2日目つづきです。
前回中学生のタクシー利用を批判しておいて
今さらなのですが、ここに行くにはやはり・・・
雨もますます強くなってきましたし、私の体のことを考えると・・
と、もろもろ言い訳をしまして、はい、初めてタクシー利用しました
銀閣寺からこちら、左京区の『
南禅寺』へ
南禅寺のランドマークタワー?山門です。
『[歌舞伎]の『楼門五三桐』(さんもんごさんのきり)の二幕返しで[石川五右衛門]が「絶景かな絶景かな」という名台詞を吐く
「南禅寺山門」がこれである。ただしそれは創作上の話で、実際の三門は五右衛門の死後30年以上経った寛永5年(1628年)の建築』
Wikipediaより
石川五右衛門もこんな景色を見たのでしょうか
そして南禅寺といったら
”
琵琶湖疏水の水路閣”です。
始めて見たときはここはヨーロッパか?と勘違いしそうでした。
絵になりますよね
そして、私の秘密の場所?へ
南禅寺を出て少し右に向かうと
【
無鄰庵】
”
山縣有朋”の別荘です。
秋には見事な紅葉が見られるお庭です
緋もうせんの敷かれたお部屋でお抹茶とお菓子をいただきながらしばし、眺めます
そして
こちらの洋館のこの部屋は歴史的な会議が開かれた場所
”無鄰庵会議”と呼ばれているそうですが
=== 無鄰庵会議 ===
この洋館2階の間は、しばしば要人との会見に用いられた。日露戦争開戦前の[[1903年]](明治36年)4月21日にはここでいわゆる「'''無鄰菴会議'''」が行われた。その時の顔ぶれは、元老[[山縣有朋]]、政友会総裁[[伊藤博文]]、総理大臣[[桂太郎]]、外務大臣[[小村寿太郎]]である。
Wikipediaより
狭い部屋です。
二条城でもあの歴史的会議? 徳川慶喜が主役だった”大政奉還”が決定されましたが
それとは対照的な、ひそひそ話をするのにはちょうどいい大きさかもしれません
いや、身近で大事なことを話し合うにはちょうどいい広さかもしれません
山縣有朋は風流な人だったのでしょう。
あの『椿山荘』も別荘だと知った時はほんとにびっくりでした
小田原にも『古希庵』があるそうです。
今度行ったらぜひ訪ねてみたいと思います。
何年か前にインターネットでたまたま見つけた『無鄰庵』
本当は教えたくない秘密の場所でしたが、(もうすでにご存じの方もいらしゃるとは思いますが)
もし京都に行かれることがあったら、ぜひ寄ってみてください。
経済的に許せば、すぐお隣には高級料亭『瓢亭』がございますのでランチなどいかがでしょう
雨はまだ降り続いています
地下鉄に乗って京都駅に戻ろうと、ここから一番近い”蹴上駅”に
南禅寺沿いを歩くとこんな風景が
『
インクライン』
南禅寺の後はいつも平安神宮方面に向かってしまっていたのでこちらはまったく知りませんでした。
蹴上駅方面から歩けるようで、何人かの人が歩いて南禅寺に向かっていました。
知ってたらね
新しい発見でした。
蹴上駅から私は京都駅に、早めに戻って伊勢丹地下でお土産を物色するためです。
こういうとき、夫は邪魔です
その夫は一人で嵐山まで行ってきたようで、カメラを渡したらよくわからない写真を
何枚か撮ってきました。
渡月橋だけはさすがにわかりましたけど(笑)
晩御飯は京都タワーの中にある居酒屋に行きました。
ここは悪くはなかったけど(湯葉刺しとお酒はおいしかった)もっと調べてくればよかったと後悔
いつも一人で来る時は、デパ地下や専門店でおいしいものを買って、コンビニでビールを買って
ホテルに戻り、お風呂に入ってのんびりテレビを見ながらいっぱいやるという至福の時を過ごしていたので
祇園や木屋町、四条などの街中に出ればたくさんあるのですが、疲れてしまってだめですね
一度ホテルに戻るともう一度出かける気力がなくなって、結局近場で適当に、がこの結果です。
次回は後悔しないよう考えましょう。
そして、まだ行ったことのない伏見地区を探索したいと思います。
伏見といったらなんといっても『蔵元』です。
そしてその先の宇治、こちらも平等院に代表する見どころがたくさんあります。
ご縁があって大阪の病院に通うことになったおかげ?で楽しみが膨らんできます。
来年は一人で行きたいけど
3日目の朝、近鉄改札前の喫茶店でコーヒー飲んでたら、モーニングを食べている人を見て
「今度はここで朝ご飯食べればいいね
」ですって
<おいおい、来年も付いてくるんですか?>
まあ時間が許せばいやだとも言えないからしかたないですけど
さて、2日間、こんなに動いてしまって、歩いてしまって、足痛いです
明日、飯田先生からなんて言われるかな?どんな症状になっているかな?
自業自得のくせにそんな不安にかられながら眠りにつきました。
3日目、病院の最寄り駅まで一緒だった夫は、大阪市内の取引先に挨拶に
このためにわざわざスーツ、靴一式用意してきたんです。
「そのあとどうするの?」
「大阪城に行きたい
」
「大阪城は外から見るのと桜がきれいなだけだから行ったって
」
「知ってるよ、行ったことあるんだから」
勝手にすればと言って別れましたが、新大阪駅で待ち合わせした時、最初に出た言葉は
「大阪城はつまらなかった
」
まっ、こんなものでしょ
なにはともあれ、股関節の結果はまあまあだったし、特別失敗もなかったし(期待してた方ごめんなさいね)
無事帰宅できました。
それと、驚いたことに、この旅行中一度も夫とけんかしませんでした
だいたい旅行すると1度や2度、あるのですが・・
やはり京都という場所のせいでしょうか。
そもそも、いい年をしてそうなることの方がおかしいのですけどね