・・・昨日のこと・・・
焼酎4杯で昼寝どき。うとうといい気分になっていると携帯が鳴る。
眠りかけた時に!
「南外堀にメジロガモ。大将と一緒に確認」
ひでキングからメール。
すわ。一大事!!一気に目が覚める。
あわてて服を着替えて、リュックに双眼鏡などセットして飛び出す。
途中でタクシーを止めて一路南外堀へ。
気持ちは焦る。赤信号のたびにイライラ。
やっとホテルKKR前。南外堀に駆けつけるが、誰もいない・・・?。
出会った知り合いと二人で探すがそれらしき気配もない。
飛去したと最悪のシナリオが頭に。
心をコントロールして、最悪の場合でも、取り乱さないように・・・。
「今 南外堀に着いたけどどの辺り?」 ひでキングにメール。
返信メールで、一番やぐらの辺り。
いました! メジロガモ♪
良かった!来た甲斐があった。 対岸の上、一番やぐらの方に十人くらいがカメラを向けている。そうか。皆は上から見てるんだ。それで城南地区には誰も居なかった。
後で聞くと、寝ているのを駆けつけた私など、比べものにならない行動をした人がいた。
親方はその日、自転車で大阪城公園から南港野鳥園へ向かって走っていた。約2時間の行程である。
もうすぐ南港野鳥園到着。後100メートルの辺りで、Kさんなどの乗った自動車と出会った。
「大阪城公園にメジロガモ出てるで!」 と聞く。
えっ! さっきまで大阪城公園にいたのに。
やむを得ず、Uターンして、再び大阪城公園を目指して走ったそうだ。往復約4時間。自転車で走りに走って帰ってきた。親方の背中は汗でびっしょり。
私ならあきらめる。とても真似はできない。
メジロガモは頭を羽にうずめて寝ている。頭を上げた写真を撮りたい。全く動く気配なし。
こうなったら長期戦覚悟。近くの売店からビールを買ってくる。
対岸上の人から 「ビール」 のメール。何してるか丸見え。 動きがないので向こうもヒマそう。
その後動き始めて、潜水して採餌も。羽ばたきも見せてくれた。いろんな姿や角度で撮影成功。
帰宅後 「日本のカモ 識別図鑑」 を開いて写真を確認する。
1、虹彩ははっきり白色で♀ではない→♂か♂エクリプスか♂幼鳥。
2、腹部は白く胸の赤褐色とはっきり区切られる→♂夏羽か、♂エクリプスか、♀成鳥。
3、初列風切りは白い→♂。
4、嘴爪の先端の黒斑がやや不明瞭→♂エクリプス。
5、頭部から胸は鮮やかな赤褐色。脇は似ているが若干赤味が弱く、若干胸部と色の差が付く→♂夏羽。
6、肩羽にごくわずかに羽縁が薄く見え一様ではない。三列風切羽縁わずかにバフ色→?
以上から、メジロガモ♂のエクリプスから夏羽への途中と思われる。
【日本のカモ 識別図鑑 氏原巨雄・道昭著 誠文堂新光社】 の素晴らしさにあらためて感謝。絶対にお勧め。
前から、私が推薦していただけの事はあると自慢したい気分。素晴らしいカモの図鑑だ。
ちなみに、ちょっと耳に入ったので説明する。
著者の氏原さんとは、ちょっと知り合い。素晴らしい本を出されたので、私が勝手に推薦しているだけ。
一銭の収入にもならないし、氏原さんから一言も頼まれてもいない。誤解のないように。
先月に、私から著者の氏原巨雄さんにお願いして、このブログにメッセージをいただいた。再度、下に紹介する。
まだ、この図鑑を手に入れていない方は、このメッセージでその素晴らしい内容が分かると思う。すぐにでも購入をお勧めする。決して後悔しない図鑑です。
カモ識別には、これに勝る図鑑は無い。私の自由な意見です。
さて大阪城公園でメジロガモは、4回目の飛来。
全国でも珍しいメジロガモが4回も。大阪城公園は、全国でも有数のカモの名所。地元の方が案外認識ない。
・1999年10月25日 南外堀に1羽。大阪城公園初というより大阪府内初。新聞の一面で大きく取り上げられた。
・2000年12月31日~翌年1月2日。 北外堀に1羽。
・2006年12月4日~6日 内堀に1羽。
そして今回が4羽目。約10年ぶり。
しかし、今日は見つからず。1日だけの滞在だった。 どこへ行ったのだろう。推理では鶴見緑地などに居ないかな?
もう一つ話題の鳥。オジロビタキは、
昨日は天守閣東配水池で見られたとの情報。西の丸庭園から移動してしまったのか。また戻ってくれるか。
バンは、今日も西外堀の北端でも確認。東外堀とで計3羽。
オオバンは、南外堀にも2羽、内堀も2羽で、東外堀、西外堀合計で58羽。昨年越えは間違いないようだ。
カイツブリ3羽、南外堀。
オオタカ、豊国神社裏水場近くの木にとまったと。幼鳥。
ハイタカ、飛騨の森にとまって撮影される。
ツグミ、音楽堂西上、もみじ園、一番やぐらなど。
シロハラ、太陽の広場東の森、市民の森、豊国神社裏、一番やぐらなど。
アカハラ、市民の森1羽。
シメ、山里丸、天守閣東配水池で3羽。
アオジ、天守閣東配水池1羽。
アオバト、市民の森1羽。
ルリビタキ♀型1羽、飛騨の森。
ミヤマホオジロ♂1羽、飛騨の森。
キクイタダキ3羽、市民の森。
ヒドリガモ、全ての堀で計353羽。東外堀ますます減少。オオカナダモも南の端のみ。
ホシハジロは計49羽。
キンクロハジロは計84羽。
オカヨシガモは計54羽。
ハシビロガモは計46羽。
コガモは計17羽。
カルガモは計7羽。
ヨシガモは計6羽。少ない。
●今日の素敵な鳥たち。
シロハラ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、バン、ハクセキレイ、ツグミ、シジュウカラ、カイツブリ、ジョウビタキ、カワウ、ウグイス、オオタカ、ミヤマホオジロ、ハイタカ、ルリビタキ、キクイタダキ、アカハラ、アオバト、シメ、アオジ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
★★ 氏原巨雄先生から 「決定版 日本のカモ識別図鑑」 についいてのメッセージ。
水面に浮かぶカモの大きな群れ。この群れは♂成鳥、♀成鳥、♂幼鳥、♀幼鳥、それぞれの換羽中の個体、雑種、♀の雄化個体などが混然一体となって形成されています。
しかし手持ちの図鑑には♂♀の成鳥しか載っていない。エクリプスや幼鳥が少数載っていることもあるが、識別点はあいまいで不正確。これではカモを正しく知ることは不可能でしょう。
この困った状況を改善、というか、一気に解消するために出版されるのが今回の『決定版 日本のカモ識別図鑑』です。
例えば水面採餌ガモでは各種イラスト12点、写真15点前後で各羽衣を徹底的に解説しています。雑種や♀の雄化個体も同様です。
この一冊でカモ観察のあらゆる場面に対応できるはずです。初心者から観察会の指導者、ベテランバーダーまで、あらゆるレベルの方に役に立つ図鑑に仕上がったと思います。
焼酎4杯で昼寝どき。うとうといい気分になっていると携帯が鳴る。
眠りかけた時に!
「南外堀にメジロガモ。大将と一緒に確認」
ひでキングからメール。
すわ。一大事!!一気に目が覚める。
あわてて服を着替えて、リュックに双眼鏡などセットして飛び出す。
途中でタクシーを止めて一路南外堀へ。
気持ちは焦る。赤信号のたびにイライラ。
やっとホテルKKR前。南外堀に駆けつけるが、誰もいない・・・?。
出会った知り合いと二人で探すがそれらしき気配もない。
飛去したと最悪のシナリオが頭に。
心をコントロールして、最悪の場合でも、取り乱さないように・・・。
「今 南外堀に着いたけどどの辺り?」 ひでキングにメール。
返信メールで、一番やぐらの辺り。
いました! メジロガモ♪
良かった!来た甲斐があった。 対岸の上、一番やぐらの方に十人くらいがカメラを向けている。そうか。皆は上から見てるんだ。それで城南地区には誰も居なかった。
後で聞くと、寝ているのを駆けつけた私など、比べものにならない行動をした人がいた。
親方はその日、自転車で大阪城公園から南港野鳥園へ向かって走っていた。約2時間の行程である。
もうすぐ南港野鳥園到着。後100メートルの辺りで、Kさんなどの乗った自動車と出会った。
「大阪城公園にメジロガモ出てるで!」 と聞く。
えっ! さっきまで大阪城公園にいたのに。
やむを得ず、Uターンして、再び大阪城公園を目指して走ったそうだ。往復約4時間。自転車で走りに走って帰ってきた。親方の背中は汗でびっしょり。
私ならあきらめる。とても真似はできない。
メジロガモは頭を羽にうずめて寝ている。頭を上げた写真を撮りたい。全く動く気配なし。
こうなったら長期戦覚悟。近くの売店からビールを買ってくる。
対岸上の人から 「ビール」 のメール。何してるか丸見え。 動きがないので向こうもヒマそう。
その後動き始めて、潜水して採餌も。羽ばたきも見せてくれた。いろんな姿や角度で撮影成功。
帰宅後 「日本のカモ 識別図鑑」 を開いて写真を確認する。
1、虹彩ははっきり白色で♀ではない→♂か♂エクリプスか♂幼鳥。
2、腹部は白く胸の赤褐色とはっきり区切られる→♂夏羽か、♂エクリプスか、♀成鳥。
3、初列風切りは白い→♂。
4、嘴爪の先端の黒斑がやや不明瞭→♂エクリプス。
5、頭部から胸は鮮やかな赤褐色。脇は似ているが若干赤味が弱く、若干胸部と色の差が付く→♂夏羽。
6、肩羽にごくわずかに羽縁が薄く見え一様ではない。三列風切羽縁わずかにバフ色→?
以上から、メジロガモ♂のエクリプスから夏羽への途中と思われる。
【日本のカモ 識別図鑑 氏原巨雄・道昭著 誠文堂新光社】 の素晴らしさにあらためて感謝。絶対にお勧め。
前から、私が推薦していただけの事はあると自慢したい気分。素晴らしいカモの図鑑だ。
ちなみに、ちょっと耳に入ったので説明する。
著者の氏原さんとは、ちょっと知り合い。素晴らしい本を出されたので、私が勝手に推薦しているだけ。
一銭の収入にもならないし、氏原さんから一言も頼まれてもいない。誤解のないように。
先月に、私から著者の氏原巨雄さんにお願いして、このブログにメッセージをいただいた。再度、下に紹介する。
まだ、この図鑑を手に入れていない方は、このメッセージでその素晴らしい内容が分かると思う。すぐにでも購入をお勧めする。決して後悔しない図鑑です。
カモ識別には、これに勝る図鑑は無い。私の自由な意見です。
さて大阪城公園でメジロガモは、4回目の飛来。
全国でも珍しいメジロガモが4回も。大阪城公園は、全国でも有数のカモの名所。地元の方が案外認識ない。
・1999年10月25日 南外堀に1羽。大阪城公園初というより大阪府内初。新聞の一面で大きく取り上げられた。
・2000年12月31日~翌年1月2日。 北外堀に1羽。
・2006年12月4日~6日 内堀に1羽。
そして今回が4羽目。約10年ぶり。
しかし、今日は見つからず。1日だけの滞在だった。 どこへ行ったのだろう。推理では鶴見緑地などに居ないかな?
もう一つ話題の鳥。オジロビタキは、
昨日は天守閣東配水池で見られたとの情報。西の丸庭園から移動してしまったのか。また戻ってくれるか。
バンは、今日も西外堀の北端でも確認。東外堀とで計3羽。
オオバンは、南外堀にも2羽、内堀も2羽で、東外堀、西外堀合計で58羽。昨年越えは間違いないようだ。
カイツブリ3羽、南外堀。
オオタカ、豊国神社裏水場近くの木にとまったと。幼鳥。
ハイタカ、飛騨の森にとまって撮影される。
ツグミ、音楽堂西上、もみじ園、一番やぐらなど。
シロハラ、太陽の広場東の森、市民の森、豊国神社裏、一番やぐらなど。
アカハラ、市民の森1羽。
シメ、山里丸、天守閣東配水池で3羽。
アオジ、天守閣東配水池1羽。
アオバト、市民の森1羽。
ルリビタキ♀型1羽、飛騨の森。
ミヤマホオジロ♂1羽、飛騨の森。
キクイタダキ3羽、市民の森。
ヒドリガモ、全ての堀で計353羽。東外堀ますます減少。オオカナダモも南の端のみ。
ホシハジロは計49羽。
キンクロハジロは計84羽。
オカヨシガモは計54羽。
ハシビロガモは計46羽。
コガモは計17羽。
カルガモは計7羽。
ヨシガモは計6羽。少ない。
●今日の素敵な鳥たち。
シロハラ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、バン、ハクセキレイ、ツグミ、シジュウカラ、カイツブリ、ジョウビタキ、カワウ、ウグイス、オオタカ、ミヤマホオジロ、ハイタカ、ルリビタキ、キクイタダキ、アカハラ、アオバト、シメ、アオジ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
★★ 氏原巨雄先生から 「決定版 日本のカモ識別図鑑」 についいてのメッセージ。
水面に浮かぶカモの大きな群れ。この群れは♂成鳥、♀成鳥、♂幼鳥、♀幼鳥、それぞれの換羽中の個体、雑種、♀の雄化個体などが混然一体となって形成されています。
しかし手持ちの図鑑には♂♀の成鳥しか載っていない。エクリプスや幼鳥が少数載っていることもあるが、識別点はあいまいで不正確。これではカモを正しく知ることは不可能でしょう。
この困った状況を改善、というか、一気に解消するために出版されるのが今回の『決定版 日本のカモ識別図鑑』です。
例えば水面採餌ガモでは各種イラスト12点、写真15点前後で各羽衣を徹底的に解説しています。雑種や♀の雄化個体も同様です。
この一冊でカモ観察のあらゆる場面に対応できるはずです。初心者から観察会の指導者、ベテランバーダーまで、あらゆるレベルの方に役に立つ図鑑に仕上がったと思います。