オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2009/10/10 水郷 「見参! チェリーの水郷レポート」の巻

2009年10月12日 07時48分56秒 | チェリーの水郷レポート
 以前お会いしたチェリーさんが簡潔でわかりやすいレポートを送ってくれてきた。オズマレポートは「物語」になってしまって長いし,また,新たな視点で書かれたレポートをここに載せることで,参考になることも多いだろう。

 そういうわけで,チェリーさんのバス釣りレポートコーナー,略して「チェリーの水郷レポート」コーナーを設けることにした。オズマよりはるかに釣る方なので,参考にご覧頂きたい。



 10/10は8本でした

 ただ残念なのは,朝の30分間に「検挙状」で5連続バラシがあったことです。 それがなければ天狗だったのですが

 ヒットルアーは検挙状で2本,ジグスピで2本,ブリッツで2本,RS100で1本,マッドパピーで1本です。

 サイズは全て30前後で秋の荒喰いかなと思ったぐらいです。
 周りのバサーは全く釣れてなかったです。 以上で10/10の状況をお伝えしました。

 以上のように簡潔に届けてくださるレポートに感謝である。
 今後もご期待ください&チェリーさんよろしくお願いします

 追伸 オズマは翌日2本だけ。ただ,新しいポイントをいくつか発見&再確認しましたよ。出家なければOKですだ。

『釣りキチ三平』(実写版)は,子供の居る家庭に薦めたい!

2009年10月12日 06時01分54秒 | オズマのその他釣りレポート
 おそらく1970-80年代に少年だった世代は,多少なりとも『釣りキチ三平』に影響を受けていたのではないだろうか
 シャークキャスティング,一平じいさん語録,魚紳さんの「釣りは実戦だ」発言,などなど,釣り好きだけでなく,その影響は当時(1980年代)アニメ化されたことからもわかるように大変大きなものだった。

 その『三平』が2009年に実写映画化されてから半年あまり。DVDレンタルが開始されたのでさっそく借りてみた

 結論からいうと,「原作のエピソードをうまくあわせている」と感じた。ただ,さすがにオズマのような「“現役”『釣りキチ三平』世代」にとっては,「新たな」感動を生むことは難しいかもしれない。それは,あまりにも「原作が偉大」だからだ。

 原作を超える評価を得るものもある。『巨人の星』で有名な長浜忠夫演出によるものだ。だが,今回はあまりにも原作が偉大だ。おそらく,今後も原作を超えることはできないのではないだろうか。

 しかし,本作は駄作ではない
 とくに,「釣りを知らない」世代,とくにいまの子供達にはぜひ薦めたい。当然,子供の居る家庭にも,「釣りの面白さ」を伝え,自然環境を考えさせるきっかけとして,ぜひ薦めたい

 さて,いくつか作中のエピソードを抜き出してみよう。


一平じいちゃん(渡瀬恒彦),三平,ユリッペが
仲良くアユ釣り大会から帰ってくるところ。


 こうした,異世代が親しめるのが「釣り」のよさだと思う。
 ネットゲームはオズマにさえ出来ないシロモノになっているし,ましてや一平じいさん世代には普通到底ムリだろう。

 そういえば,ユリッペのセーラー服姿が映画では観られる。ということは,三平も中学生ぐらい,ということだろうか


アユ釣り大会の後の「本当の闘い」で起き上がる
ところ。

 原作第1巻での「子供に優勝できるわけがない」という話を再現したものだ。
 原作に非常に忠実であり,そのセリフもほぼ原作どおり。
 アユの生態を考えて戦略を披露した三平の鮮やかな勝利もまた原作どおり。ここはこれでいいと思う。


魚紳さんが若い? あの「帽子」は残っていたが,
「祈願 日本全国一周釣り行脚」はなかった。


 魚紳さんといえば「釣り行脚」,風来坊釣り師だったが,さすがに映画では設定に無理があると判断されたのか,「米国帰りのバスプロ」になっている。

 だが,それでいい。
  バス問題はようやく沈静化したが,「バスプロ」という言葉も少年世代では消滅しつつある。そのためなのか,少年達がバス釣りをする姿を水郷でさえ見ない。
 以前は釣りをしていると「今日はどうですか」なんて声をかけてくる少年達がたくさん居たのに。そういう意味で,「バス」という魚を気づかせるためにはよいと思う。
 ただ,アニメ化のときの声優さん;野沢那智さんの声があまりにもかっこよかったので,その違和感はオズマには残ってしまった。最後には慣れていたが


愛子ねえちゃんが,三平の実のお姉さんに
「ほっかむり」もないし,都会化されているウ。

 原作では,都会の問題を語るときに「大学あんちゃん」などを出演させていたが,さすがに時代設定があわない。そこで,「愛子ねえちゃん」をあえて「都会化」に転用したのだろう。
 そのドラマ最初での嫌われようはある意味俳優さんの演技力が相当ないとできないと思う。オズマとしては,「嫌われる役ほど難しいものはない」と思っているので,この俳優さんはなかなかの実力者なのだろう。

 最終目的は,原作での「夜鳴き谷の大イワナ」を設定変更したものになっている。さすがに「ハワイのブルーマーリン」ではまとまらないだろう。また,原作では渓流釣りが多く扱われていたことからも妥当な選択だと思う

 最後に,魚などのVFXの技術はまったく問題ないが,唯一気になったのは,釣りをする人々の「竿さばき」だった。
 これは,釣りをしたことのある人ならすぐにわかってしまうほどに,「腰が入ってない」と指摘したくなるだろう。しかし,釣り素人の人々に,演技でここまでフライロッドを振らせられるものなのか,と感動したもの事実である

 ただいま絶賛レンタル中。オズマはいつものように“シュ●ンク”しましたヨン