ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

採算が合わないからと病院を破棄する市役所

2009年12月14日 07時33分13秒 | エッセイ

・・・今、私の住んでいる市では採算が合わないからと、総合病院がどんどん統合されていっています。その理由は採算だけでなく医者の確保もできないからという理由もありそうですが。

・・・公的な病院の本来の存立目的は何かというと、地域住民の健康維持と緊急医療のためにあって、経済目的ではないはずである。
 勿論、今の世のかは税金の支出に対してはしっかりと管理された状態で使われなければならないのですが。

・・・病院経営の健全化と云うのは品質も保持してなおかつ、経営的にも成り立つことであり、そのためには公的な病院経営は広く志ある経営者を公募し、第三者の管理下による経営努力の方法をを探るべきだと思う。
 経営の健全化をしないで、単に統合による赤字解消の安易な病院経営を考える市役所の考え方は本当に馬鹿に思える。

・・・当地では名古屋市の市長が地方自治体の経営の見直しのために相当な覚悟で受益勢力である市会議員と闘争していますが、このような、新しい取り組みは今の日本の地方の県や市で、本当に珍しいのが残念である。

・・・会社経営においても、ある意味、同じ金儲けだけ考えると成り立ちにくい、製品の品質の保持は経営上大変難しい問題です。
   経営に生きづまると、往々にして経営者は品質にかける投資を絞ることが多い。
   しかし、長い目で会社経営を考えるとバランスのとれた身分相応の品質投資は非常に重要で、その考え方一つで経営者の力量が判定できる事が多い。

・・・ある意味、市の運営における病院経営等は、最大の主権者たる市民からみると市の経営項目の中では、大事な要素です。しかし、公共投資の面から考えると大変、難しい課題です。
  会社経営の品質投資と同じであるような気がします。

・・・今、私の住んでいる市の経営手腕が問われていますが、やっていることを見ると市には経営手腕はないようです。

コメント
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