先週の釣行後,はやくもストラディックCi4+から異音が出始めた。ベアリングとマスターギアが逝かれているような音である。マスターギア交換するのもありだろうが,ボディの傷の多さはどうしようもない。
2020年にも所有の2台をOHしたばかりだが,そのうち1台は経年劣化があまりにも影響していたのも事実である。
ローテーションさせながらとはいえ,2016年購入後毎年30回以上フルに使ってきた。その度に襲う砂塵,水。
もちろんメンテナンスもOHもしてきたのだが,やはり限界値が見えてきた。
ボディがCI4+という軽量さはやはり一番の選択肢だったが,全体的な傷も多く,補修をやり始めたら新品購入のほうが安くなってしまう。
何度も検討した。
僕にとって,ダイワのスピニングだけはありえない選択肢。なによりマグシールドで嫌な思いをしているので使えない。さらに,軽量さを追うばかりの「モノコックボディ」なる,冷静に考えれば「力を逃がす場所がない」というボディ構造が,僕の購入決断に至らない。実際,何度か20ルビアスを触ったことはあるが,驚きを感じなかったのだ。
コンプレックスCI4+はストラディックの派生版。そうなると同じく限界値は近いだろうし,そもそも1回購入して「イマイチ」な気分になっている...。
唯一,16バンキッシュ2500Sは使ってないに等しいので痛みがない(だからこのリールを使えばよい話なんだけど)。となると,19バンキッシュと2台体制にするしかないだろう。
もちろん,ツインパワーなども検討したが2500Sで210g。200gを超えると急に重く感じるのが,僕のスピニングリールの釣り。
ステラはあまりにも別格だが,僕に必要なのはやはり「軽量かつ耐久性」という矛盾したものである。ステラより安価なのでなく,ステラの重量感では購入できないのだ。
今回,ポイントが溜まっていたことも大きな購入要因。さらに購入時にポイント10倍還元となっていたので,結論として相当に割り引かれるのも大きい。
ベイトリールよりはるかに複雑な構造が,スピニングリールにあり,それゆえに改善がつねにされてきた。
19バンキッシュ。発売から1年経過したので,初期不良も改良されたであろう。
使わせてもらったことは何度もあるので,実戦投入が待ち遠しい。