なんてカッコイイんだろう。まるで梶原一騎の世界を見ているようだ。
最愛の妻が亡くなる。それだけで普通なら気が動転してしまうのに振り切る。振り切って全力で仕事に精進する。
その男にほれた麻央さんもまた「女」だった。
あまっちょろい偽物勝負と化したプロ野球に比べて真のプロがここに居る。男の美学・女の美学がここにある。
男は舞台の後で泣く。それでいい。女は舞台で活躍する夫を第一にする。それでいい。
男女の権利とか機会をいう前に,この二人に見習うべき「役割分担」があるのも事実だろう。
最後に,海老蔵さんご愁傷様でした。麻央さん,安らかに。
東京駅八重洲口より6時30分発・鹿島神宮駅行きでスタートだ。
ついに行ってきた水郷。
僕の過去の釣り記事は,2015年度まで水郷ばかり。2016年度から入ってきたメトロリバーでの釣果は,正直芳しくない。
ならばさっさと水郷に戻ればよいのではと考えるだろうが,そういう環境にない。少なくともメトロにバスが居ないわけではないし。
しかし,それでも水郷に戻ったのはこの時期を外すとなかなか難しくなるため。とくに9月以降の水郷はまったく厳しいので夏のうちに水郷を味わっておくに限る。
そして鹿島セントラルホテルに8時到着。
完全に鹿島コンビナートへの通勤バスであるこの路線。20分おきに出ているので,今度からギリギリ乗車でもいいだろう。なにしろSuica決済なのだから
ニコニコレンタカーで今日の相棒を借りる。
ニコニコレンタカー神栖平泉店で今日は借りる。格安レンタカーであるがまったく問題ない。これでなければ僕の財布は緩まなかったし,今後も支持する。
それにしても,最新の軽自動車ってやっぱりよく出来ている。CVTとアイドルストップがなんとも不慣れな感じだが,リッター18キロも走るので財布に助かる。
今日はこんな感じで準備。カッパと長靴は不要だった。
さあ,さっそく与田浦に行ってみよう。不得意の人にとっては「狙いどころがわからない」と言われる与田浦だが,僕にとっては15年以上通った場所である。
風向きを考え,風の当たる面を探る。当然ルアーはクランクベイト。
15分ほど激しくローテーションする。クランクベイトも「ナチュラル&アピール」で非常に差がつくルアーだからね。
そしてスティーズクランク100(例のクリアモンスターチャート)に変更すると,「グイン」とアタリ。
杭に巻かれていたが20LBラインで回収した。
これで出家回避。釣り開始から30分しか経過していない。もしかして今日は爆釣なのか
さすがにそれはないようだが,ちょっと白濁しているのが気にかかる。雨が相当降ったようで,あとで利根川に行ってみたら大減水で死亡していたし。
ここは,過去の実績を頼りに「ジョーポイント」へ。いや,その周囲も含めて。
アシ際,沖の乱杭では出ない。しかし,手元の杭にスピナベを通すとモンドリングバイト
20UPだが嬉しい釣れ方。スピナベは最強ルアーですよ。
水郷でスピナベが売れないという話を何度か村田基さんに伺ったが,経験がないとこういう釣り方ができないんだろうか。まあ,ワームも面白いけど。
少し歩いて,ジョーの住処へ(笑)。ジョーはいなくてタヌキが居た。カワイイタヌキだった。うん,写真に取れなかったがタヌキはカワイイ。
バスからの応答は往路なし。復路で,沈船絡みのストラクチャーから「ゴワン」とバスが湧いてきた。20LBでブチ抜きだ。
抜き上げたらリアブレードが取れた。
グッドレギュラーのバス。もう文句ないです。
11時にもなっていない時計を見て「今日は2桁釣れるかも」などと思ってしまったが,さすがにそれはなし
。
なぜかというと「あのポイントはいまはどうなっているのだろう」と霞ヶ浦本湖などをグルグル回ってしまったから。100キロ現地移動しちゃいました。
横利根がクリアウオーターになっていた。
一番ビックリしたのが横利根の水質。明らかにクリアになっている。でも,それは異常なクリアさでもある。
僕のような単調な攻めでは横利根を攻略することなどできない。いや,もう水郷でライトリグを投げる気分になれないのも事実である。ライトリグはメトロだけでいいよ,もう。
結局日没まで釣ったが,アタリはAM中に4回。「午後から勝負ポイント」でも意外とあっさり流してしまう自分が居るのが,「いつもの水郷」という自分のパターン。
そして,鹿島セントラルホテルを19時40分過ぎに出るバスで一路東京へ。帰宅したら21時40分だった。なんかものすごく楽だなあ。
これで,メトロリバー,印旛新川(花見川),水郷と,僕にとって「公共交通機関と何か」で行ける場所が増えてきた。
真夏の花見川も面白そうだし,メトロの狡猾なバスも攻略したい。水郷の素直な魚も釣りたい。
オズマはここに「水郷に月イチ復活宣言」をしよう。