蒲郡のプリンスホテルを竹橋からながめると 18羽以上のトンビが空を舞っていました。
携帯の写真 つぶつぶと黒いのは トンビなのです。
この松林で 長きにわたって トンビが寝起きし 海と山とを行き来し 子育てを脈々としてきた
このみごとなトンビの旋回する姿は その あかしなのでしょう。
烏におわれ喧嘩をしたり 気流に乗る練習やえものを捕える練習を
山の迫ったこの地で 育ててきたという訳なのでしょう。
それは 護岸にしたり 道路をつくったりする 人間の営みのすきまで
歴史を刻みつづけてきたということに 私は感動しながら
空に向かって毎日 トンビたちに惚れ込んで挨拶しています。
はっきりいえませんが 夏の6月ごろから8月までは
姿を見なかったので 子育て中だったのでしょう
今 数を増やして 秋空を旋回しています。
春はよく ぴーひょろろと啼きますが 秋は静かです。
生き続けて行くことが とても大変な時代になりそうだなどと
嘆いているひまはありません。
トンビに出会う時
何度も どんなことも いつからでも勉強し直して 生活を工夫して
生きのびていきたい
いっしょに両手をひろげ 胸躍らせる喜びの一瞬です。