大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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10/8 トモエガモどこへ?

2014年10月08日 | Weblog
 見事な秋空。

 トモエガモの翼鏡の見える写真を撮ろうと、本丸日本庭園池に行ったが、カモは1羽もいない。

 これまでは必ずカルガモがいた。多い時は20羽くらいいたのに。そしてコガモもいない。 トモエガモは、一昨日に水面で採餌している姿は撮影済なので、落ち込むことはないが少し残念。

 このトモエガモ、昨日は北外堀→本丸日本庭園池→内堀と移動したようだ。今日も突然現れないだろうか。

 本丸日本庭園池を見て驚いたことがある。ほぼ全面を覆っていたアオウキクサが全くなくなっている。
 あれだけ多くのカルガモなどがやってくると、この小さな池のウキクサなどは、たちまち食べつくしてしまう。原因はこれかもしれない。

 オオアカウキクサなら内堀や東外堀にたくさんあるのに。アオウキクサの方が美味しいのだろうか。
 春までここで過ごして♂か♀かはっきりさせてほしかった。

 この時期のカモには注意だ。
 地味な羽衣だから♀とは限らない。♂エクリプス、♀、♂幼鳥、♀幼鳥。みな同じように見える。 詳しい人に聞いても違うこともある。

 困ったもんだ。図鑑も役に立たない。 ♂についてばかり詳しく書いてある。♂なら写真を見れば一目で分かる。
 知りたいのは♀やエクリプスや幼鳥のこと。ここを十分に説明してほしい。 しかし 「エクリプスは♀に似る」 と、一行書いてあるだけ。

 飛騨の森でドバトなどが騒ぐ。ふと目をやった先にオオタカがとまっている。西の丸庭園でよく見られていた成鳥でなく、褐色の若の方だ。
 すぐにカラスに見つかって飛び出し、数羽のカラスともみ合いながら旋回し高度を上げていく。

 城南地区駐車場でハクセキレイ2羽が追いかけ合う。とまったら双眼鏡で見ようと目で追うが、まったくとまらず、ひたすら駐車場の中を飛び回る。

 天守閣東配水池でジュウイチがいたそうだ。ピントが間に合わずに撮影できなかったと。北面に回るとアカゲラ。見失う。

 キビタキは、豊国神社裏、梅林南側上桜広場、天守閣東配水池、飛騨の森などで♂1・♀型5。
 コサメビタキは、豊国神社裏、元博物館、飛騨の森、市民の森などで5羽。
 オオルリは、梅林南側、天守閣東配水池で♂♀。
 ピースおおさかでメボソムシクイ(オオムシクイ)
 市民の森でサンコウチョウ。

 極楽橋でカワセミ1羽。
 エナガ10±、市民の森。
 モズ、音楽堂西上で高鳴き、6番やぐら♀。

 また台風が発生。週末あたりに日本へとの予報。今夜は皆既月食。夜空を見上げてみよう。

●今日の鳥たち。
 コゲラ、シジュウカラ、メジロ、モズ、メボソムシクイ(オオムシクイ)、コサギ、ハクセキレイ、キビタキ、コサメビタキ、オオルリ、カワセミ、カワラヒワ、ジュウイチ、アカゲラ、ハシビロガモ、オオタカ、カワウ、ヒドリガモ、オオバン、カイツブリ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ヨシガモ、カルガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント (6)
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