オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

フィクサー小沢へ。中国はそんなに大事な国か?

2009年12月19日 21時39分46秒 | オズマの考える政治・経済問題
民主党訪中団 議論棚上げ 小沢氏の独り舞台?(産経新聞) - goo ニュース

 フィクサーがフィクサーでなく,表舞台に出てしまった

 結論から書こう。

 「中国訪問,無用とは言わないが,人数が多すぎる
 「中国ばかりがアジアの国ではない。近隣諸国への配慮も必要だ


と。

 理由は以下の通りである

 経済団体がこぞって「中国重視」をするのはなぜか それは単に「人口が多いから」である。発展途上のため成長が期待できる......というのが一般論である。だが,オズマは中国経済の不安要素「A:中華思想」「B:国内格差」に対し,懸念せざるを得ない。
 
 Aについては何度も触れたので割愛する。

 問題はBである。沿岸部と山間部での極端な収入格差。それはとても同じ国家の民族とは思えないレベルである。かたやインターネットでお買い物。かたやいまだに水道・電気もロクにない。

 日本は,昭和31年に「もはや戦後ではない」と言ったが,日本が他の国と根本から違っていたのは「開発する能力」だった。それがいまの中国にあるだろうか 中国はコピー天国,いやさ,不合法行為を認めている国といって差し支えないほどに酷い。そんな国が今後も発展するのだろうか

 なにより訪問人数が多すぎる。すべて国庫(税金)で行っているのだ。本当に行く必要があれば,岡田外務大臣と小沢二人で行けば十分ではないか。

 とにかく日本は大国に擦り寄る癖がある。いままでのアメリカ偏重から中国にシフトしただけであり,主体性がない。いま,国家としての日本を継続的に発展させることは困難である。だからこそ,「アジア“地域”との共同体」をつくる必要があるのではないか。
 
 たとえば台湾。李登輝というすばらしい人物が居られるところである。彼は旧帝国大学・京都大学出身である。日本が台湾を統治していたとき,台湾には新しい文化・教育体制が整備された。そしていまでも施設などは使われているし,台湾がきわめて親日的なのは,かつての行為が「統治」であり,「占領・略奪」とは異なっていたからである。
 
 麻生太郎がかつて言ったことばに「日本は世界から感謝されている。そこに自信をもつべきだ。」というものがある。これは正しい。日本は,三国人ばかりに気をとられすぎなのだ。

 わしは........,あまりにも小林よしのり作品を読みすぎたためについこのことばが口に出そうになったが,とにかく「日本の自立」を選挙権取得以前から強く願ってきた。そのため「日米安保反対」を貫く党が好きなのだ。

 幸い,日本には「原発」という「一歩間違えれば核爆弾」が沿岸沿いにたくさんある。原子力,平和利用は「エネルギー」だが,少し変えれば「爆弾」なのだ。

 中国訪問するなら,日本海沿岸の原発地図でも見せてあげるとよいのではないか 科学がわかる人なら,日本がすでに「核」をもっていることに気づくだろう....。原発も原爆も,利用の仕方が違うだけでエネルギーの理屈は同じなのだ。