オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【三平から学んだこと】一言でいうのが難しい。それが釣り,と教えてくれた。

2013年09月04日 00時00分21秒 | 釣りキチ三平語録

 僕が秋田遠征しているときに,釣りキチ三平の特別展示があった。だがときすでに遅し。この週末には終わりだ。唯一,秋田遠征で運がなかった。いや,調べなかったんだけどね...

 さて,『三平』は,僕にとっては釣りの教科書でもある。基礎は父から学んだが,「面白さ」「マナー」などは,三平から得るものが多かったように思う。

 僕の父も,釣りを教えてくれた時から(おそらく小学生以前の釣り堀),

 1.ゴミを捨ててはいけない

 2.外道が釣れたといって殺してはいけない

を実践していたから,「釣り」はそういうものだと思っていた。小学3年生のとき,小見川の黒部川で強烈なマブナ釣りによって加速した「水郷好き」になってもそう思っていた

 だがしかし,年齢を重ねて,とくに「バスブーム」といわれた1995年頃は,毎週がっくりくるものだった。とにかくゴミが多い。ヘラ釣りの人といざこざするようなポイント(具体的にいえば昼間の横利根”取材”とか)への立ち入りなど,もうやっていられなくて,新規開拓を始めていた。

 そしてときは流れた。

 ブームは去った。「釣りキチ」しか残らなくなった。でも,でも。どうしてなのか,秋田ではライギョとコイがやたらと殺されていたし,水郷ではアメナマがいつも殺されている。僕は息をしている魚ならば何度か水へ戻してあげたこともある。あまりにも残虐でひとりよがりの行為。そんな人を僕は「釣り人」とは呼びたくない。しかし,一般の人から見れば,バス釣りもなにもかも,いっしょくたに「釣り人」なのも事実。

 だから,いっしょくただからこそ,「釣りの本質」を『三平』は語っていたのではないだろうか。連載当時からあったルアー・フライに対する偏見問題,ゴミ捨て問題しかり。

 そんな『三平』。僕の本棚にもしっかりある。第19巻「イトウの原野」が初めて父に購入してもらった作品。あれでルアーに憧れた。谷地坊主のマネをしてキャストしたものだ。

 これから何度も読み返すだろう。他の「学園ラブコメ」などは全部処分したのに,梶原一騎作品同様,ずっと僕の蔵書だ。

 さて,あなたのお気に入りの『三平』テーマは何でしたか


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