暑い、暑い。帰宅すると体中から汗が吹き出す。汗かきなので特にひどい。
そろそろ夏鳥たちが動き出している様子。種々の情報もあって心が動く。ただしコロナはまた増加し続けて、どうなるのか不安も。
この前から時々見られているセンダイムシクイが今日も飛騨の森で。同じくコサメビタキも飛騨の森で。
第二寝屋川でカワセミ1羽下流へ。メジロ、カワウ、カワラヒワ、シジュウカラ、ハクセキレイ、キジバト、ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ。
秋の渡りの幕が少しずつ上がっていくよう。観客は私たち。
コロナの影響で開幕が遅れ、変則的な開催となっているF 1 GP 昨日イギリスで開催された第5戦で、レッドブルホンダのフェルスタッペンが優勝した!
チェッカーが激しく振られ、その下をフェルスタッペンがゴールを走り抜けた! おめでとう!おめでとう!やったー。
神に祈る思いでこの瞬間を待った。ビールを持ってきた。時差の関係で深夜の祝杯だ。
スマホにメールが届く。さかなやさんからお祝いメール。ありがとう。
この事なら10倍も100倍も書ける。書きたい。まだ心が動いている。でも落着かせて、ここはF1のブログじゃない。
■■センダイムシクイ (2009.9.2 市民の森)
センダイムシクイに会った朝。
低く飛んだ鳥が植え込みの中へ入る。瞬間の印象はヤブサメかコルリ。確認のために立ち止まっていると、突然植え込みから飛び上がり枝にとまって再び植込みの中へ。ムシクイだ。
こんな行動をとる奴はエゾムシクイだろうともう一度飛び出すのを待つ。葉が動く、時々顔や体の一部が見える。やがて植込みの端から歩いて出てくる。
いつもは腹ばかり見せられるムシクイだが今日は上から見下す。頭央線がはっきり確認できる。エゾでなくセンダイだ。
近くで見ると小さい、本当に小さくて可愛い。野鳥は双眼鏡で見るより肉眼で見ると小さいものだ。かつてアオバズクを保護して箕面の山中へ放した事があったが、掌中のアオバズクはこんなに小さかったのかと驚いたものだった。
かなり近距離にもかかわらず警戒しない。植え込みから出入りしながら縁を歩く。私も一定の距離を取って一緒に回る。時々植え込みから離れてどんどん前に出てくる。芝生の上を歩き回るハクセキレイと変わらない。
その昔、ヤブサメが茂みから出てきて、私の横を通過して向かいの植え込みに移動した事があった。 私は身を固くして瞬きもできずに姿を追った。また、鳥友T氏がシギチの撮影時、キョウジョシギが近づいてきて、やがて自分の股間を通って進んでいったという「キョウジョシギの股くぐり」の逸話もある。
このセンダイムシクイもとんでもない奴だ。とうとう手を伸ばせば届く距離まで近づいてきた。携帯でも瞳のアップの撮影ができる。
思わずとんでもない事をしてしまった。手をのばしてセンダイムシクイの頭央線を撫でたのだ。いけない行為と分かっていたが欲求にあらがえなかった。いわゆる 「魔が差した」
ところが、センダイムシクイはいやな顔をせず許してくれた。高校生のころ公園のベンチでおそるおそる彼女の肩に手を伸ばした時を思い出した。そのまま許してくれた彼女がどれほど可愛かったことか。
肩に伸ばした手に力をいれて引き寄せると、彼女はそのまま人形のように私に身体をあずけた。
頭を撫でた手で、そっと上からセンダイムシクイをつかんだ。小さい。そして暖かい。手の中で、あばれもしないでじっと私に身を任せている。野生の小鳥を手でつかむ行為に、罪の意識と抑えきれない衝動。心臓は破れんばかりの鼓動。嗚呼!センダイよ。 (大阪城公園鳥だよりより)
そろそろ夏鳥たちが動き出している様子。種々の情報もあって心が動く。ただしコロナはまた増加し続けて、どうなるのか不安も。
この前から時々見られているセンダイムシクイが今日も飛騨の森で。同じくコサメビタキも飛騨の森で。
第二寝屋川でカワセミ1羽下流へ。メジロ、カワウ、カワラヒワ、シジュウカラ、ハクセキレイ、キジバト、ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ。
秋の渡りの幕が少しずつ上がっていくよう。観客は私たち。
コロナの影響で開幕が遅れ、変則的な開催となっているF 1 GP 昨日イギリスで開催された第5戦で、レッドブルホンダのフェルスタッペンが優勝した!
チェッカーが激しく振られ、その下をフェルスタッペンがゴールを走り抜けた! おめでとう!おめでとう!やったー。
神に祈る思いでこの瞬間を待った。ビールを持ってきた。時差の関係で深夜の祝杯だ。
スマホにメールが届く。さかなやさんからお祝いメール。ありがとう。
この事なら10倍も100倍も書ける。書きたい。まだ心が動いている。でも落着かせて、ここはF1のブログじゃない。
■■センダイムシクイ (2009.9.2 市民の森)
センダイムシクイに会った朝。
低く飛んだ鳥が植え込みの中へ入る。瞬間の印象はヤブサメかコルリ。確認のために立ち止まっていると、突然植え込みから飛び上がり枝にとまって再び植込みの中へ。ムシクイだ。
こんな行動をとる奴はエゾムシクイだろうともう一度飛び出すのを待つ。葉が動く、時々顔や体の一部が見える。やがて植込みの端から歩いて出てくる。
いつもは腹ばかり見せられるムシクイだが今日は上から見下す。頭央線がはっきり確認できる。エゾでなくセンダイだ。
近くで見ると小さい、本当に小さくて可愛い。野鳥は双眼鏡で見るより肉眼で見ると小さいものだ。かつてアオバズクを保護して箕面の山中へ放した事があったが、掌中のアオバズクはこんなに小さかったのかと驚いたものだった。
かなり近距離にもかかわらず警戒しない。植え込みから出入りしながら縁を歩く。私も一定の距離を取って一緒に回る。時々植え込みから離れてどんどん前に出てくる。芝生の上を歩き回るハクセキレイと変わらない。
その昔、ヤブサメが茂みから出てきて、私の横を通過して向かいの植え込みに移動した事があった。 私は身を固くして瞬きもできずに姿を追った。また、鳥友T氏がシギチの撮影時、キョウジョシギが近づいてきて、やがて自分の股間を通って進んでいったという「キョウジョシギの股くぐり」の逸話もある。
このセンダイムシクイもとんでもない奴だ。とうとう手を伸ばせば届く距離まで近づいてきた。携帯でも瞳のアップの撮影ができる。
思わずとんでもない事をしてしまった。手をのばしてセンダイムシクイの頭央線を撫でたのだ。いけない行為と分かっていたが欲求にあらがえなかった。いわゆる 「魔が差した」
ところが、センダイムシクイはいやな顔をせず許してくれた。高校生のころ公園のベンチでおそるおそる彼女の肩に手を伸ばした時を思い出した。そのまま許してくれた彼女がどれほど可愛かったことか。
肩に伸ばした手に力をいれて引き寄せると、彼女はそのまま人形のように私に身体をあずけた。
頭を撫でた手で、そっと上からセンダイムシクイをつかんだ。小さい。そして暖かい。手の中で、あばれもしないでじっと私に身を任せている。野生の小鳥を手でつかむ行為に、罪の意識と抑えきれない衝動。心臓は破れんばかりの鼓動。嗚呼!センダイよ。 (大阪城公園鳥だよりより)