このラジオをたまたま聞いていたが,途中を聞き逃したので「らじるらじる」にて再度確認した。
『巨人の星』ではしばしば星一徹が「川上は,こういう男だった」と解説するのだが,まさにその肉声があった。
しばしば言われる「絶好調のときはどんなボールも止まって見える」であるが,この肉声をはじめて聞いた。
僕は,『巨人の星』『侍ジャイアンツ』という「TVマンガ野球」で野球規則などを覚えた。高校生の頃にもギリギリ再放送があったので,早朝の再放送を見るために早起きしたものである。
もっとも,DVDを入手してからは「あの話はどうだったかな」と思い出すのに,いまだ観ている。正規品がたしかBOX3セットで3万円だったので即買いした記憶が鮮明だ。
それにしても,肉声を聞くと,普段声優さんの素晴らしい声を聞いているだけにショックである。なんというか,肉声がしょぼく感じるのだ。いや,川上哲治は偉大であり尊敬しているのだが,単純に声だけの問題である。
それほどにアニメの影響は強く,王貞治は特に実際の活躍を見ていたから「声優さんの声の方がオカシイ」なんて感覚も残っている。
それでもよい企画だった。そしてこうした企画を任せたらまさに伊集院光でもあった。
次回,「野球ロボット・オズマ」について期待しよう。