大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

狙いは 「赤い奴!」 2019.5.29

2019年05月29日 | Weblog
 例年のとおり、日ごとに鳥影薄く緑濃い大阪城公園。

 市民の森や音楽堂西側上で数人が集まってしゃべっている。私も仲間に入って少し雑談。
 共通に思っているのは 「赤い奴」 が出ないか!?

 赤い奴とはアカショウビン。大阪城公園では5月の下旬の観察例が多い。今日見られても当然ありのタイミング。

 ただ、野鳥という奴は思い通りにならない。失意のどん底に落とされたり、いきなり天国に連れて行ってくれる。
 野鳥よ!お前は!
 さんざん翻弄された私 「野鳥のトリセツ」 本を書きたい。

・シメ 市民の森で1羽観察と この時期は比較的珍しい。

・オオムシクイ4羽 市民の森、飛騨の森、梅林。

・キビタキ3羽 市民の森~音楽堂西側上~沖縄復帰の森。

・イソヒヨドリ♂1羽 京橋口。ひょうひょうYさんによると、4月の20日ごろからここに現れたとのこと。

・ツバメ3羽 南外堀、京橋口上を飛翔。

・コゲラ2羽 飛騨の森。

・エナガ2羽 梅林南側上桜広場。

●今日の鳥たち。
 シメ、オオムシクイ、キビタキ、イソヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、ツバメ、カワウ、コゲラ、エナガ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◆◆ツバメ (1997.5.18 城南地区人工川)
 ツバメは大阪城公園で夏の間でも見られる数少ない夏鳥のひとつ。大阪城公園の全種撮影記録のためにも当然必要だ。しかし難しい。成鳥が公園内でとまっているのを見たことがない。
 やむを得ず飛んでいるところに撮影になるが、飛行術に長けたツバメは空中を自由自在に飛び回り私をからかうように目前で身をひるがえす。
 長いレンズではファインダーに入れる事さえ難しく、まして焦点を合わせることなど不可能に近い。短いレンズで入道雲と一緒に夏空の点景としてとらえるか、渡ってきた初期に泥・水・藁の巣作り三点セットを準備して下りてくるのを待つとか思案を巡らせていた。
 城南地区に人工川が流れ込む長方形の小さな貯水池がある。餌となる虫が飛んでいるのだろう。2羽のツバメが飛びまわっていた。
 広い空を追いかけるのは不可能でも、狭い貯水池の中なら何とか追従できるのではと300ミリレンズを手持ちで挑戦。ファインダーに入れるピントを合わせることを繰り返し数本撮影したが、まともに写ったものはなく辛うじてこの1枚を残した。1枚のために数万円の大出費。どうすればいいのかツバメ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする