オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2019/06/01 メトロリバー 「オマツリはロマンポイントでほぐす!」の巻

2019年06月01日 18時04分27秒 | 2019オズマのバス釣りレポート


久々にアドレナで勝負だ。

 前回の出家から一週間。その後ニシネ師匠が45UP釣ったりしているが,2018年の爆釣作戦は封じられている。いや,それこそがメトロリバーの醍醐味であろう。

 5/31のAM2時頃,右背中に激痛が走って目が覚めた。果たして何の痛みだったかわからないが,腰痛という種類のものではなさそうである。近々精密検査を受けようと考えている「オヤジ」である。

 だが,釣り場に行くと服装なのか気分のせいか「あんちゃん」扱いされることが多い。今回は,散歩に来たご婦人方へメトロリバーの歴史を語らねばならない場面があったが,「実戦」の伴わない理論は無意味であると普段の心得あって,なんとかご婦人方の理解を得た。正義なき力は無能であり,力なき正義は無能なのだと,大山倍達の言葉を噛みしめる日々である

 さて,9時にロマンポイントへ到着。先行者は3名だが,自分としての狙いどころは空いていた。

 最初は4.5gスモラバ+ゲーリーシュリンプ3インチで攻めてみると「コココ...」というアタリ。なんとかかけたが,どうやら10UPのようでバラシてしまった


このワームを知らないようではモグリだな

 これは,ティムコ・シャイナースティック3インチ。安価で高比重・味付き。まさにメトロリバーのために考えられたスティックベイトであろう

 そしてこのルアーをスプリットにセットし,足元作戦を開始する。今日は濁っているので足元作戦のチャンスと見た。

 およそ5回ほど流すとラインが動き始めた。すかさず巻き合わせをする。アドレナ266L-2のパワーはやはり相当のものだ

 しかし,魚の引きは「グルグルグル....」である。これはナマズでも来たのだろう 重量感も異次元の世界である。それでも嬉しいゾ。

 ところがジワジワ巻き上げるとそれはバスである。デカイ方のバスだ。でも,新品カモフラGT-R・4LBだとまったく切れる気さえしないものだから結構強引に寄せる。


40ジャストでした。9時36分で出家回避。

 文句なしのフッキング。普段はハヤブサのTNSオフセットを酷評しているが,このサイズのワームにあうフックはなかなかないのも事実。とにかく6月も出家なしで開始した

 しかし,この後がまったく続かない。アユも湧き,ボイルも多発しているが,とにかくハードベイトから何からまったくバイトが続かない

 お昼を過ぎ,14時をすぎると途端に帰宅モードになってくる。そういえば,水郷時代も14時で見切ることが多かったな。


今日は祝勝会だ。課題は残るが結果は出た。

 そういえば,久々に「ブログを読んでいます」という読者にお会いした。やっかいなボイルに悩まされたようで苦戦されていたが,その後どうされたのだろうか。それでも,貴重な読者に「釣果に励まされます」なんて言われると,やっぱり頑張って釣果を出すことは重要なのだとも思う。読者の方にはここで改めて深謝致します。 


つつじが満開。つつじヶ丘って駅はあるが行ったことはない。行ってみるのも一興かも。

 つつじといえば子供の頃,蜜をやたらと吸っていた。大人になって試すと「かなりマズイ」のだが,子供の頃は何でも試したもの。

 実戦が普段であれば実戦に怯えることがなくなる。そのくらいに通いつめて突き詰めて,まだまだメトロ精進の道は続くのである。


【ベイトフィネスはいつから?】ダイワから1995年には提唱されていた!

2019年06月01日 00時00分58秒 | オズマのバスタックル

 バス雑誌の編集者よりも歴史を知る男,オズマです。単純に,バス釣りを始めた頃の雑誌をいまだにとってあるというだけですが,それだけ当時はセンセーショナルな出来事が多かったとも言えます。

 ベイトフィネスはすっかり定着し,メトロリバーでやっていない人は居ないほどになっています。自分は昔からやっているよ,という人も多い工夫の一つではあるのですが,メーカーがアピールしたのは結構前,実に1995年にはダイワが提唱しています。


当時はあまり理解されなかったような気がします。

 この当時のダイワは,だんだんシマノに追いつかれた頃です。いや,バンタムスコーピオンメタニウムXTによる「完全無欠のジャパンスタイル」が定着してきた頃で,ダイワの「海外バスプロを連れてきてプロモーション」という戦略に陰りが見え始めた頃ではないかと思っています。

 シマノがダイワを抜くなんて,スーパースピードマスターとかブラックマグナムの頃には考えられなかった時代です。


ときどき欲しくなってしまうこのリール。

 この「チームダイワS」は中古在庫もほとんどなく,仮にあったとしても部品供給がないため「ニコイチ」覚悟で作らなければなりません。そもそも,ダイワはSVにしてから一気に市場で巻き返しているし,自分もダイワのベイトならSV以外の購入はないなあ,というのも事実です。


当時の自重は280g。赤メタが225gだったことを思い出すといくらなんでもフィネスとは言えないような。

 これでも当時は高級リールで,「2万円したら十分高級品」だった時代。

 いつの間にか,いや,たぶん「初代アンタレス」の辺りから異常な高級化が進んだようにも思います。

 この頃の自分はまだ20代。いま考えると,猛烈な体力と時間,そして金銭をバス釣りにかけていました。こういう雑誌の広告も全部読み込む気合もありましたしね。

 それにしても,「フィネスベイト」と言われたこのシステムは定着しなかったのに,いまはすっかり「ベイトフィネス」で定着しました。

 自分の記事でも2011年辺りが導入の境になっています。いまじゃ絶対投げたくない「夢屋BFSスプール」ですが,当時はスコーピオンXTでやっていたのだから,我ながら新しいものが好きだったんだなと思います。

 まあ,たまに暇なことがあるとこうして昔話をするのはオジサンの特権です,という話でした