オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2009/10/11 水郷 「28年来の友人とともに再確認の旅」の巻

2009年10月13日 05時59分33秒 | 2009オズマのバス釣りレポート

 秋に入ってから,8月までの絶好調が嘘のように釣れていない。理由はいくつかある。まずは体調がかなりよくないこと。もうこの時点で難しい。

 また,「いつものポイント」にこだわりすぎていること。水郷のダイナミックさを感ずることのできる「ランガン」をしばらくやっていなかったこと。以前のように土曜日ばかり釣りに行ける状態でもなくなったしね。

 10/11は,中学生からの友人「K」とのバス釣りである。

 朝6時。横利根閘門の駐車場に集合。オズマは5時30分には到着して,一応の水況を確認していた。

 今日のテーマは「昔釣れたポイントはいまどうなっているか」である。Kはとくに3年半ぶりの水郷釣行らしいので(飲み会などでいまでも年に1回は会っているが),「水郷の気になるところ」を全部廻りたい,ということだ。Kの希望を最優先にしてランガンだ。というか,運転はお任せしたんですけどネ。

 まずは,オズマイチオシの「いつものポイント」。

 1時間経過。ノーバイトの猛攻。理由はわからない

 いっきに北上。北浦へ移動する。

 天掛付近でかつて100匹の大台に乗せた記憶が二人の脳裏によみがえる。だが,ここも生命反応なし。ボラは居るのだが,何かこう,あまりにも穏やかだ。

 さらに北上し,とある「穴釣り」の名所に移動。ここも,かつて80匹の大台が記録されたものだ。

      「よっしゃ
いきなり友人が釣る。サイズは小さいがバスである。それも北浦の


釣ったぜ。釣りは釣った者勝ち。
釣れない釣りはキライ。
俺もまた「釣り人」だから。俺がKだ。


 オズマは「ノーバイトの猛攻」にあっている。

 いったい何が違うのかとリグを見せてもらったら,それはワームだった。ワームはバークレー・サンドワーム・4インチ。オズマのサンドワームは夏に釣れた6インチ。この差なのだろうか,友人は続けてランギル2匹を釣って有頂天である


ギルも楽しいねえ。いや,魚釣りが楽しいんですよ。
ギルも立派な本命です。いやあ,睡眠不足がふっとぶネ。


 それにしても時間が早く過ぎてしまうので,またもや移動。鰐川のテトラである。
 
 深い。水深2mはある。だが,台風で逃げ込んできたのでは,という魚には会えない。近くの川も大混雑で話にならない。

 あっというまに12時だ。お昼を回転寿司でとりたい,というオズマの要望を裏切ってくれる某有名チェーン店K。サンマの刺身がまずかった。シメサバもまずかった。いなりぐらいが妥当か
 だが,旅の思い出で印象に残るのは美味しいものばかりではない。そう,友人Kとは「賞味期限1ヶ月切れ」のパンを危うく購入しそうになった話など,本当に水郷,いや北浦関係では話が尽きない。

 そして今度こそはと,「秘密の川その1」に南下。しかし,先行者多数。さらに南下し,もう一つの「秘密の川2」へ行く。

 台風後の増水が危ぶまれたが増水はなかった。濁りもない。しかし,ボラは居るもののやはり何も起きない。二人とも。わからんワイ

 「しんどい釣りもせなアカンときもあるし.....それだけやったらダメやと。よく,琵琶湖では釣れるけど,他の場所では....」「方向ですわ。闇雲に投げているように見えるんですが,岩のある位置なんかを確認しながら.....」

 KのクルマにはHDDナビが着いていた。そこには,『今江克隆 THE SECRET』が流れていた。なんでも,オズマがDVDにバックアップしてからというもの,毎日出勤時に聴きながら運転しているという。
 「日本で1人だな,こんなに昔のビデオを見ているやつなんて,そんな会話が途切れない。しかし,釣れない。一人ならもう帰っているところだ

 そして一気に「横利根バットマンタワー」へ移動。それは,水中に巨大なストラクチャーが沈められた,やはり「かつての」好ポイントだ。

 オズマは6時間も寝てきたのにやる気がうせている。車中で寝ていると,いつまで経っても友人Kが帰ってこない。釣れているのだろうな。

     「えれえっ,釣れる!! いまそこで7枚ゲットしたぜ!」
     「しかも,ビッグナマズもかけたんだぜ」
     「ナマズ,最高の引きだったぜええ!!」


 自慢ビーム。出家中の男に容赦なく浴びせられる光線。跳ね返すことができない。しかし,見ているとバイトが非常に小さい。ギルも相当にタフなようだが,友人はこれで,バス1本・ギル13枚の「エセ二桁」達成。やはり上手い

 最後に懇願する。「いつものポイントで勝負させてくれ」と

 15時30分ごろに到着。クランクに反応がないのは朝でわかっている。いきなり勝負のジグスピだ。しかも今回はトレーラーに新たな戦略を加えている。ブラック・ラメなしのグラブをセットし,ワームの認識度を高めるのだ。

 20分ぐらい経った頃か,いきなり「ガツン」と強烈な引き。

     「よっっしゃあ!」
オズマ,会心の一撃である


35cm。ブリブリに太っていた。
プリスポーンかと思ったゾ。

 これは釣れるぞと,さらにキャストを続けると,護岸際で強烈な締め込み。マシンガンが唸るぜ。

     「よっしゃあ,勝ったあ!」(今江の叫びが伝染している
32cm。これまたブリブリに太っている。朝のあの釣れない時間がウソのようだ。


連続出家ではなくなった。
しかも,型がなかなかよろしい


 この結果を報告しようと友人Kの方をふりかえってみると,いきなり釣っている。


32cm。嬉しすぎてルアーと
一緒にバスを撮影するのを
忘れた,というのがGOOD


     「アピールの大きさで,バッシンシャッドFTカラーで釣ったぜ
いやいやさすがだ。この1本は,オズマもすっかり忘れていたバッシンシャッドの威力を思い知らされた。

 さらに,今度は二人で移動。オズマの考えでは「大荒れの後に釣れる」というポイントだ。

 オズマには反応がなかったが,友人のバッシンシャッド・シャッドカラーに反応があったらしい。

 そして17時。辺りが闇に包まれる。気温が急激に下がってくる。11時間の水郷釣行が終わりを告げている。

 結果は,オズマ2本。友人Kは2本プラス・13枚(ギル)で,ワームをすっかり苦手科目としてしまったオズマは「魚釣り」に負けた。しかし,最後の最後「いつものポイント」で起死回生の2本。これは記憶に残る。水郷の意外性を確認できた

 二人ともそれぞれが満足し,麻生・天王崎の温泉(白帆の湯)に移動。今日は連休中日なので下手に早く帰ると渋滞するだけだろう。お風呂にでも入ってすっきりしようという考えだ。そういえば,釣り場で温泉に浸かるのは今年ははじめてだ。

 温泉後は,そばにあるラーメン店「博世ラーメンに入る。夜に入るのは初めてだ。若干メニュー変更があったが,昼のよろしくないグルグル寿司よりはるかに満足のいくものだった。おすすめは,ズバリ「味噌もやしラーメン」630円。バルキーじゃないので,メタボ気味の体にはちょうどいい。

 そして,19時48分。茨城県・麻生を後にする
 21時15分。利根川沿いを走って柏インターまで戻ってきた。
 22時15分。三郷JCTで若干の渋滞があるも無事に帰着する。

 次の釣行は,少なくとも10月はムリである。10/17・10/24は出勤当番。休日振替は,納期の関係上11/20以降になってしまう。

 こうしてハイシーズンの水郷は,記録(50UP2本;完璧にマグレ)と記憶(今回の結果;苦しい戦いの中で,自分の戦略で釣ること)がともに残る非常に有意義なものとなった。

 次回は12月か だが,例年12月は仕事以外にも多忙でなかなか出撃すらできない状況が続いている。そしてそれを超えると今度は4月までまったく釣りに行けないかもしれない。だが,3年半ぶりという友人Kに比べればまだまだマシじゃないか。
 
 とりあえず,バッシンシャッドを数個探してみますかな。友人Kが真冬に49cmを釣ったのもこのルアーだったしね。いや,俺もよく真冬にシャッドラップとともに使っていたよな....。