オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

公的保険だけに頼るのは危険である。

2009年12月26日 09時01分33秒 | オズマの独り言
【コラム】 保険に入らない選択をしたその理由とは?(R25) - goo ニュース

 上記の記事が出ていた。

 結論から言おう。「危険」であると。少なくとも「共済保険」には加入すべきであると。

 理由は下記の通り。

 このコラムで紹介された人々は「A. 収入が他の手段でもあるから」「B. 公的保険で何とかなるから」と言っている。しかし,そんなに甘いものだろうか

 Aの具体例では,夫婦共働きだからというのが典型例。もしくは,副収入の道をもっているからというのもある。

 しかし,オズマの知る限り,公的保険だけで,とくに長い療養期間を迫られる腎臓病などに罹患したら最後,家庭の経済は破綻寸前となっている。
 なぜなら,人工透析などをしているとまともに働けないからである。そして,そのときには「もう1人の稼ぎ手」が何とかしてくれるというがあてにならない。「もう1人の稼ぎ手」が看病にあたらなければならない重い病になったとき,彼らはどうするのだろう

 Bの具体例も甘い。オズマも甲状腺癌の手術のときに「高額医療保障制度」が公的保険にあるのを知り,入院前日に交付してもらった。結果として,11万円ほどかかた入院費のうち,8万円ほどが還付された。

 しかし,それでもまずは11万円負担しなければならないのだ。オズマの手術は,素人目には恐ろしいが,専門家に言わせると「簡単」だという。だから10万そこらで終わったのだろう。
 だが,オズマの父がサイボーグ手術(ペースメーカー埋め込み)を行ったときは,こんな額ではなかった。

 結果として,任意加入の保険に助けられている。オズマの場合もそうであり,父の場合もそうであったが,保険料がしっかり支払われたので,自己負担はほとんどゼロに近いという結果となった。

 まあ,健康保険はわかりにくい問題がある。いつまでも若い,という幻想があるからだ。しかし,これがクルマなどの場合ならそうはいかない。人身事故を起こしたら,あっというまに生涯賃金を超える額を請求される。

 バイク,とくに原付のみに乗っている人は自賠責のみに加入しかしていない人も多いと聞く。だが,原付でも人をはねたらやはり原付がわるいことになるのだ ベンツに体当たりして,自分が怪我をしていなくても,ベンツの修理代だったら.....,想像がつかないが,相当に高額であろう。

 事故や怪我は実際体験しないとわからないものだ。とくに若い世代ではわからない。そういうときに教えるのが父母の存在であり,会社の先輩などであろう。
 幸い,オズマは入社早々にスキーで足の骨を折り,そこから任意保険加入が始まったので掛け金も安い。

 実社会にでたら・クルマやバイクを保有するなら,最低でも「共済保険」程度は必要だ,というのがオズマの結論である。

ああ80年代,懐かしの練り餌を思い出した!

2009年12月26日 05時43分43秒 | オズマのその他釣りレポート

 先日,さつまいもを食べた。さつまいもで毎回思い出すのが
     「これって,コイが好きなんだよな....
ということ。

 『釣りキチ三平』に影響された世代なら,このセリフが一度は出てきたのではないだろうか

 オズマは「水郷歴30年」とよく書いているが,最初の10年はフナ・コイ釣りである。70年代後半から80年代中盤まではバスの魚影は濃くなく,水郷=フナ・コイ天国だった

 実際に,いま通っている「いつものポイント」はいまでも相当にコイやマブナの魚影が濃い。何度かエサ釣りをしたが,とにかくバスの魚影なんてメじゃないのだ 1日で100匹近く釣ることがかなり現実的だからである。

 さて。そんなポイントでもエサの種類を間違えるとまったく釣れない。オズマも,ようやくヘラブナを水郷地域で釣れるようになったのは,下の2種類のエサとの出会いからである。


グルテン5といもグルテン。
香りが最高に「甘い」です
癖になります


 この2つのエサは,水加減などが発売当時からしっかり書かれていたので,それを真似すればとりあえず普通のエサができるのだ

 しかし,オズマの記憶では,この2種類以前のエサは扱いにくく,水の量をどうしたらいいのかさっぱりわからず失敗ばかりだった

 そんなわけで,水郷でエサ釣りをするときに外せないのがこの2つ。真冬でない限り,なんとかなるエサとして重宝したものだ。とにかく「甘い香りが最高で,釣りをしていると
     「ホンワカ光線
が降り注ぐような気分だ。「癒し系」のエサ,とも言えるのではないだろうか

 しかし,水郷は,オズマの少年時代にとって度々行ける場所ではなかった。年に数回,父と日程が重なるときだけだったと思う。それ以外は,都会ではあったが,幸い「釣り公園」なる施設が自転車で片道30分以内,多摩川でさえ50分程度で行けたので,コイの吸い込み釣りに燃えたものだ。


みどりとスイミー粉末1kg。
これにマッシュポテトを入れてバラケをよくする。
大ごいは臭いが好みじゃなかったなあ。
あの「コイカレー」はさすがに販売されてないみたい...


 この「みどり」というエサに出会ったのは,たしか中学1年生のときだ。放課後に毎日のように友人と近所の釣り公園に通っていた。でも,たいして釣れない。しかし,入れ食いの人が居た。エサを訊くと,「みどり」だという。

 そこから快進撃が始まった。当時はリールでの吸い込み釣りも黙認されていたので,ルアー用の安竿(980円の竿だった記憶がある)に吸い込み仕掛けで釣ったのだ。

 スイミー粉末は,単品で使うと溶解度が低すぎて練り餌としての機能がイマイチに感じた。そこで,「マッシュポテト」を配合して使っていた。元巨人軍グラウンドの裏で,高校生の夏休みにはしょっちゅう通っていたものだ。コイ62cmの鱗をいまだにフォトアルバムに入れてある(谷地坊主のマネね)。

 そして水郷の2000年代。釣りの腕がそのままでもエサは進化していた。その中で,記録を作ったのはこのエサである。


レンギョ80cmを2本釣りました。
ボラもたくさん。
アメナマも小さいのは釣りましたね。


 当時,「白いエサ」を使うとレンギョにやられる,とヘラの雑誌に書かれていた。そうなるとかえって使いたくなったのだ

 そして,いまバス釣りでいく「いつものポイント」周辺で,丈3(3.9m)の「がまヘラ」という竿で,道糸2号,ハリス1号,ハリは改良ヤラズ6号で釣っていた。
 そのうち
       「モワン
という気配を感じ,微妙なアタリをとらえた

 あっというまに突っ走られそうになったが,さすがは「がまヘラ」だった のされない。そのかわりオズマが走って魚を追いかけた。かれこれ20分ほどの格闘を終えて上がってきたのがレンギョだった。タモアミにも入らないので,両腕で抱え込んだ記憶がある。

 こんなことを書いていると,「オズマはエセバサー」などと言われることもある。しかし,技術はともかく,スレ針(いわゆるバーブレス)で釣ることに慣れたのは事実であり,水郷でのバス釣りでも,90年から初めて,92年頃には完全バーブレスで釣っていた。最初はバラシが多かったが,ヒットの数が半端じゃないぐらいあったので気にならなかった。

 そんなわけでいまでもバス釣りはオールバーブレスである。ポークを使うときは,ズレどめに「黒いウキゴム」を切って使うのダ。これはヘビキャロでのゴム管を再利用したものだったが,実際いまでも効果はある。

 さて,大掃除も一段落。古いエサも思い切って処分しないと,エサだけに冗談抜きで「腐って」いたりするからコワイゾォー