大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

4/27 早くもメボソムシクイ鳴く。

2017年04月27日 | Weblog
 気持ちいい朝。いい季節。

 太陽の広場東の森に着くと早速キビタキが、あいさつのさえずり。アカハラと思われる声もよく聞こえる。
 もちろんシジュウカラは、うるさいくらいさえずり続けている。

 キビタキはその後も市民の森、元射撃場、教育塔裏、本丸日本庭園池、修道館裏、天守閣東側配水池、飛騨の森と♂のみ計10羽。

 オオルリは、一番やぐらで♂1羽のみ。

 マミジロの♀が市民の森で観察された。

 コルリ♂1羽が市民の森で観察・撮影された。

 コサメビタキ元ヘリポート1羽。

 東外堀沿いの藤棚裏で今期初、メボソムシクイのさえずりを聞く。しばらく立ち止まって何度も確認。

 ツバメ、空堀ほかで8羽。飛翔。

 市民の森でサンショウクイの鳴き声が観察された。今春数回のサンショウクイ、すべて亜種サンショウクイ。

 昨日、飛騨の森でジシギが観察されている。
 大阪城公園で過去観察記録のあるのはオオジシギのみ。非常に興味ある観察であるが、この仲間の識別はけっこう難しい。

 尾羽など多くの情報を必要とする。観察者の判断ではチュウジシギではないか?とのことであった。しかし記録に入れるほど詳細な観察はできなかったよう。残念ではある。

 本種は、一般的に当公園での観察は疑問を感じる種であるが、正しい判断に、よってすべての鳥を受け入れる能力が必要。

 ベテランになるほど知識が邪魔して受け入れ難いようだが、ヒトなんて鳥から見れば小さい小さい。予断は不要。すべてあり得ると考えて、慎重に判断すること。

 このブログの途中、変なキビタキが出たと連絡。
 詳しくは分からないが、いわゆる 「不完全換羽個体」 ではないだろうか。キビタキは比較的そのような個体が多いと読んだことがある。

 昨年の秋には、第1回夏羽への換羽が早く始まった個体が数羽観察されて驚いた。キビタキの世界に何か変化が起こっているのだろうか。

 東外堀をのぞくとオオバンが5羽。つい先日まで200ほどのオオバンが目の前にあふれたのに。
 この変わり様に人生を思ってしまう。明日、自分がどうしているか、分からない。

 結局、オオバン各堀の計は8羽。

 決してオオバンが好きで、たくさん残って欲しいなどと思ったことはない。でもこれだけ極端に変わってしまうと、人生と合わせて感じてしまう。

 ホシハジロ、南外堀3羽。
 キンクロハジロ、南外堀・西外堀で19羽。
 カルガモ、人工川2羽。

 ツグミ、2羽。
 シロハラ、3羽。
 アカハラ、9羽。ツグミ、シロハラよりアカハラが多い。

 本丸日本庭園池でヒヨドリが巣材と思われる草をくわえて飛び去る。

 「本」 大阪府吹田市の方から、届きましたとの、一番のメール。早いねー。うれしい。その後も到着のメールが次々と・・・。

※追加情報=豊国神社裏、ヤマシギ、オオルリ、キビタキ、サンショウクイ。天守閣東側配水池コマドリ♂、オオルリ。本丸日本庭園池コマドリ♂、キビタキ。

●今日の素敵な鳥たち。
 ツグミ、アカハラ、シロハラ、キビタキ、メボソムシクイ、オオバン、シジュウカラ、マミジロ、コルリ、サンショウクイ、カワラヒワ、キンクロハジロ、ホシハジロ、カルガモ、ツバメ、オオルリ、コサメビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント (8)
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