オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

滅入った気持ちのとき,そこへ『侍ジャイアンツ』の「分身魔球」!

2009年08月04日 07時33分58秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

 私はオズマ。不屈の闘志で逆境から何度も這い上がってきたつもりだ

 10年前。会社が倒産寸前まで行った。あのときの苦労を思えば,いまの苦労など所詮「作業の労苦」ではないか,そう思えるのは,梶原一騎先生原作の漫画・アニメによるところが大きい。

 オズマのコーチは鬼の一徹コーチだったが,真に「義」のある男だった

 だが,忘れていた。番場蛮もまた,何度も地獄の底から這い上がった男であったことを。

 とくに印象深いのは,巨人入団当初の「巨人の腹破り宣言」と,後半で,みんなも真似したであろう,あの「分身魔球」だ


気合注入中。


このポーズで気合さらに注入。富山敬の声が最高


「ウオリャー」,最後はすべてを指先に。


そして横分身。

 だが,横分身はすぐにウルフ・チーフに打たれる。長嶋が「魔球は生きている。バットは横にしか振れない」というアドバイスで蘇ったのが,次の「縦分身」だ。


体も分身


気合で縦分身。

 『巨人の星』は,ひたすら緻密な理論で裏づけをしていた。さすがに大リーグボール2号と右1号は理屈に無理があったと思うが,故・長浜忠夫氏による過剰なまでの演出は「ドラマツルギー」なるオーバーアクションの演出となり,長浜氏が時代の寵児となったのは周知のとおりである。

 対する『侍ジャイアンツ』は,主人公の性格の違いからか,人間としてのドラマにはあまり重点がおかれなかった感がある。

 しかし,オズマとしては,ヒューマ・ホシも番場蛮もまた稀代の投手と認めている

 まあ,気分が落ち込み気味のときは『侍ジャイアンツ』の方が豪快でいい,とは思う。とくに「17対1」の紅白戦は見事な計算勝ちで,いまや「会社の腹を食いちぎる」ことさえいとわないオズマにとって,最高の教科書だ

 「義」なきところに道理なし,なのである