大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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センダイムシクイ4羽 2020.8.17

2020年08月17日 | Weblog
 たまらない暑さ。昨日も40度を超えた地域があったとニュースで。熱中症に気を付けないと。一度倒れた事があるので恐さは分かっている。
 全く記憶にない瞬間に倒れる。警察官に起こされるまで何が起こったか理解できなかった。

 ふらふらしたら木陰に入って休んでお茶を飲めばいい、などと思っていたら大間違い。全ては気付いてからの思い出しかない。倒れる前はまったく分からない。

 熱中症で年間に亡くなる人は1500人を超えていると、この意味ではコロナより怖い。

 秋の渡りは始まっていて、センダイムシクイ、エゾムシクイ、コルリ、キビタキ、コサメビタキなどなどの観察記録。
 今秋初のコルリは15日の土曜日に飛騨の森に出たと聞いている。ブルーと白の美しい♂成鳥だったと。

 ブルーと白と言えばオオルリ。どちらも魅力的だが二択で選べと言われるとコルリ。
 あえて言うとオオルリの方がややバタ臭い。コルリは英名 「シベリアン ブルーロビン」
彼の姿を現しているよう、いいなー。

 今日は、カワラヒワ4羽、太陽の広場東の森と第二寝屋川。センダイムシクイ4羽、太陽の広場東の森、沖縄復帰の森、愛の森。コゲラ1羽、市民の森石の水場で飲水。メジロ、シジュウカラ、カワウ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 秋の渡りは始まっているが多くない。10月に向けて徐々に徐々に。

■■コルリ(1995.5.3 西の丸庭園入口)
 「瑠璃色の小さな鳥」というコルリの日本名の意味は、奥ゆかしさを感じさせ彼のイメージに良く合う。ひっそりと茂みの中で暮らす行動も、さわやかなさえずりも全て日本名の響きとよく合っている。
 同じブルーでも、オオルリは渓流沿いの明るい林を飛び回り、明るく響く声でさえずる開放的な印象で、コルリと正反対だろう。
 英名ではシベリアン・ブルーロビンと呼ばれる。シベリアンとあるように、日本だけでなく大陸に繁殖地が広がる。これは何となく日本のイメージとは違うものだ。
 西の丸庭園に入り口近くの茂みに現れたこのコルリは、ゆっくり慎重に茂みの中から出てきて待っていたバーダーたちを喜ばせた。遠慮がちなその行動は日本のコルリだった。
 写真としてはややアンダーだったようだ。撮影データーは、ポジフィルムフジのRDP-Ⅱ、レンズはニコン800ミリ、開放5.6で1/30での撮影だった。ISO100ではこのシャッター速度で精いっぱいだった。
 しかし、歩留まりが落ちても1段落として1/15での撮影も入れておくべきだった。瑠璃色、ブルーの美しさが出ていないのが失敗だ。現像が出来てからそう感じた。美しい成鳥だったのに、彼に失礼なことをしてしまった。  
コメント
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