大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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渡り順調コルリ、ヤブサメ、キビタキなど 2020.8.31

2020年08月31日 | Weblog
 いよいよ8月も終わり。なのに36度~37度。

 昨日は日曜日で鳥見人も多く、たくさんの夏鳥が観察されたと。特にコルリが13羽とウエーブ デーだったらしい。
 
 それならとちょっと期待して出かけたが、多くは抜けてしまった様子。♂若が飛騨の森、梅林南側上、音楽堂西側上、♀が飛騨の森で計4羽。

 コサメビタキは、太陽の広場東の森、天守閣東側配水池、音楽堂西側上で3羽。

 キビタキは、♀型5羽。沖縄復帰の森、豊国神社東、梅林南側、愛の森。例の白斑キビタキも観察されている。

 ヤブサメ1羽 天守閣東側配水池。

 センダイムシクイ 5羽。市民の森、沖縄復帰の森、飛騨の森、音楽堂西側上。

 エゾムシクイ 2羽 沖縄復帰の森、愛の森。沖縄復帰の森では地面に飛び降りていた。

 U君がブログを始めた。まだ不慣れで改行など不自然だが、使っているうちに慣れてくるだろう。
 U君の観察ノート(大阪城公園の観察)https://blog.goo.ne.jp/kansatu-noto 
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 ヤマガラ 4羽 沖縄復帰の森、飛騨の森、豊国神社裏。

 エナガ 15羽+ 沖縄復帰の森~音楽堂西側上、豊国神社裏。

 その他 シジュウカラ、ハクセキレイ、メジロ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ

■■ヤブサメ(1992.8.27 梅林南側上)
 早朝に出かけてみると植込みの中を移動している小さな姿を見つけた。秋の渡りにはやや早いと思いながら、双眼鏡に目を当てるとヤブサメだった。
 常に暗い茂みの中を行動しているので、姿をゆっくり観察することは難しいが、極端に短い尾と白く長い眉斑で識別することはそれほど難しくない。
 幅30センチほどの細長い植え込みが続く中を、採餌しながら右や左に歩いて移動する。暗くてはっきりしないが、シルエットはよく分かるので、それに合わせて歩きながら観察を続けた。
 明るい所に全身をあらわす事を大変警戒している様子で、植込みが切れている場所は早足で移動した。
 茂みの中から少し前に出た時に撮影を試みるが、ピント合わせが追い付かず失敗を重ねた。
 一日中付き合っていると、個人的知合いのような感情も起こって愛情も感じる。色合いも地味でバランスの悪い短い尾のスタイルも、いまひとつだが可憐に見える。
 この小さな体で海を渡る姿を想像すると、いじらしく感じるが、体に似合わずたくましい精神を持っているのかもしれない。
コメント
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