昨日、『藍屋』に一緒に行った友人の話から
注文したランチメニューがきました
当然「いただきま~す」 ですよね
そこで、友人のSさんの話、
「知り合いの人から聞いたんだけど、こういう親がいたんですって」
こういう親とは、いわゆるモンスターペアレントの一種
子ども達が給食を食べる前に、当然「いただきま~す」をしますね
それを聞いた子供の親
「給食費払ってるのになぜいただきますって、なぜ、ただでもらうような
挨拶をしなくちゃいけないのかしら
」
「冗談でしょ
」「いやほんとだって、それが教育委員会にまで話が行って、そしたら教育委員会なんて言ったと思う?」
「まさか・・・」
「そう、学校側にいただきますを言わないように指導したんだって」
「うそでしょ
」
「大阪の橋下知事が、教育委員会のバカ者が、って、なんだかわかるような
きがするわね」
「ほんと、信じられない、いったいこれからの日本はどうなるの」
国民の気持ちがわからない政治家、大事な国会質疑で、漢字練習させる
どっちもどっちの政治家
日本はほんとにどこへ行ってしまうのでしょう
こんな大人に育てられた子供の将来は
『謙虚』 『感謝』という美しい日本語は?
でも、こんな世の中ですけど、以前とても感動したことがあります
5年前、大阪の病院に入院してた頃の話です
関西の、特に大阪の方々は当たり前のように口にしていることだと
思いますが、静岡と関東しか知らない私には実に新鮮で、驚きでした
それは、買い物をして、おつりをもらうとき
「ありがとう
」もちろん関西のアクセントですからしりあがりになるのですが
これを、店のレジの方が言うのは関東でも当たり前ですが、
大阪ではおつりや品物を手渡されたお客さんが言うのです。
<お金払って買ってあげたのに、なぜ客が言わなきゃいけないのよ
>
あらら、これじゃ冒頭のモンスターと変わりませんね
おかげさまで、すっかり大阪に溶け込んだ私は、あれ以来、買い物のたびに
「ありがとう
」が口癖になりました
ただ例外も・・・感じ悪い店員の時は・・やはり無理です