結局,古すぎるロッドには不安と年数経過による落胆しかなかった。かつての憧れは所詮「思い出」記憶だけであり実戦的ではないと,今度こそ悟った・割り切った。
そこで,さっそく「スコーピオンXV」1652R-2を注文。ZODIASの166M-2と似ているが,ルアーウエイトの差が異なっているし,さらに数千円は安価である。実質1万円弱で「センターカット2ピース」新品が買えるのだ。
ZODIASは軽量にすぎるところもある。もしかしたら,適度な重量というものを超越したのが「カーボンモノコック」なのかもしれない。
他のメーカーでもかなり探した。探したが,「馬鹿みたいに高価格(3万円以上)」か「4ピース」などで,僕の好みではない。
バスワンXTに「1610MH-2」でなく「166MH-2」があれば買ってもよかったがラインナップされていない。今後も期待できないだろう。
高価格では無意味。いやいや,安い竿ばかり買っているからダメなんて声が聞こえそうだが,一時は超高級ロッド・ヘラクレス(1本6万円近い)を5本程度も持っていた自分である。高価な竿は知っている。
しかし,どんなに高価であっても,僕の釣行スタイルが「電車」である以上は,やはりセンターカット2ピースが重要なのだ。
こういうロッドは,あるうちに購入しておかないとリールのようにはいかない。リールはOHで蘇るが,竿は1603Fがそうであるように「カーボンの寿命」を感じるものがある。シマノでさえ,あっというまに発売打ち切り,なんてことがある。2010年頃購入した「アメニスタ」という竿がその運命だったような記憶がある。
さて,とにかくもう竿はこれで打ち止めにする。折れない限り次はない。ウン,ないはずだ。
とかいっていたら,1603R-2なんてのが出てしまったりして...。2万円以下なら,買ってもよいかな。