自分が歯周病になっていると知ったのは2019年3月。それまでは,高をくくっていた。
だが,現実に後退している歯茎は,歯周病菌に侵されていたと気づいた。
幸い,悪い見本がいる。実母である。60歳にして歯槽膿漏の大手術を行った。40歳から60歳までヘビースモーカーで歯磨きをロクにしなかった。そのせいで,いまはさらにインプラントになったが,これがもう見事に気色悪いレベル。
若い頃の母は僕に対し「自分は歯並びがいいのヨオ」なんて言い放った。たしかにそういうときがあったが,恐るべしはタバコのヤニと不養生である。
そこで決めたのが,歯周病菌と闘うこと
僕は20代から3食後の歯磨きを欠かさないが,それでもなってしまった歯周病。幸いシミたり血が出るものではないが,歯茎の衰えは恐ろしい。
そこで,近所の歯医者でマウスピースをつくってきた。いわく「寝ている間に歯ぎしりしている可能性がある」とのこと。歯は健康なのに,歯茎が妙にゆがんでいるようなときはそういう可能性があるとのことだ。型取りとマウスピース本体,保険適用で5000円程度である。
あとは,毎日の歯磨きに「歯周病対策専用」のものを購入した。
いままでも,「GUM」「ディープクリーン」などを使ってきたが,どうにもこうにも磨ききれない。かといって「クリアクリーン」は研磨剤で歯を削りすぎる可能性がある。事実,歯が妙に白いようだ。
そこで,歯科医の紹介で購入したのが写真のもの。1500円もしたが,不健康になることに比べれば安い。
丁寧な歯磨きに自信はある。しかし,自信はあっても過信は禁物。
3ヶ月毎の定期検診でしっかり歯石を除去し,とにかく悪化させないことを肝に命じよう。