りはず~っと何もありません。

コンビニもない

ただひたすら前を見て、相変わらずどんよりした空を見上げて
たまには湖も見て・・・湖岸道路を進みます


近江八幡市に入りました。

ここで湖岸道路からそれて、長命寺交差点を左折します。

「ふ~ん こっちへ行くんだ」

なんて暢気に走っていたら、突然、なだらかだけど長~い坂が始まりました

でもまだ余裕

くねくねと登った後は一気に下る~~~

ずいぶん長いこと下ったからもう終わりかと思いきや、そこからまたゲエェ~っと思うような坂が
しかたなくよいしょよいしょと登るけど

前を行く夫がどうもおかしい

坂道って、ゆっくり行けばいいってものではないんです。

一度ペースを作ったらそれにのらないと却って辛くなる

もう後になんて付いてられない   「おっさき~~~

夫を追い越した私の前には、大体ペースが同じらしく、何度も見かけた若い夫婦が
なんとかその奥さんの後に付いていこうと必死で登ったり、下りたり

後ろなんて振り向いてる余裕はありません。

ようやく平らなところに出て、皆さんのじゃまにならないよう端に寄せて待つことにしました。

なのに、いつまで待っても来ない

何かあったのかしら、携帯を確認したけど何もないし

そのうち通過して行く若い男性に 「ファイト~ 後少し、がんばって~」なんて言われるし

「お~~い、私はいいのよ  家の亭主が~」って叫んだけど、その人とっくに先に行っちゃった。

あああやっと来ました

「どうしたの?」

膝が痛みだしたようです。

いつも大体そうですが、坂道は私の方が強いです。

夫いわく、私の方が筋繊維が太いからだそうですが、それだけかなあ

確かに足の筋肉は私の方がりっぱですが・・

もともと足が細い人だったから、よくここまで筋肉をつけたのものですが
所詮、付きにくいタイプだから無理ですね。

一人でヤビツやりたいっていつも言ってるけどこれじゃとても無理でしょ

私はと言えば、まるで”ランナーズハイ”のような自転車だから”ローディーズハイ”?
なんだか気分は高揚して絶好調

苦しい坂も楽しくてって感じで・・・

夫は呆れてましたけどね

そういえば前日のトークショーで近江八幡に入ったらほんの少しだけどアップダウンがあるって言ってましたっけ

それがこのことだったのね。

三船プロの話によると、坂が苦しいという人は、平坦な道で70%の力で走るとしたら、坂で100%出してしまうからですって

平坦が70なら、それ以下で、そうすれば苦しさもたいへんさも半減するって
いいこと聞いたわ、私ってもしかしてとっても素直?

けっこうその通りに実行したりしてる?

それでも、こんなところでハイになった私はいいけど
もう100km超えてますから、慣れてなかったり、子供たちには(小学生もいます)きつかったんじゃないかな

なにゆえこんな試練を・・後半の中盤です。

こんな試練を乗り越えた後は最後のエイドステーション(第四チェックポイント)湖岸緑地南三ツ谷公園です。

なんてことはない普通の公園ですが、そこで待っていたものは


       

さすがにおにぎりはなかったけど、近江八幡の有名なお菓子屋”クラブハリエ”のクッキーと

この揚げたてコロッケ、実際その場で揚げているのです。

近江牛入り、温かいというより熱々、おいしかったわ~

一番人気でしたね。

何個もらってもいいんだけど、揚げ物は後で来ますからね
ひとつで十分です。

トイレにも寄って、なにげなく携帯を開けたら・・なんとブログ友のyukikoさんから激励のメールが
まさかこんなところまで、って思っていたのでほんとに嬉しかったです。

さっそく返事をしたらビックリしてました。

yukikoさんはその後も、もうゴールしたのではと、電話もくれました。
ありがとうございました。

さあ、いよいよゴール目指してラストスパートです   13時20分ころ出発

ここからは湖に沿って平坦な道が続きます。あと25kmくらい

まだ、元気です。

25kmといったら、家から遊行寺往復くらい、ほんとに後少しだ・・
そう思ったらなんだか寂しくなってきました。

それと同時に、心の奥から嬉しさがこみ上げてきました。

夫からこういうイベントがあるよ、と聞いたこと、申し込んだ時のこと、
ブログに書いたら大勢の人たちから激励をもらったこと

不安でプレッシャーから逃げたいと思ったこと・・

でも、もうそれもすべて風と一緒に後ろに流されたぞ~って思いながら

近江八幡の隣は東近江市、その隣が彦根市です。

有名な彦根城は、もう少し内陸?寄りなので見ることはできませんでしたけど

突然夫が

「荒神山を知ってるか?」

こんな時、知ったかぶるのが私の悪い癖で「聞いたことあるけど

「次郎長が・・吉良の仁吉が・・」って、なんかこんなところで説明されたって

「吉良の仁吉って知ってるよ、村田英雄の歌に出てくるでしょ き~ら~の~にきちは~おとこ~じゃあないか~とかって」

もうどうでもいいんだけど、
この後ずっと”人生劇場”が頭から離れ無くなってしまったことは言うまでもありません

彦根市を過ぎて米原を通過、ようやく出発点の長浜市に戻ってきましたよ。

あと5km・・その時です。

右足のひざの下からすねにかけてぴりりっと電気が走るような痛みが・・

後少しなのにどうしたの・・
痛いところを叩いて・・自分の足に叱咤激励です

まだ彼方ですが、宿泊したホテルが見えてきました。

あそこまでがんばるんだ、そしたら・・・

ゴールゲートを通る自分が想像できるようになりました。

そして、とうとうやりました  

14時30分 フィニッ~シュ   
  
ゴ~ル!!
    

ゴール地点には前日、トークショーでMCをやっていた星野君が出迎えてくれ、一人一人とハイタッチ

彼はなんと、ほぼ全員を迎え、激励し、ハイタッチを、
いくら仕事とはいえたいへんなことです。

えらいよ~星野君


走行時間  6時間44分54秒  所要時間  8時間22分  平均Av 22km


予定は9時間でしたからほぼ予定通りでした。

いただきました ↓↓ 


                  


記念写真を何枚か撮って、ホテルに戻り一段落するとメールが

今度は福井のわんこさんからです。

ありがとう  地元新聞に載っていたからとわざわざ記事を切り抜いて送ってくださいましたね。

すでに申し込んだ後だったんだけど、その気持ちが嬉しくて思わずウルウル来ましたよ

ウルウルと言えば

ホテルの部屋からこんな景色が見えるんです。


         


左の写真の先を右折するとゴールが見えてきます。(水色のアーチ)

この写真を写したのは16時ころですが、この後1時間以上、ずっと窓辺で到着する人たちを見ていました。

と、いうのも、ゴール地点の最終制限時刻は16時50分

なんとか遅れないようにと祈りながら、部屋の中ですから大声で応援してました。

タイムリミットまであと1分という時、手前の道を右方向から来た、どうみても小学生と親御さん

「がんばって~早く、早く~

こんなところで叫んだって聞こえるわけないけど・・・

あああ過ぎちゃった~

でも、でも、星野君を始め、ゴールスタッフは何事もなかったように出迎えていました。

よかったあ~  いくら時間が過ぎたからって、ここまで頑張った人を目の前で「だめ~」なんて言うことがあったら
文句言ってやろうと思ってました

そのくらい仲間意識が芽生えてしまったのかもしれない。

その後30分くらい待ってみましたが、もう誰も来ないようなので警備員も、スタッフも撤収を始めました。

たまたま部屋の位置がよくて、最後のゴールを見れたこともラッキーでした。

その後のお風呂とビールと地酒のおいしかったこと

この年になって、こんな満足感と達成感を味わえるなんて、自転車に感謝、元気な私に感謝

そしていつもケンカしながらサポートしてくれる夫にも感謝です

関西医大の飯田先生に報告しなくちゃ、「先生、びわいち完走しましたよ」って
先生なんて言うかなあ

あらためて、温かいたくさんの応援をありがとうございました。

数々のコメントにもありましたし、昨日セントラルに行ったら、何人かのおばさま方が
お天気を心配してくださったこと、聞きました。

どんなに言葉をさがしても、今の私には  感謝 の二文字しか浮かびません。

ありがとう  すべての人に、すべてのことに  



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びわ湖一周ロングライド2012 前半編

2012-03-21 | 自転車
2012年3月18日


いよいよ【びわ湖一周ロングライド2012】当日です。

なにより、なにより心配だったお天気は 気温は案外高く朝から9℃とか

予報だと、昼ころには晴れ間も見えるらしい、持ち込もうと思っていた雨具はホテルで留守番

午前4時半起床

急いで身支度をして

会場、出発点はホテルのすぐ横、こんな便利なところにあるとは知らずに予約したのですが
ラッキーでしたね

まだ外は真っ暗

ライトをつけてもこんな暗い道を走ったことが無いので少し怖かったけど
そんな不安を和らげてくれたのは

    
       

浅井三姉妹のゆるキャラでした。


それでも続々と集まってくる参加者の姿を見ると緊張感もピークに
この見かけ倒しの小心者は過呼吸寸前に・・・

いろんな思いが交錯します。

でももう”賽は投げられた”行くしかないのです。

出発順は申し込み順、前日、これもホテル隣のイベント会場でこんな催しがありました。

会場に入るとまず、受付、背中に付けるゼッケンをもらいます。



そして、中ではトークショーの真っ最中



真ん中の方がプロの三船雅彦さん

詳細は説明するよりコチラで、彼のブログです

ほんの少しの時間でしたけど、さすが、プロの話は納得のいくことばかり
聞いてよかったと、その時は少しの自信があったのですが・・

さて第一グループ出発です。

1200人もの人が出走するのです。

全員が無事故でこの場所に戻れるよう、スタッフの思いは、最後まで行き届いたものでした。

午前5時45分、第一グループの第一陣が出発、その後人数を区切って順番に出発です。
私たちは5時50分の出発でした。

走り始めて間もなく夜が明けました。

そこは見たことのある道路、一昨年、走ろうと思った、土砂降りの道、しかたなく車で通った道でした。

そこを今、自転車に乗って走っている・・それだけでテンションは

さあ、がんばろう、でも無理をせず・・のはずだったのに
いい感じの追い風に押されて、初めからみなさんぐんぐん飛ばしています。

夫なんか「飛ばせる時飛ばさないと向かい風になったら大変だぞ~」なんて
ちょっと~まったく話が違うじゃないの

文句を言いながらも、置いていかれても困るので必死で付いていきましたが

琵琶湖はどちらから回ってもいいのですが、比較的多いのは湖を左側に見ながらの時計と反対回り
自転車は車輌ですから当然左側通行

皆さん一列できちんと前に進みます。

それでももっともっと健脚グループは後方から「抜きま~す」と声をかけて追い越して行きます。

はやっ

いやいや惑わされないぞ、自分は自分のペースで、これを守らないとロクなことはない
マラソンと同じですね

約27km走ったところで第一チェックポイント(エイドステーションといいますが)

      
         

         


《道の駅 あぢかまの里》

トイレタイムですが、昨今、イベント会場はどこも女性トイレに大行列ですよね。
ところが、今回は全くの反対現象が

そりゃそうです。  圧倒的に男性が多いのですから、この先もずっと一度も並ぶことなく
利用できたのは嬉しかったです。

背番号と名前をチェックされると、ヘルメットに通過証代わりのシールが貼られます。

そして楽しみにしていたお食事タイム

おにぎりに、温かいお味噌汁、バナナに、コメ粉の入った”ゴパン”
好きなだけとっていいのですが、そんなには食べられません。
少しずついただいて、さあ、また出発です。 7時20分でした。

あぢかまの里は地図で言うと琵琶湖のほぼ頂点にあります。

ここからは下に向かうという感じですが、いくつかのトンネルがあり、少々怖い道でもあります。
それでも大勢のみなさんと一緒ですから

そうそう、余談?ですが

第一チェックポイントに着く少し前

突然後方から声をかけてきた男性が

「ご夫婦で参加ですか~

イントネーションからして関西の方です。

「いいですねえ~ どちらから?」

横浜から来たこと、横浜と言えばクレージーケンバンドだとか

まあ、話す話す

「家も嫁さん一緒にやってくれへんかなあ」って

で、どちらの方?

はい、やっぱり(笑)大阪のおっちゃんでしたわ

お決まりの「大阪人は突っ込まれたらボケなあかんのですわ~ わっはっは~

これ全部走りながらの会話ですよ。

結局、これが最初で最後の会話で、その後残念ながらお会いすることはなかったけど

お一人で参加だそうですが、あの調子で、誰とでもお友達になってしまうのでしょう。
走ってる最中に、うざいと思う方もいるかもですが、私は好きですねえ

だってみんな同じ目的で参加したんです。

当然みんな今日だけでもお友達ですよ。

そんな感じでどんどん進みます。

圧倒的に男性が多かったけど、若い女性も結構いました。

長い髪を束ねて、ヘルメットの後ろから出して、それが揺れるさまは、とても可愛くて素敵です。

「私も伸ばそうかな でもさ、後ろから見たらおお~でも、前見たらゲェェ~だもんね

夫は呆れているらしく何も言いませんが、その時はまだいた、大阪のおっちゃん
「そういうのを 後ろドッキリ 前ビックリって言うんですよ~」だって

はいはい、その通りでございますよ

おっちゃん、楽しいひと時をありがとうございました(笑)

相変わらず空は曇ってますが、風は穏やか、それほど寒さを感じることもなく走行中です

      
        

ひろ~い空間に釣り船と釣り人、あまりにきれいで思わず撮った一枚です。

        

        


お天気がよかったら向こう岸が見えたはずですが、この際そんなぜいたくは言ってられません。

<景色を見に来たのではないぞ 走りに来たんだから> と言い聞かせて

 
途中、桜並木をたくさん通りました。

これはすごいぞ、あと2週間?いや今年は遅れてるから1カ月後くらいが見頃かも
桜越しに見る琵琶湖はどれだけ美しいだろうと想像しながら

9時5分過ぎ、第二チェックポイント 約60km地点に到着しました。
ここまでは快調、順調、でもまだ半分も走ってないのです。


          
《びわ湖こどもの国》 

ここで娘に電話を、昨日一度も連絡しなかったので心配していたようですが
父も母も元気ですよ~

こちらでもおにぎりと、地元のお菓子、ゆでたまごなどがありましたが
ゆでたまごはやめておきました。

走行前、<お昼御飯はどこで食べよう> なんて相変わらず食べることにはどん欲な心配をしてましたが
この分だと心配無用、というより
消費カロリーより摂取カロリーの方が多くなりそうでそちらが心配になってきました

9時15分ころ出発、湖に沿ってひらすら進みます。

              

かなり走ったでしょうか、この辺りはずっとJR湖西線が並行して通っていますが
わんこさんはこの線で福井から京都に来てくれたんですね。

その湖西線の駅”近江舞子”この駅の近くに一昨年無念の宿泊をした民宿があります。

”名古屋のおやじさん” ここでお会いしましたね。  
宿は??だったけど、ご主人とおかみさん、そしてなんと言っても”近江牛のすきやき”は最高でした。

その時の様子はコチラ

「寄ってみる?」と夫が言いましたけど、寄ったところで何をする?
さっさと先に行かなくちゃ、思い出に浸ってる暇なんかないのよ

こんな場面で案外ロマンチストの男性と、現実的な女性の相違が出るのかもね。

コースの途中にはボランティア?アルバイト?の若い方が何人も何人も立っていて道しるべとなり
激励もしてくれます。

可愛いお嬢さんがいると嬉しそうに張り切る夫、男性はそんなものかもしれません

寒い中、全員が通り過ぎるまで立っているわけですからたいへんなことです。

それから嬉しかったのは、一般の方の応援です。

おばさまが多かったけど、お一人で道に立ち「がんばって~~」
箱根駅伝の時のように、応援する側になったことはありますが、それがその時たったお一人の応援だとしても
嬉しいものです。

ほんとにがんばろうって気持ちになるんですよ

気分がよくなって、街中のコースの時は、出会う人ごとに挨拶しちゃいました。

まだ余裕ですねえ

この後どんなコースが待っているかも知らずに、この辺りは順調に進みました。

天気予報を聴いていた夫が「京都は雨だって」
降水量1mmにも満たないけど、この辺りで少し降られました。
でも大丈夫、ここまできたら何が何でも前に進むぞ~って思いながら

そろそろ3番目のポイント  ああ懐かしや、 《びわ湖大橋米プラザ》に到着しました 10時52分

ここまで約93km  まだまだですよ~

こちらは米プラザというくらいで、近江米、おいしいです。
おにぎりは何も入っていない塩むすびでしたけど、お米のおいしさだけで十分
温かいしじみのお味噌汁もありがたかったです。


       


30分ほど食事、トイレ休憩をとっていよいよびわ湖最大の橋、”びわ湖大橋”を渡ります。 11時22分

       
       


ここから地図では右上に上がって行きますが・・とんでもない道が待っていました。 

                                         つづく          




     


              

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無事、帰還しました

2012-03-19 | 自転車

   

   報告です


  【びわ湖一周ロングライド2012

   完走できました


   大勢の皆さんから応援の声をいただきました。

   ありがとうございました。 楽しかったです   

   今は達成感でいっぱいです。

   本日、日没後帰宅いたしました。

   詳しい報告はまた後日、

   散々休んだ挙句、ひっぱってすみません。

   今夜はゆっくり休みます 
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行ってきます

2012-03-16 | ひとりごと


昨年と比べて1週間遅れで咲きました。

そして



まだ堅い蕾ですが出てきました  ムスカリです。

いよいよ春ですねえ


さて、いよいよと言えばあと1日となりました。

お天気は・・・全く当てになりません

明日、全国的に雨だということはわかってますが、明後日は・・・


でも、もういまさらジタバタしても始まらない

自然のことはどうしようもないのですから


体力勝負になると思われます

気休めかもしれないけど一応こんなものを用意しました。



私は・・・ホテルの晩ご飯を想像しただけで元気になれる人ですから(笑)

やっぱり目の前に餌が釣られてないと走れませんよ

明日は早朝家を出ます。

明後日は第一組 5時45分出発です  では行ってきま~~す

いい報告ができればいいなあ
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海が見たいって?

2012-03-14 | 出来事
先日から次女が

「ずっと見てないから海が見たい」と言ってました。

そこで、

<そうだ、鎌倉に行こう 私はトレーニングを兼ねて自転車で行くわ>と勝手に決めていたら

「みなとみらいに行って観覧車に乗りたい」ですって

<たしかに横浜港は海だけど・・見たい海か??>

結局、朝のうちにそのへんをぐるりと回っただけで(北風が強くて11km走っただけで疲れた どうしよう)

たまにはみなとみらいもいいか、と

オフ会の下見にもなるしね。

ワールドポーターズのに停めます

ランチをしてから覗いたお店は

   

映画館とレストランの間に挟まれた小さな店、手作り品が置いてありました。

ほとんどが1点もの

可愛い小物がいっぱいありました。

器用な人はこういうふうに売ることもできるんですね。

その後、順番に下の階に下りて行き

ここでとんでもないことが・・・

とあるお店で、ぶらぶらと、たまに手にとったりして見ていたのですが
商品はもう春バージョン

可愛らしい春ものがたくさんあって

次女があるワンピースを体に合わせています。
そこで私の口から出た言葉は

ちょっと、そういうのやめなさいよ、太って見えてまるで妊婦さんみたいよ

次女は背も高いけど私に似てか、がっちりタイプで体格がいいです。

なのにたまにですけど、可愛いらしい服を着てくることがあって

すると

はあ? なにか?

振り向いたその人はまったく赤の他人

<どうしよう  なんて言い訳すればいいんだ どうしよう どうしよう

ご、ごめんなさい えへへ むすめがこ~んなに太っているものだから・・・

両手を広げて大げさに本当の倍くらいに表現  (娘よ ごめん

<おい、なんのフォローにもなってないぞ

でもその女性

「いいんですよ~」って

うううううううう~~~~

なんていい人なんだ、太っている人に悪い人はいないって聞いてたけど(どこでじゃ)
ほんとなんだ~

もうその店にはいられません。

次女に断ることもできません (こ~~んなに太ってないじゃないのってばれちゃうから

逃げるように別の店に

冷や汗ってほんとに出るんですね

久々に経験しました。

海が見たいって言いながら結局ほとんど見なくてウインドショッピングばかり

何しに行ったんだか

せっかくだから近辺撮影



     


そして



車からでしたけど、観覧車がかぶってる建物が、パンパシフィックホテルです。

思い出してはまた冷や汗が出てくる出来事でした









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