手頸の手術を体験した時 肩で痛みをブロックしてもらい
不思議な感覚をもちました。
手の感覚は全くないはずで実際痛みがないのに ぎゅっと腕を縮めているように感じていたのです。
そうか 脳は大変なことがおきていると手術を避けようとしているのか。
私には90歳になろうとしている母と姑がいます。
ふたりは何度も生命の危機を潜り抜けています。
それでも背筋は伸び 腰はまがっていないのです。
母のほうは 階段もなんなくするりと上がります。
膝が痛む時期を乗り越えて いまでも結構おもい荷物も自分で運びます。
姑のほうは 下手をすれば若い人より器用に家事作業をこなします。
今までどうして足腰や手の動きが鈍らない理由があるのか不思議でならなかったのです。
今回 手の手術中の脳がはたらいていたことから脳の支配は貢献度が高い気がしたのです、
脳で作業イメージを訓練するというたしなみが
二人の足腰や手作業の維持に役立ってると感じたのです。
母は60歳から日舞 とはいえ民謡のおどりですが 続けています。
姑は茶道の手順を 毎日 いや眠れない日はさらにイメージして眠るといっています。
これらの脳でイメージすることを作業手順をふんで続けることは
とても脳の老化を防ぐと感じたのです。
さらに茶道の手前は腕を結構ひねります。
日舞もゆっくり動かしながら 体も足も首も手のひらも
かえしたりひねったりします。
血行も促し 内側の筋肉も鍛えられ 何より良い姿勢を意識し維持します。
老化防止 脳の維持 生活家事労働の継続に
茶道 日舞は 役立つのだと 私にとっては大発見です。
考えれば 書道も 心のありかたを見える化しの集中することで脳を安定させ長生きに役立ちますし
今回のケガも 柔道のうけみの授業をうけていたら 避けることができたかもしれません。
日本の手習いは科学的根拠をもって再認識し消えゆく前に 継承すべきと感じます。