もう書くのはやめようって思っていたのですが
最近、文鳥のカテゴリーに訪ねてくれる方が多いので久々に書くことにします。
あれはまだ春浅い時期のことです。
すっかり文鳥になってしまったぶんちゃんですが・・
朝になってベランダに出して、しばらくしてみたらいない・・いない
前夜、かごの入り口を開けっぱなしにしたまま、閉め忘れて、そのままベランダにつるしてしまった。
しばらく探しましたが、一向に帰ってくる気配はありません。
2,3日してあきらめました。
夜は相当寒かったし、大きな鳥に狙われたかもしれない・・
人間の不注意でかわいそうなことをしてしまいました
白文鳥の旦那さんとはとても仲が良かったから、残された夫はしばらく呼び続けていました。
私はショックが大きくて、とてもブログで報告できないほどでしたが
飼い主の夫は過去にもいろいろあったせいかドライで、すぐ次の、
そうです、後妻さんを探し始めた。
そして見つけました。
ところがまだ幼すぎて性別が不明、ペットショップでしばらく観察した後
また1/2の確率で買ってきました。
雌はほぼ鳴きませんからそれが目安なのですが・・
家に連れてきてしばらく経ったころ突然男の子特有のさえずりが始まった。
やれやれ、雄は2羽いらないよと、だれかもらってくれないかなと言ってたら
娘が自分の家に連れて行くと
彼女も父親の飼育を見て育ちましたから案外できるものなんですね。
私よりずっとましなようです。
結局また男ヤモメに戻ってしまった白文鳥の大福、寂しそう
夫はこの夏休みも必死でネット検索して、雌文鳥がいそうな店に電話しては
状況を聞いてましたが
ようやく見つかったらしく、昨日持ち帰ったのですが
帰宅後何も言わないので全く気付かず、娘親子がご飯を食べに来て
「あれ!?増えてるよ」
そこではじめて気づいたのですが、
夫曰く、連れてきたことを教えたとたん私が騒ぐから言わなかったのだそうです。
まあ、なんて失礼な
ぶんちゃんみたいにきれいな子じゃないけど、2歳の雌だそうです。
それでもまだ不明な点があって、本当に雌かどうか・・・
しばらく別々にして様子を見た後、同居させてみる。
ケンカしなければいいけど、夫大福はとにかく優しい性格
「飼い主と真逆だね」と言ってやりましたよ(笑)
初めはなかなか餌の前に行かなかったけど、心配はないでしょう
ほんとにお腹がすけば食べるはず・・案の定今朝になったら食べてました。
名前は・・頭がごま塩みたいだからごま塩?セサミソルト?ソルトセサミ?
そもそも米英にはごま塩なんてないから英訳できるのか?
と、調べてみたら「Sesame salt」だそうですよ。
では新しい子の名前は「セサミソルト」・・通称<セサミン>という
サプリメントみたいだけど、薬よりましですから
もう少し涼しくなったら出産を促す準備を始めます。
来年の春にはこの2羽が親になれますように・・
ぶんちゃん、やきもちやいて帰ってこないかなあ
最後は私のことも忘れちゃったようなのでその分気は楽ですが
残念なことをしました。
鳥と言えば、先週のチコちゃん<鳥はなぜ卵を温めるのか>
なぜかって・・親鳥の体が冷えて気持ちいいから・・でしたね。
長いこと鳥を飼ってきましたけど知りませんでしたね。
答えていた先生の冷たいこと・・愛情ではないんですかといっても
いや、違いますね。
だってペンギンなんかあの極寒の中夫婦交代で抱いてるじゃないですか
と言っても、違うという。
挙句にヒナに餌を運ぶ行為も、ヒナの口の中の色に反応するだけだとか・・
愛も情も夢もあったもんじゃない
しばらく「うっそー
うっそー
信じられない~」の合唱でした。
こんなことから鳥は可愛いけど、犬猫みたいに人間の言葉や感情を理解するわけじゃないんだ
それほど知能も感情も発達してないし
でもねえ、手乗りの時は絶対私のこと理解してるって思えたのよ
それも人間の勝手な感情移入なの?
チコちゃん、ためになるけど、こういう話になると知らなきゃよかったって思ってしまいます。
あの日見た人、きっと同じ気持ちだったと思うなあ