後期高齢者になると、最近できなくなったことを嘆く回数が多くなる。
最初はすぐ物忘れする等の頭の働きの低下ことから始まって、最近は、身体的にも、足が上に上がらくなったなどと範囲も広くなってきた。
この前できてたことができなくなる気持ちの落胆は大きい。
最近生活の中で二つ事を頭と身体での同時進行することは最近できなくなってきた大きな項目です。
ラジオ体操でも、音楽を聴きながら、リズムをとって、手をたたいたり、開いたりの運動を、一つ順番を急に変えると音楽に乗ってやれなくなるとかも、その例です。
今までやれていたことが、やれなくなるというのは、精神的にも、落ち込む、嫌なことなので、すぐ忘れるが、後期高齢者ともなると、毎日のように、やれなくなることが増え、やれることの貯金が少なくなっていく。
遠くにいる娘の子供が、今ちょうど、幼児の発達時期なので、娘が、毎日のようにできるようになったことを記録のつもりかもしれないが、LINEやインスタの動画で報告してくれる。
孫の場合は毎日のように、この歌が歌えるようになったとか、この言葉が言えるようになったとか、できることが増えていく。
そして、その速度はとても速い。
孫と私は、行ってみれば、人間の始まりと終わりの見本であり、そして、一番変化が激しい時期らしい。孫の場合はうれしくもあり、自分の場合は少しづつ、終わりに近ずく覚悟を促されているようでもあり、その心境は複雑である。
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