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一茂氏の人工股関節置換手術

2024-12-01 | 変形性股関節症
一昨日のテレ朝、ご覧になった方はいたでしょうか?

ざわつく金曜日で長嶋一茂氏の人工股関節置換手術の模様を放映してました。

10年前に手術を受けた私ですが、自分の手術を見ることはできませんから
この映像にはとても興味がありました。

一茂氏、なんと術後1週間でテレビ出演しています。

術後1週間、私は車椅子からようやく歩行器に移行したころです。

最も彼は片脚、私は両脚でしたから比較はできませんし
映像を見る限り、術式も違うようだし、年齢的にも、体力的にも彼のほうが優位ではあります。

実は先日、NHKEテレの健康番組で、もっとリアルな手術現場を放映してました。
少しショックを受けた場面もありましたが、こんなふうにやってくださったのだと
改めて医師団に感謝した次第です。

そもそも男性の股関節患者は女性のそれの1/7くらいだと言われています。

彼の幼いころのことはわかりませんが、学生時代、プロと一流の野球選手
(偉大な父親と比べられて気の毒でしたが)でしたし
野球引退後も格闘技の選手として活躍、それを考えると股関節が悪かったなんて
どうしても信じられない
先天的だったのでしょうが、それまではなんともなかったのでしょう
一気に悪化したようです。

この私も、もちろん一茂氏と比較するのも・・ですが
学生時代、ママさん時代と約30年間にわたってバレーボールを続けてきました。
それがあるときから急激に痛みが出た。

勝手な分析ですが、若いころは変形しているはずの股関節を
強靭な筋肉が支えていてくれたのではと・・それが年齢と共に衰えて
体重の増加もあり、負担がかなりのものとなったのではと思われます。

54歳の時、まだ軟骨が残っていた初期の頃ですが、痛みが出てバレーもままならなくなり
病院に駆け込むと(あくまでも専門医)人工にはまだ早いが別の方法がある
ということで、初めて知った棚形成手術
私の場合、大腿骨の頭、骨頭と言いますがそれを支えるはずの骨盤側(寛骨臼)の屋根の部分が
正常の60%しかありませんでした。

まず行った手術が、この屋根を作るための棚形成手術、骨盤の骨の一部を切り取って
足りない部分にくっつけるのです。

しっかりつけば正常の人と同じように動くことができる、

この手術を受けるためには条件があって、まず初期段階であること
そして年齢が若いこと

私の場合は年齢ギリギリでした。

ただ、長い間スポーツで鍛えていましたので、年齢よりもしかしたら若かったのかも
あくまでも主治医の関西医大教授、飯田和寛先生の見立てなので本当のところはわかりませんが

正直、人工股関節に変える時よりずっと大変でした。
骨盤の骨を切り取るということは、人工的に骨折させるのと同じだと聞きました。

ですから術後の痛みは半端なく、痛み止めも効かない状態で

飯田先生からもう片方もやるかい?って言われたとき、即お断りしたくらいです。

それから10年、なんとか頑張ってきましたが、結局人工関節に変える時期が来てしまったのです。

一茂氏の手術に戻りますが、まあ、大変でしたね。

大腿骨が太い、骨頭に至っては通常の1,5倍も大きかった
骨はひねくれているし、そこにインプラントを・・とか言ってる

これも素人考えなのかもしれないけど、術前検査はかなり綿密にやるはずなので
そのようなことは前もってわからなかったのでしょうか?

名医なんでしょ?って思わず突っ込みたくなりました(笑)
結果成功はしたらしいけど、もう少し時間が経たなければわかりません。

決して一茂氏にケチをつけるつもりはありません。

無事済んで本当に良かったと思ってます。

ただ、今後格闘技はどうなのでしょう、昔の術後に比べて、今は何をやっても構わないとは言われますが
私なんか、やるわけがないのに、格闘技系のスポーツやラグビーなど、
人とぶつかるようなスポーツはやらないようにと言われました。

一茂氏が格闘技ができるようになったらそれはそれで素晴らしい手術を受けたんだなと
拍手を送りたいと思います。

最後に、一茂氏が手術した病院ですが、すごく気になったことがあって

これは



あるサイトからお借りした写真ですが、人工関節置換手術中の医師たちです。
まるで宇宙服、なぜこんな動きにくい服装でいるのかというと
股関節も膝もですが、万が一、手術中のその部分になんらかの黴菌が入ったら
大変なことになるからです。

事前に歯の治療を済ませておくようにと、これも万が一、歯からの黴菌が血液によって
運ばれて、関節部分に到達すようなことがあったら、敗血症や感染症など大変な病が待ってます。

そのようなことから患者を守るため驚くようないで立ちで手術を行うのです。

ところが、一茂氏の病院では、院長はじめどなたもこの装備をされてない
もっと気になったのは、看護師さんでしょうか
手首辺りから二の腕迄素肌が出ていました。

最新式のロボットを導入されていますし、術式も低侵襲手術(MIS)のようですが
本当に大丈夫なのでしょうか?
きっと大丈夫だから普通の手術着でやられているのでしょうね。

いつの間にかいろいろなことが進化していますから、一概にそれは違うでしょう
とは言えませんが

今回のテレビ、孫もしっかり見ていました。
そして「ばーば、大変な手術したんだね」ですって

いやいや、脳や心臓の手術に比べたら、万が一失敗しても死ぬことはないし
脳や心臓は絶対失敗は許されないでしょう。

医学は日々進化しています。

いろいろ考えさせられた番組でした。

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ニュースでスーパーのロピアが静岡県に初出店と聞きました。

開店当日は長蛇の列だったとか・・

こちらではすぐに行けるところに2店舗あるので何も感じませんが
そうだったんですね。

しかし、なぜ県庁所在地の静岡市にではなく、浜松市なのか
確かに、日本でも有数の大企業の本社がいくつもありますし
人口も多いし・・ですね。

そのロピアには焼津の黒はんぺんが置いてあります。
それだけを買うつもりで行ったのに、大きなショッピングバッグいっぱい買ってしまった。
牛すじもありました。

さて、何ができるでしょうか?
静岡の方にはすぐにわかりますよね。

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