それは1989年。いまから28年前のこと。
バスプロなるものがようやくわかりかけてきたときに「女性バスプロ」が居るとの話をTVで見た。
それがジェニファー・フェドリック(写真)だ。
この姿を見て思い出せない人は,相当に若いか,バス釣りの歴史が30年未満という若さを持っていることになる。つまり,僕は若くないのだ(泣)。
だが,ジェニファーの釣りに驚いたことは多かった。たしか,1989年度JBTA年間ランキングがベスト10ぐらいに入るものだったのではないだろうか。
そんなわけで,当時のフィッシングショーで記念撮影を撮ってもらったりしたものだ。たしか,実年齢が自分より5歳ぐらい上だから,姉と同い年ぐらい。いまならもういいオバチャンになっているのかな。
そういえば,当時はこの分厚いライフベストが辛かった。真夏にガイドしてもらっても脱げないわけで,琵琶湖では友人がぶったおれたっけ。まあ,睡眠不足だったんだろうけどね。
しかしまあ,当時のVHSを大事にDVD化したのもすでに8年前。
光陰矢の如し,である。
ダイワSS-SVより飛距離はSVSの方が出るなどと書いてある記事を読むことがあるが,それは「正しいセッティング」が出来ていないだけだ。
説明書どおりにメカニカルを設定し(ここが最大の味噌),マグダイヤル3.5ぐらいでぶっとびだ。何よりバックラッシュなしで,ソウルシャッドが166ML-2・12LBナイロンでぶっとびである。これはSVSではあり得ない体験だ。
もっとも,僕は毎回メンテをしているし,OHも年に2回ぐらい行っている。とにかく毎回のメンテ(掃除含む)は非常に重要である。
さて,リール自体の耐久性はまったく問題ないが,ラインはやはり「GT-Rウルトラ」にかなわないことが,6/3釣行で改めて判明した。
GT-R・MHと比べると,耐摩耗性能が段違い。なにしろ1日投げ続けて,12LBでロストなし。フロロはあくまで「アシなどの草木」に強いだけで「岩盤」などには弱いというのが僕の実感。
しかも,クリアなメトロの水でも,GTR-ウルトラのラインカラーは岩に馴染んでまったく問題ない。いや,かえってステルス系ですらある。
最初からGT-Rウルトラを買っておけって話だが,使ってみないとわからないのがタックル。いや,普通に考えたらGT-R・MHでさえも十二分の性能ですよ。
以上,ダイワSS-SVの面目躍如のために記した。