オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

葬儀が終わって「諸行無常の響きあり」。

2009年06月29日 17時01分18秒 | オズマの独り言

 伯父の葬儀が終わった

 6/28-6/29と,通夜・告別式に受付担当を行った。通夜では延べ200人もの方々にご参列頂いた
 
 ただ,そこで感じたのは,香典袋にはしっかり金額と姓名・住所を書かないと,金額あわせがとても大変だということである

 オズマも会社代表で行ってきたことは何度もあるが,その中に詳細な明細を入れたことはなかった。ただ,名前を連ねただけのものだった。でも,実際に香典返しを行う立場になってみると,やはり姓名・住所がしっかり書いてある方が間違いが起こりにくい。エクセルでその場で入力できるようにしないとつらい,とも感じた。

 そして,普段から意識している「諸行無常」の感覚をまた一段と深く感じた

 人生85年の伯父であり,オズマ生誕からのつきあいであったが,「常」というものはなく,日々は確実に変化するということ。始まりあれば終わりあり。川の流れのように止まることはなく変化する

 養老先生がよく言われていることだが,「人間は生まれたときから死に向かって行進しているもの」だという。同感だ。

 しかし,それは後退的な考えではない。むしろ,死があるからこそ,「生かされている実感」を感謝せねばならない,ということではないだろうか。実際,伯父は非常に信仰深いだけでなく,その温厚な人柄で,最期まで周囲に気配りを忘れなかった。何しろ,入院しているときに,息子さんに向かって「お前の仕事のために,早く,逝ってくる」と言い残したというのだ。

 人間,本当に苦しいときは「助けて」と自分本位になるものだと思っていたが,伯父は違った。最期まで,自分以外の人に思いやりをしていたのだった。オズマにはとうてい及びもつかない存在である

 また,オズマの親戚関係,年齢的にこの5年前後で,父母も含めてさまざまなことが起こるだろう
 だが,今回の出来事も,そのときになって慌てないように,ある意味予行演習を伯父がさせてくれたのだと理解している。

 いま,伯父の冥福を祈って。あらためて金剛合掌

 そしてまた,明日からフルタイムの仕事。そして人生一度きり。オズマもそろそろ考えと行動を変える時期となってきたようにも思う。