大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

11/13 オオタカに 襲いかかるタカ? そして今日は45種も。

2015年11月13日 | Weblog
 紅葉や落葉が目立ってきた、秋も終盤、大阪城の空にタカが舞う。

 最近見られたタカは、オオタカ成鳥、オオタカ幼鳥、ハイタカ、ノスリ、チョウゲンボウ、ハヤブサ。大都市の中の公園で、これだけのタカが見られるのは特筆できる。

 一番の理由はドバトが多いことだろう。山野より圧倒的に餌になる鳥の密度が高い。
 散らばった羽などの食痕も目にするし、昨日も市民の森で、オオタカ幼鳥がドバトを捕食して、足につかんで枝にとまったそうだ。

 今朝、南外堀の東側からカモを数えていると、オオタカが飛んできて急降下して沖縄復帰の森に入った。成鳥か幼鳥かを確認しようと、戻って沖縄復帰の森の、飛び込んだ辺りを探したが見当らず。

 その後、教育塔側の藤棚前で、ひでキングと立ち話をしているとオオタカが現れ南外堀の上を東へ。目で追っていると、突然後ろから迫るタカ。凄いスピードでオオタカの背か上尾筒辺りに!

 ぶつかったその瞬間、羽がパッと飛び散る。オオタカは急旋回して逃げる。襲ったタカも深追いせず、2羽は別れて飛び去る。
 偶然に猛禽ショーを見て興奮。 しかし襲った鳥は何か。小さい鳥ならあの一撃で終わり。オオタカの負傷の程度が気になる。

 昔タカの渡りを見ている時に、ツミがオオタカやサシバなどに、むかって行くのをよく見た。 しかし、今のタカはツミほど小さくない。
 そのうえ、翼の先が尖っているのを、ひでキングが確認したと。

 そうなると大きさも含め、可能性が高いのは、ハヤブサか、チョウゲンボウか。
 総合判断として多分ハヤブサだろうとの事になった。

 その後、大将から連絡が入った。その中に、梅林上をハヤブサが通過と。
 やはりそうか! すぐに時間など確認すると、ぴったり合う。 オオタカの狩りに失敗して、梅林からOBPの方へ飛び去ったようだ。

 今日は、朝から素晴らしいのが見られた。はじめての事だ♪

 今朝の新聞に、万博公園でキツネが繁殖しているとの記事。 大阪城公園でも2010年から2011年ごろに、タヌキ2~3匹が観察されていた。
 都市の公園は、野生の生きものも暮らす場所である。人のためだけに存在しているのではない。そんな事も考慮して維持管理、整備を進めてほしい。

 ジョウビタキ、豊国神社裏、天守閣東配水池、飛騨の森、梅林、北外堀沿いで計6羽。
 キクイタダキ、大手前で1羽。

 シロハラ、市民の森、豊国神社東で計9羽。豊国神社東では下の柵にとっまていたが、すぐ横のツツジの植え込みに下りる。地上の観察は先日、市民の森で大将が観察して以来2度目では。
 木の実が少なくなって、そろそろ地上で見られるように。

 ツグミ、市民の森、梅林で2羽。シロハラに比べまだまだ少ない。

 カワラヒワ、天守閣東配水池、梅林で36羽。

 アオバト♀1羽、市民の森。

 ヤマガラ、市民の森で2羽。

 ルリビタキ、飛騨の森で♀型2羽。

 豊国神社裏でメボソムシクイかオオムシクイ1羽。

 北外堀でユリカモメ3羽が旋回するのを観察。その後ひでキングから、東外堀でも3羽と。多分同じのだろう。ユリカモメは先日第二寝屋川で1羽を観察しているので、今期初認ではないが、いよいよ冬の役者がそろってきた。
 今朝はやや寒い。冬が近い。

 コサギ1羽、人工川。
 アオジ3羽、音楽堂西上、一番やぐら、本丸日本庭園池。 この池にカルガモ10羽以上見られたのに、昨日から1羽もいない。

 バン、今日も無事?2羽を観察。東外堀と西外堀。
 オオバンは、東外堀17・西外堀7・北外堀6・内堀1で31羽。総数は昨日と同じも内訳がちがう。

 オカヨシガモは、東外堀、南外堀、北外堀の計31羽。
 ヨシガモは、東外堀、内堀、北外堀の計9羽。

 ヒドリガモは、すべての堀で観察計410羽。最近東外堀が減少し他の堀へ分散したよう。
 マガモは、北外堀♂3・♀3、西外堀♀1で計7羽。最近少なくなっているので♂の色合いがいい。

 カルガモは、東外堀、西外堀、北外堀で8羽、何故か少ない。
 ハシビロガモは、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計51羽。
 コガモは、南外堀と内堀で計14羽。

 ホシハジロは、東外堀、南外堀、北外堀の計14羽。
 キンクロハジロは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計74羽。

 豊国神社裏を歩いている時、飛んできた鳥が桜の中にとまる。30メートルほど先だ。双眼鏡で紅葉しているサクラの中を見ると、葉の隙間からこちらを向いている鳥を見つける。

 胸が赤い。瞬間頭に浮かんだのはムギマキ。すぐに、向きが変わって振り返っている。顔、目はコサメビタキ。ん?。 尾がわずかに青に見えるような。ルリビタキか?

 頭が混乱。再び飛び立つと豊国神社の中の方に見えなくなった。この間3秒ほど。
 
 しかし双眼鏡で確実に見えた。記憶を再構築して、一番自信があるのはコサメビタキ顔。でも胸に赤が・・・ひょっとして紅葉した葉が偶然胸の辺りにあって・・・。
 んー。考えられないこともないが。 じゃ尾の青は?
 
 結局分からないまま頭を悩ませる。 時々、識別できないうちに飛び去った鳥を、頭の片隅で考えながら歩くことがある。分からないまま時が過ぎていく。

※追加情報=オナガガモ ♀型1羽、東外堀。コゲラ1羽沖縄復帰の森。エナガ5羽、沖縄復帰の森。 イカル12羽、市民の森。 アトリ20~30市民の森。 ルリビタキ♀型1羽、太陽の広場東の森。 市民の森オオタカ幼鳥1羽。ミヤマホオジロ♂1羽。ルリビタキ♂♀。 太陽の広場東の森キクイタダキ2羽。

●今日の素敵な鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オオバン、バン、モズ、アオジ、キセキレイ、カイツブリ、オオタカ、コサギ、キクイタダキ、ジョウビタキ、メボソムシクイかオオムシクイ、シロハラ、ハクセキレイ、ハヤブサ、アオサギ、カワラヒワ、ユリカモメ、アオバト、ヤマガラ、メジロ、ツグミ、ウグイス、ルリビタキ、カワウ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、オナガガモ、コゲラ、エナガ、イカル、アトリ、ミヤマホオジロ。

【日本のカモ 識別図鑑 氏原巨雄・道昭 著 誠文堂新光社】
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11/12 カモ にぎわう水辺。その他冬の鳥。

2015年11月12日 | Weblog
 早朝はやや冷える。寒くて、というほどでもない。
 出会うバーダーやカメラマンも少なくなった。 季節は冬鳥。

・ジョウビタキは少なくなった。空堀、豊国神社裏、音楽堂西上、城南地区、京橋口などで6羽。10羽を超えるほど見られていたが、多くは大阪城でしばらく羽を休め、より南へ旅を続けたのだろう。

・モズの高鳴きも減ってきた。そろそろなわばりも確定して落ち着いてきたのだろうか。人工川♀、一番やぐら♀ほかで3羽。

・ウグイスの笹鳴き、太陽の広場東の森、市民の森、音楽堂西上で聞く。

・カワラヒワがやや増加気味。今日は豊国神社裏と元博物館南東角で計37羽。

・アオジが一番やぐら横で2羽。よく見える所に上がってしばらく動かない。

・ヤマガラ1羽、市民の森。

・シロハラ2羽、市民の森。林床に下りていたとのこと。
・マミチャジナイ1羽、市民の森。林床に下りていたとのこと。
・ハイタカ1羽、飛翔。

・カイツブリ2羽。南外堀。

・オオバン、東外堀、西外堀、内堀、北外堀で30羽ちょうど。
・バン、東外堀と西外堀で2羽。今日は西外堀の西側。

・ヒドリガモ、すべての堀で観察、計433羽。東外堀は減少も他の堀を合わせると意外と多い。
・オカヨシガモ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計28羽。

・カルガモ、東外堀、人工川、西外堀の計25羽。
・ハシビロガモ、東外堀、南外堀、北外堀の計28羽。

・コガモ、南外堀21羽。
・ヨシガモ、内堀、北外堀の計8羽。
・マガモ、北外堀♂1・♀3。

・ホシハジロ、東外堀、南外堀、北外堀の計7羽。
・キンクロハジロ、東外堀、西外堀、南外堀、内堀、北外堀の計46羽。

※追加情報=市民の森、キクイタダキ2羽、ルリビタキ♂♀、オオタカ幼鳥、エナガ5羽。 豊国神社東、キクイタダキ。 飛騨の森、ルリビタキ♀。

●今日の素敵な鳥たち。
 ハクセキレイ、ウグイス、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オオバン、バン、ヤマガラ、シロハラ、マミチャジナイ、ジョウビタキ、シジュウカラ、メジロ、コガモ、カイツブリ、コサギ、アオサギ、モズ、カワウ、カワラヒワ、アオジ、ハイタカ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、キクイタダキ、ルリビタキ、オオタカ、エナガ。
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11/11 紅葉進む。鳥見日和 大阪城公園の秋。

2015年11月11日 | Weblog
 素晴らしい秋空。空気が澄んで生駒山の中腹にある建物がはっきりと見える。
 紅葉も進んできてもみじ園の色付もいい。このモミジに、ジョウビタキでもシジュウカラでもとまったら。

 豊国神社裏ではイチョウの落葉で黄色く飾った道。秋が深まる。 大阪城公園にも多いイチョウは、鳥と無関係ではない。

 この木を、何故イチョウというのか。足元の葉の形をよく見ると・・・水かきの付いたカモの足にそっくり。 中国から入ってきたこの木、中国では葉の形から、鴨脚(ヤーチャウ)と呼ばれていた。このヤーチャウがなまってイチョウになったそうだ。

・ヒドリガモ、すべての堀で観察し合計371羽。
・ホシハジロ、東外堀、南外堀、北外堀の計8羽。
・オカヨシガモ、東外堀、南外堀、西外堀、北外堀の計31羽。
・ヨシガモ、東外堀、南外堀、内堀の計12羽。
・キンクロハジロ、東外堀、内堀、南外堀、北外堀の計32羽。
・カルガモ、東外堀、豊国神社裏、西外堀、本丸日本庭園池の計35羽。
・ハシビロガモ、東外堀、南外堀、北外堀49羽。
・コガモ、南外堀、内堀の計27羽。
・マガモ、西外堀、本丸日本庭園池の計4羽。

 オオバンは、東外堀、西外堀、内堀、北外堀の計27羽。
 バンは東外堀のみ。西外堀は見つからず。

 カワラヒワ7羽、太陽の広場東の森からみどりのリズム上。
 シロハラ、市民の森、愛の森で7羽。
 アカハラ、市民の森、愛の森で2羽。
 
 ジョウビタキ、元射撃場、梅林、天守閣東配水池で4羽。
 ウグイス、元射撃場、愛の森、天守閣東配水池で3羽。
 キセキレイ、南外堀、内堀で3羽。
 コサギ、人工川1羽。
 アオジ1羽、飛騨の森。
 アトリ17羽、青屋門。

●今日の素敵な鳥たち。
 メジロ、カワラヒワ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、カワウ、オオバン、バン、ハクセキレイ、シジュウカラ、シロハラ、アカハラ、ジョウビタキ、ウグイス、モズ、キセキレイ、コサギ、メボソムシクイかオオムシクイ、アオジ、アオサギ、アトリ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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11/10 カモがとまらない。

2015年11月10日 | Weblog
 雨上がりの公園。静かで鳥の声は少ない。

 東外堀に着いてざっと見渡すとカモが少ない。これで今期ヒドリガモの500超えは無理だろう。増える事を目的にしている訳ではないが、何となく期待してしまっていた。

 今日は、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の合計214羽。半減の印象。
 実は500越えが近づいて、引き出しの奥で眠っていた計数器を持参しよう。そんな事を考えていた。この様子なら、再び引き出しの中。

 オカヨシガモは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で計18羽。
 ヨシガモは、東外堀、内堀で計6羽。

 ハシビロガモは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で計42羽。
 コガモは、南外堀、内堀、北外堀で計5羽。
 
 カルガモ、本丸日本庭園池と内堀で10羽。
 ホシハジロ、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計18羽。東外堀に顔から首が白く白変した個体1羽。かなり目立つ。
 キンクロハジロ、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計47羽。

 マガモの群れ17羽が旋回し、東外堀に着水しそうになるも、再び飛び上がり飛去したと親方から聞く。近年は激減していて、二けたのマガモは、ここ十年以上も記憶がない。

 オオバンは、東外堀15・西外堀8・内堀2・北外堀4で合計29羽。
 バンは、東外堀1羽。これは同じ場所ですぐに見つかる。一方、西外堀は分からない。多分居ると思うが。。。

 市民の森で大将と出会う。昨日シロハラを観察していたらトラツグミを見つけたと聞く。高い枝にとまったトラツグミの写真をみせてもらう。
 近年、越冬するトラツグミが減ったようだ。今冬はぜひ。

 天守閣東配水池へ向かうと、数人がカメラを向けている。ルリビタキか?と歩いて行くと、オオタカがカラスに追われて飛び出す。

 やがて枝にとまって10分ほど見られたが、空ヌケだったり顔に小枝がかかった場所だったりでちょっと残念。最近よく見られている幼鳥だ。
 この個体は、時々見られる成鳥より明らかに警戒心は弱い。カラスへの対処も少しできるようになってきた。

 豊国神社でハイタカが見られている。上空をハヤブサが通過したと聞く。
 都市の公園にこれだけの猛禽類が見られる。

 第二寝屋川を下流側へ飛ぶユリカモメ1羽。
 ヤマガラ、大手前1羽。
 ツグミ1羽、西の丸庭園入口の高い木。

 シロハラは市民の森ほかも樹頂部で見にくい。木の実を食べている。
 シメ3羽、飛騨の森。
 ルリビタキ、♂若?飛騨の森。
 カワラヒワ45羽+。梅林入口の木。カワラヒワの群れは久しぶり。
 アトリ5羽+、みどりのリズム。

●今日の素敵な鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オオバン、バン、キクイタダキ、ジョウビタキ、モズ、キセキレイ、ハクセキレイ、カワウ、ヤマガラ、メジロ、ツグミ、シロハラ、シメ、ルリビタキ、カワラヒワ、アトリ、ユリカモメ、シジュウカラ、ハイタカ、オオタカ、ウグイス、ハヤブサ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。


■あのトモエガモはどうだったのか!

【日本のカモ 識別図鑑】を手にして、やりたい事のひとつ。気になっていたカモを自分で判断すること。
 まず初めに、昨年に本丸日本庭園池に出た♀型のトモエガモ。記録は♀幼羽となっている。
 あらためて写真で確認することに。(ひろこさんのブログ写真も参考に)

・胸は換羽した新羽も、腹に小斑が見える。
・脇の最上列にはV字型の幼羽が見られる。
・脇の2列目以下は丸みがある。
・♀生殖羽では、三列風切は黒みを増し羽縁は橙褐色に色付くとあるが、羽縁は白で幼羽から第1回生殖羽と合致。

 これらからすると、トモエガモの 「♀の幼羽から第1回生殖羽」 の個体となる。記録は間違っていない。

 ただし、すべて当てはまる訳ではない。次の悩む部分も残っている。

 ・♂の幼羽、♀幼羽とは大雨覆の橙色帯が明瞭で太いことで識別可能とあるが、これを太いと判断するのか、細いと判断するのか。
 ・♂エクリプスは、肩羽がより長く伸びているとあるが、これを伸びていると判断するのか、伸びていないと判断するのか。
 ・幼羽の♂♀の識別はかなり難しい。エクリプスは眼から下の黒い縦線が現れると識別は容易とあるが、この個体は、わずかに黒い部分が確認できる。

 もちろん野生の生物なので、典型的な個体ばかりではない。
 どんな鳥でも当然だが、総合的に判断することが必要。

 この図鑑をベースにして、より多くのカモを観察することに尽きる。その事で図鑑と違う見方が出てきてもいい。自分の意見ができる。
 これまではベースにできるカモの図鑑が無かった。判断の基準がなかった。この図鑑は画期的だ。

 私の最終判断が正しいかどうかは分からない。バードウォッチングは知的好奇心を満足させる趣味。推理する行為が私の心を満たしてくれる。

 トモエガモが解消したので、先日東外堀で確認したオナガガモの写真を調べてみる。♀と簡単に決めていたが・・・。
 「幼羽は肩羽に明瞭な白色の強い斑が見られる」 の説明どおり、はっきりと白色の強い斑がある。
 幼羽となると単純に嘴の模様だけで♂♀の判断は・・・。これはますます面白くなってきたと嬉しい悩み。カモがとまらない。
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11/6 今日も鳥たちでにぎわう大阪城公園。

2015年11月06日 | Weblog
 玉造口をオオタカの幼鳥がカラスに追われて飛ぶ。元ヘリポートの大きな木に入ったのか、カラスたちもその木に集まってくる。

 次に大手門へ向かった時は、西の丸庭園からカラスに追われ、千貫やぐらから6番やぐらの方向へ、カラスを従えて飛ぶ。朝日の方向で色合いは見えない。

 その先で親方と出会った。先のオオタカ、成鳥を確認しているとの事。これで今日もオオタカが2羽。成鳥と幼鳥。大都市の中の、この程度の公園にオオタカが2羽も観察できる素晴らしさ。

 今日も飛騨の森でキクイタダキ1羽が観察された。
 ルリビタキは、♀型が飛騨の森と天守閣東配水池。

 オオバンは、東外堀、西外堀、北外堀の計26羽。前回の時と内訳も含め全く同じ。

 一方バンは? 西外堀でも観察! 坤やぐら下あたり。昨日は見られなかった。居なかったのではでなく見られなかったのだろう。
 初認時からずっと西外堀にいたのではないか。こいつを見るたびに頭をよぎる。

 太鼓やぐら跡でカップルが空堀を見て、大声で 「これ水入ってないじゃん。どうして? 草ぼうぼうじゃん」 
 「これは空堀と言って元から水は・・・」 と言いたくなるのをこらえて、桜門へ向かうと、今度は20代の女性二人組。シャッターを頼まれる。韓国人のようだ。しゃがんでポーズをつくる。
 歌手 「少女時代」 のように韓国女性は足が長くて美しい人が多い?

 ジョウビタキは、社会運動顕彰塔、大手前、水上バス乗り場などで計6羽。出合いが少なかった。
 カシラダカは飛騨の森で1羽。
 
 天守閣東配水池のノゴマ♂がまだ残っているようだ。
 アオバトは、飛騨の森で♀1羽。
 ウグイスは、6番やぐらと天守閣東配水池の2羽。共に笹鳴き。

 ヒドリガモ、第二寝屋川、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀と全ての堀で観察し、合計452羽。500越えは時間の問題かと思ったら意外に400代が続く。

 カモ図鑑のアメリカヒドリの説明を頭に、少し意識して探すが、それらしき奴は見つからず。
 この冬の間に、ぜひともこいつなら100パーセント間違いないと言えるのを見つけたい。

 ハシビロガモ、東外堀、南外堀、北外堀の計42羽。
 コガモ、南外堀、内堀で24羽。

 オカヨシガモ、東外堀、南外堀、内堀の計29羽。
 ヨシガモ、東外堀、南外堀、内堀の計5羽。東外堀の2羽は♂。ただしエクリプスか幼鳥か、双眼鏡では確認できず。

 カモ図鑑を見て観察すると奥が深くなってカモがますます面白い。一気には覚えられない。慌てずぼちぼち勉強しよう。

 ホシハジロ、東外堀、南外堀、北外堀、内堀で15羽。
 キンクロハジロ、東外堀、南外堀、北外堀で27羽。

※ 追加情報。 飛騨の森=ルリビタキ♂1。太陽の広場東の森=ムギマキ♀1、キビタキ♀型1。市民の森=ルリビタキ♂1、キクイタダキ3、アカハラ1、マミチャジナイ2、アオバト♀1。
 アカハラやマミチャジナイは、石の水場に下りてきたそうだ。今の時期、大型ツグミは樹冠部を行動していて非常に見辛い。時間がある方は、ここで待っているのがいいかも。 

 兵庫県の昆陽池で、吹き矢の刺さったカモが見つかり、捕獲して治療とのニュースを見たのが先日のこと。ところが再び2羽に吹き矢が刺さっているのが見つかった。いたずらではすまない。犯罪行為。正常な判断ができる人とは思えない。

●今日の素晴らしい鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、シロハラ、ハクセキレイ、モズ、オオバン、メジロ、オオタカ、バン、カワウ、ルリビタキ、キクイタダキ、カシラダカ、アオバト、シジュウカラ、ウグイス、ノゴマ、アオサギ、コゲラ、カワラヒワ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ルリビタキ、ムギマキ、キビタキ、アカハラ、マミチャジナイ、アオバト。


 第二寝屋川を前にビールを飲んでいたら、ごみの清掃船がやってきた。船先でごみをすくい取るため、切れているので大きな波を立てて走る。
 ちょうど対岸の岸近くにカルガモが1羽。船は岸に沿って走ってきた。どうするかと注目していると、カルガモは必死に泳いで逃げようとする。早い早い。走るように泳ぐ。あれほど早く泳ぐカルガモは初めて見た。
 しかし船のスピードには勝てず、追いつかれて、船と護岸の間でやり過ごそうとした。
 この船の立てる波は高い。行き過ぎた後どうしているか、双眼鏡で見ると激しく上下する波、その上に護岸から打ち返してくる波と飛沫も。
 ひどい状態の中、カルガモは必死に耐えて波の上。時にバランスを崩しそうになって羽をばたばたして波に乗っている。カルガモ サーファー。いいねー♪ ビールもう1本飲もう。
(今日の面白かった出来事)


【【日本のカモ識別図鑑 誠文堂新光社 氏原巨雄・氏原道昭 著】】
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11/5 ルリビタキ、キクイタダキなど山から下りてきた。

2015年11月05日 | Weblog
 暦の上では秋。園内の木も紅葉がすすんでいる。ざっと見た印象では、今秋の紅葉はそれほどでもない。

 鳥たちが随分と変わってきた。つい数週間前ならサンコウチョウやキビタキが、などと騒いでいたのに。今はもう晩秋。

 ジョウビタキが増えて各所で見られる。 「ヒッ・ヒッ・ヒ・・カッ・カッ」 の声も各所で。今日は計13羽。例年、今月の上旬がピークになる。ジョウビタキは今が見どき。

 ルリビタキが見られるようになってきた。昨日も観察されたようだが、今日も市民の森、飛騨の森で♂2・♀型1が観察された。
 本種は冬の、「赤い鳥、青い鳥」 の青い鳥代表のような存在。 たくさん見られる冬もあるが年によって変わる。この冬はどうだろうか。

 キクイタダキが、市民の森や飛騨の森で見られている。高い場所を移動するので観察も撮影も困難。

 大阪城ホールの横で 「キッ・キッ・キッ」 の声に見上げるとチョウゲンボウ。何故か鳴きながらゆっくり旋回している。急いでカメラをセットして向けるが、カラスに追われて第二寝屋川の対岸を飛び回る。

 やがてIMPビルの窓にとまる。カラスがますます増えてその周りで騒ぐ。たまらずチョウゲンボウは飛び出すと、カラスに追われて北の方に見えなくなる。
 多分今年生まれた若い個体なのだろう。無事ならいいが。

 6番やぐらの屋根にイソヒヨドリ♂1羽。屋根の反対側にはモズ。高鳴きしている。

 オオバンは、東外堀、西外堀、北外堀で26羽。
 バンは、東外堀1羽。西外堀が見つからない。多分石垣下部の草の中にいると思うが。東外堀のように同じ辺りですぐに目に入ると、よし。今日も。なのに。

 ヒドリガモはすべての堀で観察し、合計447羽。
 ヨシガモは、南外堀2羽。
 オカヨシガモは、東外堀、南外堀、内堀で計38羽。

 カルガモは、東外堀、本丸日本庭園池、北外堀で21羽。本丸日本庭園池が17羽と多い。
 ハシボソガラスは、東外堀、南外堀、北外堀で計47羽。
 コガモは、南外堀に16羽。うち1羽ははっきりと夏羽になっていて♂。

 ホシハジロは、東外堀、南外堀、北外堀、内堀で計13羽。
 キンクロハジロは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で計31羽。

※追加情報=セグロカモメ第二寝屋川1羽。

●今日の素晴らし鳥たち。
 ジョウビタキ、ハクセキレイ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、バン、アオジ、モズ、シジュウカラ、カイツブリ、キセキレイ、イソヒヨドリ、カワセミ、アオサギ、カシラダカ、シロハラ、ルリビタキ、チョウゲンボウ、キクイタダキ、メボソムシクイかオオムシクイ、ヤマガラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、セグロカモメ。

★★★「日本のカモ識別図鑑」が手にはいりました。

 アマゾンで予約していた方には、昨日あたりから届いているようです。昨日のコメントではジュンク堂にも入ったとの事。
 大きな書店では入荷が始まったようです。

 素晴らしカモの図鑑です。間違いなくカモの図鑑では日本で一番のものです。
 これまで皆さんに推薦していましたが、購入した方はきっと満足されていると思います。
 この本を持っていれば、スコープでのぞきながら、座り込んで半日でもカモが楽しめそうです。
 まだ購入していない方はぜひ。絶対にお勧めです。カモの世界が変わります。
 「日本のカモ識別図鑑」 誠文堂新光社。 
 
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11/3 オオジュリン。大阪城公園初記録。

2015年11月03日 | Weblog
 早くも11月。今年もあと2か月。

 今朝は大阪城公園の近くまで来た時に、腰のバッグを忘れていることに気付く。エレベーターの鏡で、腹が出てきたなぁ。などと下腹を見ていたのに、ウエストポーチをしていないことに気付いていない。

 家を出てすぐならよかったのに。大阪城公園の近くまで来て 「はっ! しまった!」 情けない。面倒だと思いながらしぶしぶ自宅へ戻る。
 ある場所は分かっている。家族は寝ている。靴を脱ぐのが面倒。靴のままそっと家に上がる。こんな時、抜き足差し足で、ガニ股になるのはなぜだろう。

 カルガモを見て一瞬、名が出ない時がある。ポストに入れようと、持って出た葉書を帰宅して気付く。買い物から帰ると、予定していたものが必ず抜けている。アルコール性痴呆!。じゃないだろうな。

 今朝のビッグニュース! 2番やぐら跡辺りでオオジュリンが観察・撮影された。オオジュリンは大阪城公園初記録。第166番の鳥になる。
 写真をパソコンに送っていただくようお願いしている。届けば詳しく観察したいと思う。

 淀川の河川敷などヨシ原などでは普通に見られる鳥。渡りの時に大阪城公園に立ち寄ってもおかしくない。環境が違っても、これまでオオジュリンの記録が無かったのが不思議ともいえる。

 こんな時、鶴見緑地、万博公園、長居公園など、大阪の他の公園では、観察された事があるのか非常に興味がある。それぞれの公園での記録があればなぁと。
 各地の公園をホームグランドにしている方は、ぜひ 「野鳥の記録」 を付けて公表してほしい。私の願い。

 先日の 「全国の地酒・蕎麦」 の催しが今日までらしい。 しかし今日は行くつもりはない。書店に寄りたいので京橋と決めている。
 1杯だけなどと立ち寄ると、前回と同じはめになるのは、はっきりしている。

 ところが今朝は、天守閣東配水池辺りで酒盛りをしていると情報が入る。「やばい!」 行けば酔っぱらって書店に行けなくなるのは目に見えている。

 でも楽しそう♪ 行きたい♪ 飲みたい♪・・・心に鞭打って京橋へ。携帯に着信のランプが・・・折り返し電話すると、「やってるから早く来い!」

 城内にいる時なら断る自信はなかった。京橋に着いていたので必死に断る。でも行きたかった。。。後ろ髪を引かれる思い。(声をかけていただいたのにすみません)

 話が変わるが、前回太陽の広場で飲んでいる時に、上空でカラスともみ合うオオタカを素早く撮影したと書いたが、パソコンで見るとチョウゲンボウだった。訂正します。

 今日のオオバンは、東外堀11、西外堀6、北外堀5で計22羽。毎回増加している。
 バンは、東外堀で1羽。西外堀はいつものように大手門の方からでは見られなかった。念のためと北の方へ回ると、いた! 坤やぐら下の草に隠れる前に観察。 いままで見逃していたように思う。

 同じ坤やぐら跡でオオタカの成鳥がとまっていたと聞く。その後西の丸庭園で、上空をカラスともみあうオオタカを撮影。これもオオタカの成鳥。多分同じ個体だろう。
 西の丸庭園の受付嬢とだべっているとオオタカの話題になる。今度写真を持ってくると約束。

 ヒドリガモ、やはりすべての堀で観察、合計378羽。今日は500超えかと思っていたが意外な結果。
 ハシビロガモ、東外堀、南外堀、北外堀の計43羽。

 オカヨシガモ、東外堀、南外堀、北外堀の計24羽。
 ヨシガモ、東外堀3羽。
 コガモ、東外堀、南外堀、西外堀、内堀の計27羽。
 カルガモは、西外堀、内堀、本丸日本庭園池で計12羽。

 ホシハジロ、東外堀、北外堀で8羽。
 キンクロハジロ、東外堀、南外堀、西外堀、北外堀で計34羽。

 ハクセキレイは合計23羽。各所で見る。
 キセキレイは豊国神社裏で1羽。
 セグロセキレイは、南外堀で対岸遠く、石垣にセグロセキレイと思われるのを観察したが、7,8割はセグロだと思うが、記録に上げられないレベル。

 ジョウビタキは、東外堀、太陽の広場東の森、西の丸庭園、梅林、飛騨の森など各所で9羽。
 豊国神社裏でウグイス1羽、笹鳴き。
 ハシボソガラス1羽、北外堀天端。

●今日の可愛い鳥さんたち。
 ハクセキレイ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、バン、シジュウカラ、シロハラ、メジロ、モズ、カイツブリ、カワウ、オオタカ、オオジュリン、ウグイス、キセキレイ、コサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント (3)
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