・・・ラジオの語学講座を聞いていると、年を重ねるとともに、少しですが、能力が向上することと、実行が難しいことがあります。
老化を防ぐトレーニングのつもりで、その日課をしている。
まず少しだけ出来ることは、ヒヤリングです。
記憶力は若いころに比べると、何分の一かまで、衰えていますが、ゼロではないようです。
我慢強くヒヤリングをやっていると、少しづつではあるが、単語などを記憶し、それにより、ヒヤリング力が向上しているのを知ります。
ほんとに、微々たる進歩ですが。
難しくて出来ないことがあります。
老化とともにできないことで、それらを経験すると自分の機能の衰えを実感します。
それは、一度に二つ以上の作業が同時進行で出来ないことです。
具体的に感じるのは、「シャドウイング」という発音練習です。
それは、ラジオで流れる英語の文章を、少し遅れて、同じ文章を自分で声に出す訓練です。
この作業をやると、「聞く」、「覚える」、「声に出す」の三つの動きを同時に続けることが難しい。
若いころなら、難なくやれるこの作業が、本当に難しくなる。
しかし、これをやることが、老化を防いだり、逆にできない程度を知って、自分の老化を知る良い方法と考えてやっています。
年を取ることは、それにあらがう努力をすることで充実し、年を取ることを自覚することで向上し、充実した生活を送ることができる、と感じました。